14勝目、そしてまた文句

オカーの3Pで14勝目

　レイアレンが審判のコールについて文句を言っているようだ。

　この前のフィルジャクソンもそうだが、ジャズのホームでの
　審判のコールに文句を言う人が昔から何かと多い気がする。
　まあ実際にコールはあやしいと思う時はしばしばあるが…

　ただしそこはアメリカ。ホームコートアドバンテージの国と
　いうこともあるし、観客の熱狂が多少そうさせていると思われる(?)
　そもそも言ってる側だって勝ったらそんなこと言わないわけだから
　ただの負け惜しみ、負け犬の遠吠えというわけだ。

　勝てば官軍、そんなことを思わせられる今シーズンである。


　"I thought tonight we had a bad whistle, plain and simple,"
　said Allen, who made 13-of-14 free throws. "I can sit here and
　be disappointed at the calls that they made, which were the
　wrong calls, but we still had opportunities to win the game."

ティロン・ルー

スローンHCがコーチオブザマンス獲得。
開幕月13勝4敗で最も衝撃を与えただけに当然だ。

　ここ数年ホークスの試合を見ていると思う。
　ティロンルーがここまで活躍し続けられる思った人がいただろうかと。

　ルーと言えばレイカーズ時代シクサーズとの00年ファイナルでの
　アイバーソンへのディフェンスで有名になり人気が先行したと記憶
　しているが、その後も特にブレイクすることもなく平均5～10点、
　数アシストのシーズンを繰り返していた。
　当時はシュート力とディフェンスのスピードはそこそこあるが、ゲーム
　メイクが特に優れているわけでもなく無謀なドライブなどが目立っていた
　ように見えた。

　しかしホークス移籍後はPG不足のチーム事情もあり、スターターのPGより
　重要な役割を努めている。それに伴いゲームメイクも向上しており、
　もともとシュート力・ディフェンス力はあるため、サイズはないが意外に
　バランスのいいPGだ。

　そして今シーズン、期待されたスピーディークラスクトンが怪我などもあり
　本調子といかない中、昨年までと変わらずスターターのクラクストン以上の
　出場時間とスタッツを残している。
　アメリカには背には恵まれないが才能のあるプレーヤーが多いとよく聞くが
　まさかルーがそのうちの一人とは思わなかった。
　レイカーズ時代の姿からはここまで長年NBAに残っているルーを想像できた
　人はそうはいないのではなかろうか。

　今シーズンは今のところ15.8点、4.1アシスト、チームの勝利があれば
　6thマン賞が十分射程距離内の働きをしている。
　ホークスがそこまで勝つということはないだろうが、ルーの働きは今後も
　注目していきたい。


　　00年ファイナル組といえばラジャベルもまさかここまでになるとは思いも
　　しなかった。サンズのシステムとナッシュがベルを成長させたのだろうが
　　ジャズ時代にも今の活躍がしていてくれればとついつい思ってしまう…