今日のお昼は久しぶりに妻と2人だけでラーメンを食べました。友達と会うためにセントラル・フェスティバルへ行く息子を車で送り、そのついでに4階にある博多ラーメンの店に入りました。
特別に美味しいというわけでもなく、かと言って不味いというわけでもないチャーシュー麺を口にし始めたところで、妻が意外なことを言いました。
「T(長女)を嫁にほしいという男がいるんだけど・・・」
「えっ?A君の面倒を看てるのに?」
「結婚はそれとは別の話です」
「???」
「この前、犬を2匹もらいに来た男、覚えてる?」
「3日前に娘と一緒に来た男?友達だろ。全然かっこいい男じゃなかったな」
「本人もそうだけど、とくに両親が気に入ってて、結婚してほしいと言ってきてるの」
「・・・・」
「結納金は20万バーツだって」
「お金の話はともかく、T本人はどう思ってるの?」
「迷ってるみたいだけど、あの男のことは嫌いじゃないみたい」
「男はA君のことは知ってるの?」
「知ってる」
突然のことで私は驚きました。年ごろの娘に縁談があってもおかしくはないのですが、何しろ交通事故で寝たきりになっているA君の世話をしている最中です。そんな話はないと思っていたのです。
長女はもう19歳で、あと半年もすれば20歳です。結婚するかどうか、するとすれば誰と結婚するのか、そういうことはもう本人が決めることです。日ごろからそう思っている私は妻にそう言いました。そうしたら、妻は「売れるうちに売った方がいいわね」と呟きました。妻が口にするにはあまりいい言葉ではなかったので、私は妻の顔を眉をしかめて見つめました。
確かに一生寝たきりかもしれないA君は結婚の対象ではないでしょう。娘が自分の人生を彼の世話だけに捧げるなんてことは、あまりにも非現実的です。他に好きな男ができたら、A君から離れていくのはごくごく自然なことで、誰も娘を責めることはできません。
最近になって娘が仕事をしたり、友達に会いに行くようになってきたので、A君のお姉さんが娘に注意したという話を耳にしました。でも、それはちょいとおかしい話です。お姉さんは娘に感謝するべきで、娘の行動を縛り付けようとしているなら、それはお門違いです。
考えてみれば、A君は娘との恋人関係を解消したあとで事故に遭いました。A君の運転するバイクの後ろに乗っていたのは、新しい彼女でした。その新しい彼女も重傷を負ったので、娘は献身的にA君の世話をしてきました。もちろんA君への愛情がなければ、高校をやめてまで世話に専念することはなかったでしょう。でも、娘の外出が増えてきたからといって、A君の家族が娘に注意するのはおかしいと思います。嫁ではないのですから。
さて、降ってわいた縁談。娘の本心をまだ聞いていないので、なんとも言えません。結婚してほしいような気も少しあります。でも、もっといい男に出会えるんじゃないかという気もします。結婚よりも、学校へ行き直したらどうだ、という気もしないでもないです。高校くらいはちゃんと卒業したほうが本人にとってよさそうですから。
男は自分の所有する車で生徒たちを学校に送り迎えする仕事をしています。朝は毎日5時に起きています。怠けものでは勤まりません。年齢はまだ20歳と若いのがちょっと気になります。もし結婚したとすれば、娘は一体どんな家庭を作るのか、見てみたい気もします。
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ほんとに幸せって何だろうと考えさせられますね。
おっしゃる通り、お嬢さんの意志だと思いますが、間違った方向に行った時は親が強制的に進路変更しなければなりませんね。これが難しいと思いますが。
思いは私も一緒です、みなさん幸せになれますように。
いいこともたまにありますが、大抵は問題ばかり起きるのがわが家の常です。縁談はいい話の部類だと思っています。これからどう転んでいくのか、楽しみなような、心配なような、何とも言えない気持ちです。
「売れるうちに売れ」
しかし、相手が若いというのが気になりますね。しかも運ちゃんは底辺と相場が決まってますから、家族ぐるみのタカりも考慮しとかないといけない。
まあしかし政治力ある奥様のことですから、第二、第三のシナリオも頭にある筈です。
それは、破綻後の方向性。
つまり、40歳でも日本老人には高く売れます(笑)
そうなれば、どう転ぼうが娘さんにとっては幸せに繋がる、母心ですね。
また深読みしすぎましたか(^-^)
しかし、何時も冷静に難問をクリアーしておられるので
感心、致しております。
今回は、良いお話なのでどのような展開に成るのか安心して拝見して参りたいと思います。
現在、相手の男性の実家が裕福か貧乏か調査中です(笑)。何しろ男性本人は月2万バーツ足らずの収入ですから。
でも赤ちゃんが生まれた次女のお相手は、本人(月給1万バーツ)も実家も大そう貧乏ですが、たった一度の「お金貸してちょうだい」もありません。貧乏だからダメというものではないみたいです。ただし、娘夫婦は我が家に住んでいるので、親子3人の生活費はほとんどかかりませんけどね(笑)。
第二、第三のシナリオは当然ありうるでしょう。でも日本人の老人相手と言うのは、本人は完全に想定外でしょうね。
確かに難問というか、いろいろな問題がまるでドラマのように降りかかってくるのです。
ですから、平穏な老後を迎えようなどという心境には到底なれません。でも、それが若さ?を保つ秘訣かもしれません。髪はますます白っぽくなってきましたけどね。
美しい方は早く売れてしまいますねえ。
それから、前にも申し上げましたが、姉弟で歌、ダンス等ができれば日本芸能界デビューはどうか、などとも思ったりも。
南沙織ですか・・・彼女のデビューした頃の容姿は記憶にありますが、確かに大きめの黒い瞳は似ているかも知れませんね。娘はときどきカメラに向かって一人で歌い、fecebookに出したりしています。でも、歌は・・・聞くに堪えませんね。
息子の方もそれなりに整っています。でもカメラを向けると娘の逆で、わざとブスッとした表情になります。芸能界向きではないようです。