CSI 8-06 "Who & What"

『CSI (CSI: 科学捜査班)』と『Without a Trace (FBI: 失踪者を追え！)』のクロスオーバー・エピソードの前編。ネタバレ度＝弱。【アメリカ合衆国での初回放送 = 2007年11月8日】

ラスベガス郊外の住宅で、子どもとベビーシッターが殺害される。早速、CSIチームが乗り出すが、FBIから待ったがかかる。

6時間後、FBIのヘリコプターがようやく現場に到着する。ニューヨークを拠点とする失踪者捜索班のジャック・マローン捜査官がはるばるやって来たのだった。

ジャックは6年前にニューヨーク地域で起きたベビーシッター殺害＆幼児拉致事件をずっと追っており、今回の事件も同一犯人によるものかもしれないと思い、駆けつけて来たのだという。また、他州のいくつかの未解決殺人事件とも関係あるかもしれない。

つまり、この事件は州をまたいだ連続殺人＆拉致事件の一環として、本来はFBIの管轄になるのだが、FBIは他にもさまざまな事件を抱えており多忙なため、ジャックは現地のCSIチームの協力を仰ぐ。こうして、FBIとCSIはお互いの手の内を見せ合いながらも、それぞれのやり方で捜査を進めることになった。

Jack Malone: You do your thing. I'll do mine.

ギル・グリッソム主任率いるCSIチームおよびラスベガス警察は積極的に協力し、ジャックを助ける。このあたり、縄張り意識のようなものがほとんど感じられないのが不思議。

視点としてはジャック＆グリッソム（彼らは「ジャック」、「グリッソム」と呼び合う）のコンビが中心で、あとはオマケという感じ。ただ、この2人は決して笑わないので、他のメンバーを交えた絡みの方が楽しいかも？

(サラがグリッソムの愛犬ハンクを世話していると知り)
Jack Malone: Oh, yeah, that's how it starts. I have some experience dating in the workplace.
Gil Grissom: Really? And uh... how'd it work out for you?
Jack Malone: Undetermined.

一方、犯人は犯行を繰り返しながら、アリゾナ州に寄り道し、ニューヨークに向かう。

ジャックはアリゾナで重大な発見をする。


(後編につづく)