この原理は、オカルト的な都市伝説のひとつとして存在している。
それが「人の形をしたものに念が集まりやすい」という怪談だ。
ただの人形なのに、なぜか髪が伸びる、ふいに目が動く、密かに歩く、そして喋る。
供養のために寺へ預け、そこで焼却すると悲鳴や焼肉の匂いがする。
この怪談の元ネタになったのが、「お菊人形伝説」である。
戦前までは、人形に本物の人毛を使っていたので、移植後もわずかに伸びたり、また
空気中の水分を得て膨張したり、接着に使用された「にかわ」の中に含まれている
「コンドロイチン」が育毛を促しているのでは?等々、様々な説がある。
以下、詳しい情報は、このサイトを読んで頂きたい。
ttp://www.nazotoki.com/okiku.html
他にも稲川淳二氏による怪談「生き人形」が有名だ。
ただこれも、「不思議ナックルズvol.6 」(2006年7月)の巻頭特集「真説 生き人形」を
読む限り、かなり誇張された面があるようだ。
この記事は、亡くなった異才の人形師・前野博氏側から、生き人形について語っている。
面白いのが、稲川氏の怪談に納得がいかない様子の、当時、劇団で活躍した女優・石丸
有里子女史が「人形にひとり、霊が入ったという話は聞きました」と証言している点だ。
しかも前野氏自身、生前にそういった認識を持っていたのは事実らしい。
また前野氏のアシスタントだった小林次郎氏は、人形と怪談を結びつけるのに否定的
ながらも、こんなエピソードを紹介してくれた。
深夜番組「11PM」に出演した際、事情を知らない占い師が「妖気というか、殺気を感じる
んですが、何を持ってきたんですか」と前野氏に尋ね、「これから紹介する人形ですよ」と
ソレを見せたら、「その人形をコチラに近づけないで下さい!」と言われたそうだ。
「感じる人には、感じるんだねぇ~w」と前野氏と小林氏は、互いに笑ったのだという。
(※筆者注:はっきりとは書かれていないが、前後の流れからして、この時呼ばれたのは、
おそらく怪談としてではなく、人形劇「呪夢千年」を披露するためだったと思われる)
前野氏が生き人形に呪い殺された、という話に抵抗があるのか、当時のスタッフは稲川氏
に含む所が多々あるようで、生き人形に懐疑的なスタンスなのだが、そのわりに完全否定
をしていないのである。
オレの勘だが、人を呪い殺す怨霊ではなく、「歌ったり踊ったりが大好きな娘」と、かつて
前野氏が話していたのを尊重したかったのだろう。
顔が変化する、関節が捻じ曲がる、というのは確かに事実なのだが、これは当時の素材や
関節人形にありがちな経年劣化であり、決して珍しい現象ではないそうだ。
だがやはり、アレには何かがいたのではないか、という疑念が振り払えない。
当時、あの人形に関わったスタッフならば、その感覚が忘れられないと思う。
稲川氏の場合も、特別な想いがあったはずだ。
コアなオカルトマニアはご存知かもしれないが、かつて深夜放送が定着しつつあった時代、
テレ朝「プレステージ」で稲川氏が語ったある事実。
かぐや姫解散コンサートで収録された少女の声と生き人形がリンクしていた偶然。
前者に関しては、「あやかし通信」(実業之日本社)で詳しく記載されている。
そして後者だが、生き人形の語り始めは、少女の声にまつわる経緯から端を発していた。
実に薄気味の悪い話だ。
日本には古来より、精霊信仰のせいか、人形に穢れを込めて祓うという観念がある。
それらは形代(かたしろ)とか撫物(なでもの)、そして人形(ひとがた)などとも呼ばれていた。
ひな祭りや人形流し、丑の刻参りの藁人形の原型である。
「人の形をしたものに念が集まりやすい」というのは、日本人独特のミームであり、
日本民族単位の集合的無意識による共時性なのかもしれない。
