残念ながら蓋の場所は、黒七の凸では発見できない仕組みになっていたのだ。
住人達には、送られてきた写真を見て「今回もダメだろうな」と気付いた人が多かっただろう。
しかしまさか黒七が、釣り師本人であるとも思っていないから、まあ、バカはバカなりに
ガンバってねｗ、といった心境になっていたのかもしれない。
また黒七を信じている住人も当然いたはずだ。
彼らは「今度こそきっと！」と純真に願っていたのではないか。
「全力で釣られる」というオカ板の掟があるのは知っているが、無邪気に釣られる人間達を
眺めるのは、大変忍びないものがある。
仕事でやっている釣り師とは、冷酷な職業であると言わざるを得ない。
そんなオレのため息などお構いなしに、黒七一行の釣り芸はマイペースに続いていく・・・・
＞919 名前：黒七 ◆nOya9aSuvI [] 投稿日：2007/02/09(金) 18:06:39 ID:raSYd4eAO
＞辺りはすっかり暗いですが、
＞間違いなく手応えはあります。
＞探索続けます。
（続く）
