アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Everwood 4-5 "Connect Four"

2005年11月27日 | TV: Everwood
今回(10/27放送)はハロウィーンとキャンプの話。ハロルド・アボット医師役のトム・アマンデスが監督を務めた。

Sam's(ニーナが経営する喫茶店=息子のサムにちなんで付けられた店名→エイミーもバイトしている)でブライト&エイミー兄妹が話している。「お兄ちゃんがリードはゲイだっていうから、彼の前では化粧もちゃんとしてなかったわ。どうしてくれるの!?」とエイミーが文句を言う。ブライトはリードが「パートナー云々」と言った時にゲイのパートナーのことだと勝手に思い込んでいたのだが、実はラボのパートナーのことだったのだ。

そこに、ちょうどリードが現れる。ハロウィーンの夜にお化け屋敷のイベント(収益金は恵まれない子どもたちのために寄付する)をやるのでエイミーにもボランティアとして参加してほしいのだという。エイミーは「これはリードに近づくチャンス」とばかりに快諾する。リードは「詳細はEメールで送る」って言ってるけど、じゃあ、すでにお互いのEメール・アドレスは知ってたわけ?(大学のEメール・アドレスかな?)

ハロルドは毎秋、息子のブライトを連れてキャンプに出かけることにしている。父子の絆を深めるためだ。そして、今年はアンディ&エフラム父子も誘うことになった。

エフラムは父アンディからキャンプに誘われたことをブライトに告げる。「じゃあ、今年はお前と一緒だな」と喜ぶブライトにエフラムは「でも、ピアノのレッスンでスケジュールが埋まってるから無理だよ」と言う。まあ、アンディと2人きりになるのを避けたいんだろうけどね。

エフラムはカイルの他にも何人かの教え子を持つようになっていたが、「ほとんどカイルに付きっ切り」なのだという。「カイルだけ無料でやってやってるのに変だけどね」と言うエフラム。

ピアノ・レッスンでのカイルは相変わらず自信過剰で横柄だ。エフラムはそんなカイルにキレて「週末の間、自分で練習しなさい。僕は親父とキャンプに行くから」と言って立ち去る。カイルは不満そうだ。

ちなみに、カイル役のスティーヴン・R・マクィーンは往年のアクション映画スター、スティーヴ・マクィーンの孫。

エイミーとハンナがハロウィーンのコスチュームを買いに行く。エイミーはリードの気を引くようなセクシーなコスチュームを選ぶ。

ブライトとハンナはいつものように(ブライトのアパートで?)キスをしていた。でも、それ以上の関係に進みそうな気配になると、ハンナはブライトに「キス以外はダメ」だと言う。ブライトは「そんな事わかってるよ」と嘘をつき、ハンナをとりあえず安心させる。

ジェイク(彼が経営する医院が久々に登場)は最近、botox(シワ治療)の患者を多く扱うようになっていた。あまりにも多忙なため、受付兼看護婦のエドナが「本当の病気で来てる人は一体何人いるんですか!?」とキレる。エドナは「金儲けと病気の治療とどっちが大事なのか!?」と言わんばかりだ。

ジェイクは「自分が新しい事を学びたくないからといって患者さんに八つ当たりしないように」とエドナを諭す。彼はしばらく前からエドナに皮膚治療のセミナーに行くように指示していたのだが、彼女はなかなか行こうとしなかったのだ。

「これはシワ治療だけでなく、皮膚癌等、さまざまな皮膚病の治療にも役立つことなんです。私としてはあなたにステップ・アップしてもらうか、そうでなければ別の人を探すしかありません」というジェイクの説得により、エドナは後日、セミナー受講の手続きを取る。

アンディがキャンプ用にボードゲーム等を用意していると、ディリアが「お兄ちゃんの気を引こうと思ったら、逆に距離を置いて、あっちから来させるようにした方が良いわよ」と提案する。

キャンプ初日。アンディ&エフラム父子とハロルド&ブライト父子は家族毎に別々のテントに寝るはずだったが、アンディはディリアの提案に従って距離を置くことにする。つまり、アンディとハロルドが1つのテント、エフラムとブライトがもう1つのテントを使うというわけだ。ハロルドの「それじゃ、親子の絆を深めることにはならないだろう」という指摘にもアンディは耳を貸さない。