つまりオレ達は、物体に思考が芽生える経験則を、何となくだが信じている。
車を嬉しそうに磨いたり、ロボットに愛着を覚えたり、兵器を擬人化して萌えたり。
ネットをやっていると、PCの調子が悪く、なだめるようにして扱ったら故障が直った、と
いう書き込みをたまに見つけたりするが、物を大切にする文化から生まれた発想だろう。
さすが「八百万(やおよろず)の神」「付喪(九十九/つくも)神」のお国柄だ。
人形だとピンと来ないかもしれないが、「羽田空港の大鳥居の祟り」ではどうか。
1999年に移動されたが、あれも祟りを怖がって70年近くも手を付けられなかった。
日本を占領した米軍が軍用飛行場を建設するため、1945年8月21日、約3000人近い住人
を強制退去させ、穴守稲荷神社すら撤去したにもかかわらず、なぜかこの「鳥居」だけを
残していた。
土着的迷信を排除する事に躍起になっていた当時の米軍(戦争を起こした原因と考えて
いたらしい→文化財の保護をするため、京都等を爆撃しなかった説は大嘘=原爆実験候補・
皇居の天皇陛下を殺害すると抗戦意欲が高まる危険性・略奪品の集積地だった場合、各国と
外交問題になるのを避けるため)が、なぜそう判断したのか、オレは昔から不思議だった。
48時間以内の退去命令を下すほど高圧的な態度だったので、周辺住人の意向・要望云々は
ほぼ関係あるまい。
おそらく本当に、人が死ぬような怪異が続発したのだろう。
それが公になると占領政策的にマズイから、関係者へ箝口令を敷いたと思われる。
でなければ合理的思考を重んじる米軍が、「鳥居」だけ残すような不自然な形の飛行場を
作るはずがない。(余計な意地を張らない所が、いかにもスピーディーで合理的だ)
きちんとした礼節がなければ、祟りが起こるのも当然。
日本人のオレには、よく理解できる仕組みである。
地鎮祭をしなかったために、事故が起こった話を個人的に聞いた事があるし、千代田区に
ある「平将門の首塚」も、例によって米軍が駐車場にしようとしたのだが、死傷者続出で
諦めた、という伝説が残る聖地である。
基本的に住民へ危害を加える怨念の類ではないのだが、礼儀を欠く無礼者には容赦を
しない法則があるのだろう。
なぜならオレ達の感覚では、こうした存在はすでに「神様」だからだ。
神様という理由を集合的無意識で作り上げた結果、思考のパワーを発揮するのだろうか。
だから不合理でも、ある一定のルールを逸脱すると、対象者周辺に心理的損傷が発生
したり、確率が偏って人の死を呼び込む偶然の連鎖が始まる。
という事は、理屈抜きにどうしようもないほどの怖い存在があってもいいはずだ。
その代表例のひとつこそ、あの「お岩さん」だ。(あー、祟らないで下さいネ、マジで)
四谷怪談で御参りをしなかったスタッフに不幸が舞い込み、またお岩さんを演じた女優が
怪死する連鎖もかなり恐ろしい。
ちなみに四谷怪談は実話である。(「お岩様」はお岩稲荷の前身、岩石神「大厳稲荷」を
奉祀する田宮家の奥さんの尊称であり、同名の女性が複数、田宮家の過去帳に記録と
して残っている。それでかなり混乱しているようだ)
「四谷雑談集」(1727)という実録本、怪談絵本「模文画今怪談」(1788)、さらに幕府公文書
「於岩稲荷来由書上」(1827)でも、この事件の顛末が語られている。
実際には2代目お岩さんは、発狂するような形で失踪しており、その後、奇妙な声や不気味
な女が屋敷内に現れ始め、最終的に18名が死亡、実家である田宮家は断絶した。
(後に分家?の山浦家が継いだが、直系は死に絶えた)
しかも奇妙な事に、この田宮家では50年後、今日の「四谷怪談」の物語になぞった形で、
祟りを再発している可能性があるのだ。(呪いは終わらなかった?)
