貞観法 和らぎ通信

和らぎ体操研究会のニュースなどを中心にして記して行きます。

「籠る」ということ その18

2006-11-29 13:15:10 | 「籠る」ということ

太陽の再生を乞う祭り? そのⅥ

 この写真を頂いた時から私に一つの疑問が生まれました。

 新聞記事に発表されてあったように、寺野東遺跡の環状土盛遺構が冬至の日に筑波山から昇る、太陽を祭祀するための施設と考えられるのであれば、この頂いた写真に写っているように、何故、冬至の日の当日に筑波の頂から朝日が昇るのを望むことの出来る場所ではないのだろうか。

 この遺跡から眺められる冬至の日の日の出は筑波の南麓からのものです。少し半端なような気がしてしまうのです。

 冬至の日の出が意識されたというのであれば、当然、山頂部分からのものであるほうが説得力があるように思うのです。

 寺野東遺跡の環状盛土遺構から結城ガーデンのある位置は南へ直線距離で約400~500メートルあるようです。

 この二つの地点から眺められる日の出の位置にどの位の違いがあるのかも詳しくは解りません。

 そこで国立天文台の暦計算のサイトに当たったりしましたが、おそらく標高が0で計算されているせいだと考えられますが、実際の日の出の状況を把握できることは出来ませんでした。

 そこでいろいろサイトを検索したら、結城市の結城市立情報センターのサイトで定点で筑波山の方向をカメラ撮影していることを知りました。


結城市立情報センターURL
http://weather.info-yuki.net/teitencube/JPNIBR002/latest.html

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「籠る」ということ その17

2006-11-24 08:12:06 | 「籠る」ということ

太陽の再生を乞う祭り? そのⅤ

  女将さんによると、筑波の山頂から昇る朝日は毎年1月の12・13日に見られるというのです。「その日には店の敷地を皆さんに開放して撮影会を行っています、 是非来て見てください」と、撮影会への参加を誘われました。

 そして、私が求めたパンフレットについては「日の出の写真を載せた刷りものはウチでは出していませんが、これは今年のウチの年賀状に使った筑波山からの日の出の写真で、私が写したものですがお持ち下さい」と言って、私に下の写真を下さったのです。

 好意に感謝しながら頂いてきました。

 お誘いを受けた翌年(今年)の1月には是非にも訪ねたいものと思いつつも、残念ながら行くことが出来ずにいます。

 毎年この店では、この日に近くの神社の神官を招き、朝日があがる前に「お祓い」を執り行っているということでした。

 機会を作って約束を果たしたいと思っています。

 この場を借りて写真を下さった女将さんに厚く御礼を申し上げます。

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「籠る」ということ その16

2006-11-19 22:45:59 | 「籠る」ということ

太陽の再生を乞う祭り? そのⅣ

 紹介された結城ガーデンさんというのは割烹旅館さんでありました。

 フロアに入ってみると成程のこと、筑波の峰の間から昇る真冬の旭日が写された写真が、大きく引き伸ばされたものが何枚か壁面に飾られています。

 丁度昼時の時間でしたので、ここで食事が取れるものなのかを確認してみると、頂けるとのこと。案内されて通されると、そこは3階の宴会場らしきところ、あいにくの梅雨空でしたから、残念なことに筑波山は望むことは出来ませんでしたが、この建屋からの眺望はとても良く、東方には遮るものがほとんど無く、眼下に田川の流れが見え広くひろがる鬼怒川の氾濫原が田んぼとなってどこまでもつづいています。

 ああ、このような景観の中に住していたのなら一年中、東の空から昇る太陽を拝することは容易にできるに違いが無いと思えました。

 食事が済んだところで、配膳してきた女性に「お宅の壁には筑波山から昇る朝日を写した写真が何枚も飾ってありますよね、今さっき隣の縄文広場の資料館の方に聞いてきたのですが、こちらでは1月に筑波山からの日の出を撮影する会を催しているとかということですが、それの案内とか写真集とかはありませんか?」と尋ねてみました。

 「少しお待ちください」と言って、その方が奥の方に入っていってから暫くすると、この店の女将さんらしき人が現れ、慇懃に挨拶されてしまいました。何やら此方の方が逆に恐縮してしまいましたが、女将さんは続けて、筑波山からの日の出の様を懇切丁寧に教えてくださったのです。

 

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「籠る」ということ その15

2006-11-17 21:47:08 | 「籠る」ということ

太陽の再生を乞う祭り? そのⅢ

 一通りすべてのポイントのガイドをボランティアの方から受けたのですが、私が期待していた話題は出ずまいです。

 思い余って、「私がここへ見学に来た目的は、この遺跡の環状盛土遺構が冬至の日の日の出を祀る、祭祀遺跡ではなかったかという説を、ここの遺跡の調査が行われている時の新聞報道で読んだことがあったものでしたから、実はこのことについて詳しく知りたいものだと思い訪ねたのですが、そうした話はお聞きになっていませんか」。とガイドしてくれた方に聞いてみたのです。

 案内してくれた人の曰く、「いろんな学者がいろんな説を言っているようだけど、その話はきいたことないなぁー、一応は私も遺跡の発掘調査報告書は読んでいるけど、やっぱり、そんなことは書いては無かったですよ」です。

 さあ困ったと思いながらも、なお食い下がって「それでは、日の出そのものについてでも良いんですが、これに関したことを聞いたことはありませんか?」と聞いてみました。

 ものは試し、ダメ元だと思いながらの質問だったのですが、聞いてみるものです。

 「ああ、そういうことでしたら、この直ぐ隣に結城ガーデンという所があって、そこでは毎年2月の中頃に、筑波山の男体山・女体山の二つの峰の真ん中から昇る朝日を撮影する会というのを行っていますよ」と言うではないですか。シメタと思いました。

 早速、紹介された「結城ガーデン」さんへ行って見ました。


結城ガーデンHP
 http://y.gnavi.co.jp/101743/

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「籠る」ということ その14

2006-11-17 21:46:51 | 「籠る」ということ
太陽の再生を乞う祭り? そのⅢ

 一通りすべてのポイントのガイドをボランティアの方から受けたのですが、私が期待していた話題は出ずまいです。

 思い余って、「私がここへ見学に来た目的は、この遺跡の環状盛土遺構が冬至の日の日の出を祀る、祭祀遺跡ではなかったかという説を、ここの遺跡の調査が行われている時の新聞報道で読んだことがあったものでしたから、実はこのことについて詳しく知りたいものだと思い訪ねたのですが、そうした話はお聞きになっていませんか」。とガイドしてくれた方に聞いてみたのです。
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