第1夜。父親たちが星を見に行ってる間に、ブライトはエフラムに「ハンナは結婚まで婚前交渉はしないことにしてるんだって」と告げる。この時の言い方が「She's not going to have premarital sex until she's married.」と重複してるところがいかにもブライトっぽい。エフラムが「それは…」と訂正しかけて、「いや、いいよ(Never mind.)」と言うんだけど、こういうやり取りがこの番組の脚本&演出&演技の秀逸さを象徴していると思う。

ともかく、女性経験が豊富なブライトとしては性交渉なしの交際に戸惑いを隠せない。「『セックスしないのなら別れる』なんていう男にはなりたくないんだけど…」と悩むブライトだが、「お互いが期待するものが異なるんだったら、ハンナにとっても別のボーイフレンドを見つけた方が良いと思わないか?」というエフラムの指摘により、ハンナと別れる決心をする。

2日目。ここ10年、全く同じ日程を忠実に実行してきたらしいハロルドが「ハイキングに行こう」とアンディを早朝から起こそうとするが、「エフラムとの距離を置くために」アンディはわざと寝坊を決め込む。

第2夜。エフラムはアンディに「どうして僕のことを避けてたわけ?」と尋ねる。アンディは「実はどうしたら良いかわからなかったんだ。喧嘩するよりはマシだしね」と答える。

アンディはエフラムがエヴァーウッドに戻ってきた本当の理由を尋ねる。エフラムは「エイミーにまだ未練があったから」と答える。エフラムはマディソンのことでアンディに対して怒りを抱いていたが、エイミーに八つ当たりするような形で別れてしまった。「でも、今さらどうしようもないよね」と諦め顔のエフラムだが、エイミーのことはさておき、「自分の家に戻ってきて良かった」という。

ハロウィーンのお化け屋敷にセクシーなコスチューム持参で到着したエイミーだが、リードから「君にはこれを着て欲しい」と案山子のコスチュームを渡される。また、リードは別のセクションで別のパートナー…アリスというセクシーな女性と一緒で、エイミーも別のパートナーと一緒だという。エイミーにとっては全くの期待外れだ。

ハンナがサムを連れてお化け屋敷にやってくる。エイミーの状況を知ったハンナは「ここはあたしに任せて、あなたはもう帰りなさい」と交代してあげる。

キャンプの最終日。ハロルドとブライトは湖でボートを漕いでいる。だが、ブライトは「毎年毎年、同じことばっかりじゃんか。お父さんが教えてくれることだって10年前に教わったのと同じだ。いくら僕が頭が悪いからって…」と明らかに苛立っている。「それに、他にやることがある(ハンナとの別れ話のことだろう)」と言う。すると、ハロルドは「じゃあ、今すぐ引き返そう」と言って方向転換をする。

リードがエイミーの家を訪れる。リードは「昨夜、具合が悪くなって途中で帰ったんだって?」と心配顔だ。エイミーが「アリスとの邪魔をしちゃ悪いと思って」と言うと、リードは「実は彼女、ボーイフレンドと会うために早めに帰っちゃったんだ」と明かす。そして、リードは「君、綺麗だね」と言ってキスをするのだった。

ピアノ・レッスン再開。カイルの母トレーシーが迎えに来る。カイルがトイレに行ってる間、トレーシーはエフラムに「カイルには友だちがいないんです。父親もあの子が10歳の時にいなくなって…この週末の誕生日にも電話すら寄越さなかった」と明かす。「カイルは実はあなたとのレッスンをいつも楽しみにしてるんですよ。レッスン料を払えないのにやって下さるなんて、どういう理由でだかは知りませんけど、とても感謝してます」と言われ、エフラムはカイルを褒める。ちょうど部屋に戻ってきたカイルがエフラムの褒め言葉を聞き、「クサイこと言いやがって!」と相変わらず可愛くないことを言うのだった。

ブライトはハンナの家を訪れる。別れを告げるつもりだったが、ハンナのあまりにも嬉しそうな顔を見てブライトは言葉を飲み込むのだった…少なくとも今のところは。

Sam'sの店内でエイミーがハンナに「リードにキスされた」という話をしている。ちょうど店を訪れていたアンディはその一部を聞いてしまう。エフラムに伝えるべきかどうか?

【今日の一言】
Dr. Harold Abbott Jr.: Surely, you both (you and your son) have things you enjoy doing together... Brown family traditions?
Dr. Andrew Brown: Not really. Yelling, maybe. Or door-slamming. We're pretty good at those.

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