四谷怪談は、元禄時代に起こった失踪事件(1687年)をヒントに「東海道四谷怪談」(1825)が
成立し、その原型が形作られたと言われているが、「四谷雑談集」「模文画今怪談」の存在
からして、どうも以前からヒソヒソと江戸町内で流布されていた都市伝説であったらしい。
また「東海道四谷怪談」のエピソードとして、作者の鶴屋南北を始め、芝居関係者が初演から
5年以内に、なんと11人も亡くなっている。
鶴屋南北自身、稽古の打ち合わせ中に何度も怪異に襲われ、夜にお岩さんの話をする
のはタブーになったのだそうだが、百年以上も前からヤバイという認識が確かにあった
ようだ。(その禁を破った者には怪異が訪れた)
強烈な呪いとして、何らかの因果が空間に根付いてしまった、という仮説はどうか。
鶴屋南北は高齢だったのでやむを得なかっただろうが、死の連鎖という確率を偏らせる、
というか、そういう流れを作っている法則が、この世に実体化してしまったわけだ。
安穏と過ごす政治家や敵性民族、放送利権集団が、国民から呪われるのと同じ構造だ。
オレもちょっと怖いのでここら辺でやめておくが、物体だけではなく、お話や伝説に人の
念が集まる事で、「意味」が集団の望む形に変質したり、因果を捻じ曲げ奇妙な確率を
引き起こしていると考えられる。(呪いを受けた当人も、それを無意識で望むためか)
これは憶子という媒体を通じて、有機体以外の物体(人形等)、さらには集合的無意識
(お話・伝説等)に、情報が伝達する作用のためと考察する。
案外、「おじゃま道草」もその系統だったりして。
という事は、「牛の首」や「鮫島事件」も、いつか現実に起こるかもしれない。
人の念は物理法則を操り、確率を操作する形で噴出する可能性がある。
こうしたパワーがあるので、人形にまつわる怪異などは、空間を漂う人間の成れの果てが、
その形に「意味」を想い出して潜り込み、生きている者の脳を通してのみ具象化できる現象
と受け止める事もできる。
「物に人の念が移る仮説」は、オレがネットで拾ってきた、これら衝撃的オカルト映像を観て
頂ければ、皆さんにもご理解できるのではないだろうか。
・・・・それでは、ご覧頂こう。
ttp://www.youtube.com/watch?v=9xdZdqfvZNg&mode=related&search=
ttp://www.youtube.com/watch?v=I_fVYBNiJdM&NR=1
ttp://www.youtube.com/watch?v=JtpSGICEkQo&mode=related&search=
~ REPLAY ~
画面中央の人形に注目して、ご覧頂きたい。
お分かり頂けたであろうか。
空間を漂う情報といったイメージに、ちょっとピンとくるものがある。
これらは無意識の世界で、進化や本能、あるいは集団的特徴、もしくは呪いという形で、
常に何らかの影響を(脳を有する)有機生命体へ与えていく。
ではこうした情報(集合的無意識)は、最終的にどうなってしまうのか。
おそらく質量がないエネルギーなので、憶子がある限り、たとえ宇宙がなくなろうと消滅
はしないと思われる。
収縮と膨張を繰り返す宇宙だから、以前のデータが残っていても不思議ではない。
では、それらはどこにあるのか。
ひょっとするとダークマターの正体とは、前宇宙時代(収縮により終焉)の情報が、1次元
(質量がある=重さにしがみついている状態での実在化)を介して空間に残っているの
ではないだろうか。
ダークマターは、存在しているのに存在していない幽霊物質で、しかし初期宇宙を形成
するためには大切な種だった。
つまり宇宙が振動するのは、表裏に重なり合った宇宙と反宇宙の反発のせいだが、それ
を利用して天体が寄り集まり、やがて生命体が誕生する道筋をつける案内役は、憶子に
