アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Supernatural 1-8 "Bugs"

2005年12月06日 | TV: Supernatural
今回(11/8放送)は建売住宅の建築・販売に携わる人たちが次々と怪死を遂げるという話。

オハイオ州の新興住宅地。ガス工事をしていた男性が穴に落ち、甲虫の群れに襲われて死んでしまう。彼は脳髄を食われていた。

ディーンとサムはその落とし穴の中で甲虫を数匹見つけるが、それだけでは真相解明の手掛かりにはならない。2人はちょうど行われていたオープンハウスに客のフリをして出向くが、そこでゲイ・カップルだと思われてしまうところが面白い。

オープンハウスを主催しているのはデベロッパーのラリーだ。彼の家族たちは自ら、この住宅地の1軒目を購入していたのだ。また、2軒目を購入したのは不動産エージェントのリンダだという。

ディーンは瓶に入った虫に気付く。ラリーの息子マットが虫好きでいろいろと集めてるのだが、ラリーにとってはそれが悩みの種だった。

サムはマットがタランチュラでリンダを驚かそうとしてるのに気付き、さりげなくリンダを他へ導く。ラリーはマットを叱りつける。

ディーンとサムはこの新興住宅地に関わる死人が他にも出ていた事を突き止め、売家の1つに試験的に泊り込む。その夜、不動産エージェントのリンダがシャワーを浴びてる際に虫の群れに襲われて死んでしまう。ディーンとサムは現場に忍び込み、蜘蛛の死骸を見つける。

午後。マットがスクールバスを降りた後、家には真っ直ぐ帰らずに森に入っていく。ディーンとサムはマットを尾行する。マットは理科のプロジェクトのために昆虫観察を続けているのだが、虫たちの様子がおかしいという。マットは虫たちが密集している場所にディーンとサムを案内する。地面が盛り上がっている場所をディーンが手探りしてみると、地面が崩れる。その下の穴には古い頭蓋骨があった。

サムはマットが父親とうまくいってないのに同情し、「大学に行くまでの辛抱だよ」と言う。だが、ディーンは「家族とは一緒にいるべきだ」と反対の立場を取る。

サムはラリーとマットの関係を自分自身と父の関係に重ね合わせていたのだ。「普通の人間として暮らしたい」と言って大学進学を目指すサムに父は「そんな事は止めて、魔物退治の訓練をしろ」と厳しくあたっていたのだ。

「俺が何をしようと、親父を満足させるのは不可能だ。たとえ親父を見つけたところで、向こうが俺を受け入れてくれるとは思えない」とサムが言うと、ディーンは「いや、それは違うよ。親父はお前を1人きりにするのが心配だったんだよ…どうやって守ってあげられるんだってね。お前がスタンフォード大学にいる時だって、何度も様子を見に行ってたんだぜ」と明かす。「どうして、その事を教えてくれなかったんだ?」と責めるサムにディーンは「だって、お前、電話にも出なかっただろ?」と答える。

ディーンとサムは学生になりすまし、地元大学の人類学教授に頭蓋骨を検定してもらう。その結果によると、約170年前のネイティヴ・アメリカン(インディアン)のものだろうという。2人は近くのインディアン保護区に出向いて情報を探る。実は昔、ちょうど新興住宅地のあたりでネイティヴ・アメリカンのが白人の兵隊たちに全滅させられていた。その時、のチーフが「この地に住もうとする白人は『自然』によって滅ぼされるだろう」という呪いをかけたのだ。白人の兵隊たちが6夜にわたって残虐行為を働いたことから、呪いも6夜続くのだという。すると、今夜がその6夜目となるはずだ。

夜。ディーンとサムはラリーたちを立ち退かせようとするが、そこに虫の大群が飛んで来る。ラリーの家族とディーンたちは家の中に隠れるが、壁の隙間や暖炉等から虫がどんどん侵入して来る。ディーンは殺虫スプレーに火をつけて虫を追い払う。スプレーと炎により、どうにか朝まで持ちこたえることができ、虫たちは去って行く。全員、無事だった。

政府はこの新興住宅地の建築を中止させる。ラリーは多くの投資金を失うことになったが、晴れた顔をしている。ようやく息子のマットと心が通じ合えるようになったからだ。だが、マットは「もう虫はこりごりだ」ということで、これまでに収集した虫のコレクションを捨てることにする。

サムは「親父を見つけて、過去の事をちゃんと謝りたい」と、こちらも晴れた顔だ。

【今日の一言】
Dean: Don't worry. We'll find him and you'll apologize. Then within five minutes you guys will be at each other's throats.

最新の画像もっと見る