アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Everwood 4-9 "Getting to Know You"

2006年03月30日 | TV: Everwood
【アメリカ合衆国での初回放送 = 2005年12月8日】※『Getting to Know You』というのは上手いタイトルだと思う。この「you」(「youself」も含む)は複数のキャラに当てはまる。なお、このエピソード放送後、約4ヶ月の間が空く(2006年3月27日に2時間エピソードで再開)。

ジェイクのオフィス。ジェイクが処方薬を1錠服用する。ニーナがジェイクに電話をかけるが、ジェイクは出ず、もう1錠飲む。それから、ビールの6本パックを買って来ると、さらに1錠、今度はビールで流し込む。そして、気絶する。

翌朝、ニーナがアンディの助けを求める。ジェイクが昨夜、帰宅しなかったため、ニーナはかなり動揺していた。やがて、ジェイクがフラっと現れる。ジェイクはオフィスで遅くまで仕事をしていて、そのまま眠ってしまったのだという。アンディによれば、そういう事は医師にとっては珍しくないらしい。だが、ジェイクはどうも様子がおかしく、ニーナに謝ろうともしない。

エイミーはリードとの「カジュアルな関係」について困惑するばかりだった。リードは「勉強とデートの両立はできない」と言うが…?

Sam's Place(ニーナが経営するコーヒーハウス)。ハンナはブライトの勉強を手伝っていた。ハンナはブライトが魅力的なウェイトレスの方を見てるのに気付くが、何も言わない。

翌日、ブライトがハンナに「これから、アリーという友だちのパーティーに行こう」と誘う。ハンナが「でも、あたし、パーティーに行くような恰好してないわ」と言うと、ブライトは「君はいつも同じ恰好じゃん」と応じる。ハンナはそんなブライトの言葉に傷つく。

ハンナは自分が「他の女の子たちに比べて見栄えが悪い」と思い込み、自意識過剰になってるのだ。ブライトが「君は綺麗だよ」と言っても、ハンナは「ただ、そう言ってるだけで、本気でそう思ってるわけじゃないのよ」と決め付ける。

アボット宅。ローズは先日のアフリカ旅行のアルバムを見ながら、「アフリカの子どものスポンサーになりたい」と言い出す。

ハロルドはエドナとアーヴに相談し、ローズの意向を汲んであげることに決める。だが、帰宅してみると、ローズの気が変わっていた。スポンサーになるのではなく、どうせなら養子をもらおうというのである。(アフリカ旅行はコレの伏線だったのね。)

ジェイクはカリフォルニアに住む弟(兄?)のブライアンに電話する。ブライアンは「『ミーティング』(アル中患者のためのグループ・セラピー)には行ったのか?」と訊く。ジェイクは「エヴァーウッド近辺では見つからないんだ。でも、俺は大丈夫だよ」と答える。

ブラウン宅。ディリアはアンディが出会い系サイトに登録するのを手伝ってあげる。アンディはディリアの薦めに従って「ホット・ドック(魅力的なドクター)」というハンドルネームを使うことにする。翌日、アンディがEメールをチェックしてみると、なんと75件ものレスが届いていた。

アンディは自分のプロフィールを確認しようとし、間違ってディリアのEメールを開けてしまう。ディリアはどうやら、Eメールを使ったイジメに加担してるらしい。太ったクラスメートを「Chubby(太っちょ)」呼ばわりしたり、イタズラを仕掛けたりしてるようなのである。アンディはニーナに相談する。ニーナは「ディリアにもいろいろと辛い事があるのよ。でも、賢い子だから、そのうち改心するわよ」とアドバイスする。


大学の図書館。エフラムはエイミーの勉強に付き合ってあげていた。エイミーがダグという学生を見かけ、興味があるような素振りをする。エフラムが「話しかけてみれば?俺は構わないよ」と言うと、エイミーは「ダグに興味があるっていうわけじゃなくて、誰かとキスしたいだけなのよ」と答える。

数時間後。エフラムはブライトに「手遅れにならないうちにエイミーとヨリを戻したいんだけど…」と相談する。クリスマス・プレゼントにするつもりで、蝶のイヤリングもすでに買ってある。ブライトは『女の子は自分の身体についてどう思ってるか』という内容の本を読みながら、「イヤリングなんかどうでも良いから、自分が本当の男だってことをエイミーに示せば良いんだよ」と答える。

