ジジババからのお答え

若い人から色々の質問を受けます。そのひとつひとつにお答えしています。最近は同年配の方の質問にもお答えしています。

NATO 60年

2009-04-10 08:52:58 | Weblog
Q: ソ連崩壊で「東西対立」のもとでの軍拡を競い合うこともなくなり、NATO(北大西洋条約機構)の存在理由がなくなったように思えるのですが…

A: NATOは六十年前、米国を盟主として12ヵ国が調印した軍事同盟条約です。十年前にはコソボ問題で、主権国家に対して初めて空爆などの軍事作戦を行い、八年前の米同時テロに際しては、条約第五条を初めて発動し、欧州外のアフガンに派兵。
 しかし、覇権主義が安全を脅かした時代は終わろうとしています。外部に敵を求めない平和な地域協カが安全保障にとって重要になっています。ASEAN(東南アジア諸国連合)が推進する東南アジア友好協カ条約(TAC)は二十五力国が加盟、米国も加盟の意志を表明しています。また南米でも平和な協カ関係が発展しています。
……アジアに多大な被害を及ぼした日本は、アメリ力の傘に軍事力を増強するのではなく、すすんでアジアの平和のためにイニシャテイブを取るべきです…


ジジの一言
東アジア友好平和条約を中国、韓国、北朝鮮、ロシア、台湾などの関係国と結ぶ働きかけが出来ないものか。



  
今日の風景



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