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第51回 6m&downコンテストに参加

2021年07月04日 23時35分28秒 | アマチュア無線

梅雨のこの時期の無線のイベントといえば6m&downコンテスト。50MHzはEsが出るかどうかで大きく結果が変わってくる面白いコンテスト。145MHzや430MHzは標高の高いいいロケーションから運用すれば好成績が望めるって所も面白い。私の一番好きなコンテストです。再開局前のコンテスト参加時は毎年どのようにして参加しようか?1ヶ月位前から色々考えていました。私の常置場所から比較的簡単に3000m級の山から運用できたのが木曽の御嶽山(3063m)。簡単といっても荷物がめちゃ多いので大変な苦労でしたけどね。でも好成績が残せるといいなと言う願望で担ぎ上げをしてました。

今年は再開局して最初の6m&downコンテスト。山からの運用も考えましたが担ぎ上げするだけの体力もないしコロナ禍でもありますし。天候も良くなかったので常置場所から参加しました。


第51回 6m&downコンテストに参加

常置場所のアンテナは50MHz帯が釣竿LongWire+AH-4。144MHz帯と430MHz帯は1.5m長ほどのモービルホイップ。共に2階のベランダに設置。この設備でQRPで参加しても結果は出ない事はわかっていますが参加はしてみたいと思い程々に運用しました。21時にスタートして約4時間、午前1時頃までで38qso。10qso/h程度の交信。まぁそんなもんでしょう。CQ局を探してももう同じ局しか見つからなくなりCQを出しても呼ばれなくなったのでしばし就寝。山岳移動してたときは18時間フル参加だったのですけどね。もうそんな体力ありません。

04:30頃に再開。50MHzで少々交信できてその後は144MHzや430MHzを行ったり来たり。7時台に少し交信レートがあがるも14qso/h程度。その後買い物に出掛けてとか。入賞狙いモードじゃないからのんびりと運用しました。

お昼を回るとCQ呼び回りをしても同じ局ばかり。それといつもコンテストの時に思うのですがお昼過ぎるとなぜがみんな信号が弱くなってくるような。。。蚊の鳴くような音の電信。交信は出来るんですけどか細い音になって来るんだよなー。原因不明ですけど。13時の時点で88qso。100qsoが見えてきたのでちょっと真剣に。せめて100qsoはやっておきたいな。14時に100qsoに達成したのでちょっと気が抜けましたがもう少し続けてラストスパート。8qso積み上げて108qsoで終了しました。


コンテスト結果

108qso24マルチ=2,592点。この設備でQRPでを考えたら満足です。交信数も沢山しておきたいところですがいかにマルチを増やすかがポイントなんですよね。430MHzはこれ以上マルチは増えないだろうから50MHzと144MHzが鍵なんだろうな。50MHz帯で少しだけ開けてきたのか北海道の局と数局交信できました。マルチ3つゲット。103上川は運用局も多いでしょうから比較的ゲットしやすいけど101宗谷をゲットできたのは良かったです。熊本も聞こえていて呼んだのですが力及ばず。。。移動運用でガツガツ入賞狙いで運用するのも楽しいですがきちんとご飯を食べて寝て。少々お酒も飲みながらエアコンの効いた部屋でのんびり運用するコンテストもそれなりに楽しかったです。


過去のコンテストとの比較・振返り

これは2007年に木曽御嶽山(3030m付近)岐阜県側/2として運用した時の記録。同じくQRPで運用。アンテナは50MHzが2eleHB9CV、144MHzが5ele八木、430MHzが9ele八木でした。運用風景の写真を過去に載せたことがあったかと思いますが御嶽山の外輪山部分ピークに設置。よく飛びました。当時6DのシングルオペQRP(XP)部門では過去最高の記録であっただろうと記憶しています。その後1エリア運用のUJXさんに塗り替えられましたがマルチの数は今でも負けていないんじゃないでしょうか?関東圏の運用局数が羨ましいなと思ったほどです。

2007年のQSOレートグラフ。スタートダッシュで40qso超。最高は1時間当たり60qsoに迫る勢いでした。QRPでも十分に楽しめるって実感したコンテストでした。

下は今回のQSOレートグラフ。やっぱり伸びませんね。

過去のコンテストの参加内容を振返るのも結構面白いもの。辛い思いして登って運用して。金曜日の朝に仕事に出掛けて1日働いて帰宅後荷物を積んで出発。登山口を午前3時頃出発し30Kg程の荷物を担いで頂上へ。休む間もなく設営開始。16時頃にセット完了で試験運用したりご飯食べたり。20時頃から周波数確保の為にCQing。翌日のコンテスト終了までほぼ休憩無し。15時にコンテストを終えて撤収作業に1時間ほど。16時半頃下山開始で辺りは暗闇になるころ車に戻ってまた自宅に戻る。22時頃帰宅してバタンQって感じで今じゃ考えられないハードさです。

いつかは1エリアとの交信ができる富士山山頂付近から6m&downに参加してQRPの記録を塗り替えたいなー。っとずっと前から思っています。ただ6m&downは梅雨の期間真っ只中。天候に大きく左右されるんですよね。富士山山頂で雨に降られるときついもんなー!



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まろ)
2021-07-06 03:51:18
6Dコンお疲れさまでした。きりたっぷさん優勝歴があるんですね。確かにその後UJXさんが強烈スコア出してましたね。本人と堂平でお会いしたことありますが6時間運用で600Q近く出すんですもんねー。私も今回同じXP部門でした。どうなるかなあ。。山運用は、ほんと条件がそろわないとキツイですね。交信数は彼のスコアに届くのですが。マルチがねー、、黒点最盛期にやらないとダメですね。。もー老人なので強行軍はなるべく避けてますw
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Unknown (jp2ufw)
2021-07-06 07:45:42
XP部門で参加されたんですね。
代表田の関東平野が羨ましいです。過去のようにアマ無線の運用局が多くないのでコンテストの記録を塗り替えるのも大変になってきているかもですね。
あの峠で/0で出たら0エリア1位は確実でしょうね。
やっぱりいかにマルチを稼ぐか。ですね。
私は2エリアXP1位の記録は残っていますがUJXさんの記録との差が激しくて。今回のコンテストは2エリアで出ていたようで少し気になってます。
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Unknown (まろ)
2021-07-06 20:28:22
そーですねー、大票田のある1エリアは良いですねー。長時間Esがあると8や6エリアも羨ましいです。今回2エリア運用の方のマルチが伸びていたようです。北関東では入感なかった中長距離を拾ってました。
仰る通り、この峠、県境跨いで/0で出ればほぼエリア1位ですね。それも考えたのですが既に2から来られたKRHさんが鎮座しておられました。
あと、訂正です。堂平でお会いしたのはUJXさんでなくPVJさんでした。失礼いたしましたm(__)m
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