翌朝、ニーナが目覚めると、ジェイクが珍しく朝食を作ってくれていた。さらに驚いたことに、ジェイクは「今週末は仕事を休んで、君とサムをスキーに連れてってあげるよ」と言う。困惑するニーナにジェイクは「お詫びのしるしだよ。ここのところ、自分の事で頭がいっぱいだったから、君と一緒の時間を過ごしたいんだ」と告げる。

しかし、スキー旅行は結局、おあずけとなる。ブライアンが突如、訪れて来たためだ。

その夜、ジェイクとブライアンはサムをゲームセンターに連れ出す。ジェイクは「わざわざ来なくても良かったのに。僕は大丈夫だよ」と主張する。だが、ブライアンはジェイクがそう遠くない過去に麻薬中毒で苦しんでいた事実を指摘し、「問題には正面から立ち向かわないといけない。ニーナにも真実を打ち明けるんだ」と助言する。ジェイクはここ1年、麻薬(アルコールも「麻薬」扱い)を遠ざける事に成功していたが、また急にぶり返してしまったというわけである。

ジェイクはブライアンに「普通でありたいだけ」だと言う。そして、「もし、ニーナに真実を話したら、彼女を失う事になるかもしれない」と怖れているのだ。

ニーナは仕事に出かける途中、忘れ物をした事に気付き、自宅に戻る。2階に駆け上ると、ブライアンが薬棚をかき回していた。ブライアンは「アスピリンを捜してたんだ」と言うが…?

ジェイクのオフィス。ニーナはブライアンの事をジェイクに告げる。ジェイクとブライアンはどうも様子が変だ。何かを隠してるんじゃないか…というわけだ。ジェイクは「君はブライアンの事が気に食わないんだろう?」とニーナを責める。2人は大喧嘩になり、ニーナが飛び出して行く。

エイミーがエフラムのアパートに遊びに来ている。床に寝そべっていたエイミーが起き上がるのをエフラムが手伝う…と、その時、エイミーがエフラムにぶつかり、2人は熱烈なキスを交わす。

夜中の3時。エフラムとエイミーが目を覚ます。エフラムはエイミーが帰宅する前にクリスマス・プレゼントをあげることにし、車のトランクを開ける。トランクにはヨーロッパ旅行の時の荷物がまだ入っていて、その中に絵葉書の束もあった。

エフラムは「君宛に書いたんだけど、送らなかったんだ」と打ち明ける。エイミーが「送ってくれたら良かったのに」と言う。エフラムも同じ気持ちだった。絵葉書を投函していたら、ここ数ヶ月の2人の関係も違ったものになっていただろう。

エイミーは絵葉書の束を持って帰路につく。

数瞬後、エフラムがエイミーを呼び止め、「まだ愛してるんだ」と告白する。

帰宅後、エイミーは絵葉書を読みながら微笑むのだった。

朝、アンディがディリアを学校に送って行く。ディリアはご機嫌斜めだ。アンディが「放課後に迎えに来るよ」と言うと、ディリアは「今日はブリトニーの家に行くから、彼女のお母さんが家まで送ってくれるわ」と答える。アンディはディリアの心の内を知りたいのだが、思春期だからかツッケンドンで、どうやって話したら良いのかわからない。

ブライトのアパート。ブライトがハンナをバスルームに閉じ込め、「自分の美しさに気付くまで、鏡をずっと見つめるんだ」と言う。ブライトは「この間のウェイトレスは普通だったけど、君はいつも綺麗だ」と言い、肌や睫毛等を次々と褒めるのだった。

やがて、バスルームの中からシャワーの音が聞こえてくる。ブライトがドアを開けると、ハンナが一糸纏わぬ状態で立っていた。ハンナはブライトに「一緒にいてほしい」と言い、手を伸ばしてシャワーに誘う…。

ジェイクはブライアンを空港まで送り届けた後、ニーナに真実を打ち明ける。ジェイクは麻薬中毒だった事が原因でカリフォルニア州で開業できなくなったのだった。そして、エヴァーウッドから1時間程の所に治療所を見つけ、それ以来、1年にわたって麻薬無しで過ごして来た。しかし、先日、親友のクリフに大怪我をさせたのがキッカケでぶり返してしまったのだ。

ニーナが「いつ、言ってくれるつもりだったの?」と訊くと、ジェイクは「怖くて言えなかったんだ」と答え、ニーナの方に手を伸ばす。だが、ニーナは飛び上がり、「今すぐ出て行って!」と叫ぶ。

ジェイクが去った後、ニーナはアンディの家に行き、泣きながらアンディの腕に飛び込むのだった。


【今日の一言】
Ephram Brown: Amy… I still love you.


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