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Iwaoのタルムード 事実は小説より奇なり

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どうして傾聴力が大切なのか1

2020-06-01 12:52:05 | 井戸から出た蛙 大海を見る
どうして傾聴力が大切なのか1








    
傾聴

ビジネスの世界でコミュニケーションスキルはとても重要です。コミュニケーションと聞くと伝えることに焦点を当てがちですが、むしろ大切なのは聴く力です。



傾聴とは?

「傾聴」という言葉を辞書で引くと、「耳を傾けて熱心に話を聞くこと」とあります。もともとはカウンセリングにおける技法で、相手の気持ちに寄り添って、注意深く共感的に「聴く」ことを意味します。臨床心理学における「傾聴」は英語で「active listening(アクティブリスニング)」と言います。


「active listening(アクティブリスニング)」は「積極的傾聴」とも言われ、相手の話にしっかりと耳を傾けることで真意を引き出して理解することを指す言葉です。

「きく」には3パターンある

「きく」という行為は3つのパターンに分けられ、漢字で書くと違いがよくわかります。 3つの漢字とは、「聞く」と「訊く」と「聴く」の3つです。



「聞く」

一般的に広い意味で使われる言葉ですが、辞書では「音や声を耳に受ける。感じ取る。」とあるように、正確には「聞こえる」という方が近いニュアンスです。つまり、特に意識せずに音や言葉が自然に耳に入ってくる状態で、英語では「hear」に該当します。

「訊く」

辞書では「たずねて答えを求める。問う。」とあります。持っている疑問を明確にするための行為で、相手の話をどんどん深掘りして、答えに迫るために質問することです。もっと極端な言葉を使うと「尋問」や「詰問」という言葉が当てはまるかもしれません。

「聴く」

辞書に「心を落ち着け、注意して耳に入れる」とある通り、意識して耳を傾けることを指し、これが「傾聴」に該当します。音楽鑑賞の他、スピーチや講義を聴くという場合にも用いられます。英語で言うと「listen」です。




漢字が表す「聴く」の意味
「傾聴する」という行為を理解するには、漢字を見ると一目瞭然です。「聴」という漢字には、「耳」「目」「心」という3つの文字が組み合わさっています。つまり、「耳だけでなく、目と心を併用してきく」ということを示す言葉と理解するとよいでしょう。 具体的には次のようなポイントが含まれます。
• 1.耳できく 相手の言葉に耳を傾けて最後までしっかりと聴く
• 2.目できく 表情やしぐさ、声のトーンなど話している相手の様子に注意を払う
• 3.心できく 相手の言葉を理解して受け止め、相手の真意や感情に寄り添って共感する







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