被災訪問記⑤ トゥングカミン避難キャンプ

　トゥングカミン避難キャンプとは、トゥングワー村からバスターミナルがある、ラノーン県方面にバイクで約１０分ほど進み右折し、ゴム園を右に見ながら約５分ほど進んだ左側に立地しており、もとからあった子供開発センターの横に仮設住宅が設置されている。
　トゥングワー村には、既に家屋の建設が終了したものが移り住んでいる場合もあるが、住民の多くは未だに避難キャンプで暮らしており、昼にトゥングワー村の住居建設に従事し、夕方に避難キャンプに戻ってくる。特に高齢の村人の多くは避難キャンプで日々をすごしており、全家屋の住居建設作業終了とともに村に移る予定。避難キャンプには、子供開発センターのほかに、子供基金の施設があり、カンチャナブリ県の「子供の家」から来た青年たちも暮らしており、彼らはテント生活であるが、もうじき近くに仮設住居か設けられる予定。
　トゥングカニム避難キャンプには、トゥングワー村からの避難者のほかにも、バーンニアン村からの被災者なども暮らしている。