だせなかったLove Letter:72

2014-04-29 | 自作小説:私小説
お腹が減っていた
夕方だ
仕方がない

近所のスーパーを彷徨っていた

最近
何を食べたらいいか
よく迷う
カロリーを計算するせいだ

こんな生き方
悲しい気がする
でもそれが
長く生きること
仕方がない

冷凍食品を物色しているとき
妙な感触を感じた

振り向くと君がいた
あの日と変わりない君がいた

君が僕を突っついていた

そのとき
分かった気がした

なぜ
僕が君に恋したか

また一目惚れした
君は美しすぎる

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