1 原因を内に求めるか外に求めるか。
2 相手中心なのか自分中心なのか。
3 本質論か方法論か。
4 全体観なのか部分観なのか。
5 原因優先主義か結果優先主義か。
1 原因を内に求めるか外に求めるか
◆ポイント
① 自分に起こったマイナス現象を人のせいにしない。
② これから自分をどのように変えていくのかを考えて実行する事。
③ 五つのものさしの中で最も大切なものさしである。
2 相手中心なのか自分中心なのか
◆ ポイント
① 相手の喜ぶ事を考えて行動する。
② 道理を無視して相手のわがままを聞くことではなく、相手が良くなる事を考え実践する。
③ 相手との共通目的(お互いに良くなる事)の存在を確認することが大事。
3 本質論か方法論か
方法論は「どのようにする」との「現象・行動の選択」であり、
本質論は「何のために」との「人間の思いと目的」の事である。
◆ ポイント
① 上(現象)を見て下(本質)を探ることが大事。
② 自分の持つ相手への感情と考えが原因で、相手への態度として
表われる。
③ 本質を見抜けば手段の選択に迷わなくなる。
④ 打つ手段が当たるので楽になる。
⑤ 方法論に確信が溢れてくる。
4 全体観なのか部分観なのか
・全体と部分は明らかに違う
◆ ポイント
① 仲間同士の情報の共有をはかり、全体をつかむ努力をする。
② トップリーダーと報連相を行い、確認を怠らないこと。
③ 全体観(目的感)から見たうえで、各部門の努力項目を考える。
5 原因優先主義か結果優先主義か
★ 過去の事実が原因となって、今日の結果となって表われてる。
★ 未来に結果として表われるのは、今日の原因作りという事実。
◆ ポイント
① 相手の可能性を信じて励ましていこう。
② 困難な状況も自らの飛躍のチャンスと捉え、希望をもっていこう。
③ 何があっても、全て自分で変えていけると言う確信を持つ。
最後に
『問題はなくなることはないが、
五つのものさしを身につけたら、
問題で悩むことはなくなる。』
人のせいにしないで、自分の方から
相手のために、相手の喜ぶことを
やり方・方法にこだわらず
小さなことでもいいから
今、出来ることを、どんどん実行していきましょう。