保管されている(前宇宙時代の)旧・集合的無意識だった、という仮説はどうだろう。
以前に作られた設計図に基づき、超銀河団や生命体を誕生させているわけだ。
集合的無意識は、1次元の重さのバグとして、無意味だが一応の実在はできる。
しかし2次元を通過するシロモノではない。(物理法則ではない)
また2次元での情報のバグ化とは、上にも書いた幽霊なのであろう。
1~2次元には、それぞれのDブレーンにイレギュラーが生じ、それが情報のバグとして
残ってしまう現象がある、という事なのだと思う。
ただそれ自体、何らかの作用を生み出すので、無意味ながらも意味を発生させる、というか
宇宙がこれらのバグ情報を利用している可能性がある。
さて、情報伝達としての役割が憶子にあるのならば、この原理を利用して、ある情報を
有機体へ転送する技術を確立させ、宇宙旅行に応用できないだろうか。
念波のような情報を飛ばし、種族的に近い異星人の頭の中に侵入できれば、遠く離れた
惑星へ、自分のコピーを複製する事ができるはずだ。
幽霊と違って侵略する側には脳があるので、自我を失っているわけでもなく、かなり強引
に精神へ入り込む事ができる。
距離による強弱など関係ないから、幻覚や霊障の比ではない物理的効果を生み出す。
侵略念波が途切れたら、異星人側に脳がある分強くなり、力関係は逆転するだろうが、
たとえ自分の分身が意識に飲み込まれようと、同じ事を何度も繰り返せばいいだけだ。
何しろ相手は防御できないのだから。
とはいえ面倒臭いから、いっそ洗脳した方が楽かもしれない。
与えられたプログラムに従って、より高度な情報収集装置を、彼ら自身に作らせる。
技術の低い文明レベルならば、個体を支配下においてもさほどの情報量は得られまい。
種族全体の精神を侵略しても、物理的接触がないので資源確保もできず、イタズラに混乱
を助長させるだけで、手間がかかるわりには、あまり意味がないように思われる。(自我を
構成する魂の縄張り意識が強いタイプには、憑依するのが難しいはず)
ゲームなどで、現実と同じ価値観を見つけるような、とても虚しい行為だ。
むしろそっとしておいた方が、観測する側も楽しめるだろう。(覗き見みたいな)
ようはただ情報を読む事しかできないわけだ。
ならばこそ、他文明を壊さないよう配慮し、衛星軌道上からその世界を観測したり、それ以外
の天体を調査できる移動機械を、相手側の資源を使って製作させた方が合理的ではないか。
地球におけるUFOは、第二次世界大戦中(1939年~1945年)の「フー・ファイター」や1947年
「ケネス・アーノルド事件」あたりから頻繁に目撃されるようになった。
人類が空を飛ぶようになって、遭遇した不可思議な現象。
もっともそれ以前から、「何か」が飛んでいる、という都市伝説はあった。
飛行船が空を飛ぶ時代(第一次世界大戦前後)の頃は、幽霊飛行船の目撃が相次ぎ、人間
そっくりの火星人が乗船していた、という体験談すらある。(マニアックな話題だったが)
こうした「空に何かいる」という妄想は、人々の不安感の現れであり、雲の上に天上界
が存在するというフォーマットに基づいた、高次元への憧れを具象化したものでもある。
だが近年、単なる妄想ではすまない動きが出てきた。
それはテレビのバラエティー番組といったフィルターを通さず、ネットで動画を直接観る
事ができるようになったからだ。
たとえばyoutubeの投稿作品では、かつてあった葉巻型やアダムスキー型という分類が、
いかにバカらしいのかというくらい、ユニークなUFOが飛び交っている。
マニアの人には分かるだろうが、元々海外のUFOに関する情報は、主に英語が使われる
ため、米国や欧州を中継しなければ、それ以外の言語圏のニュースが入手し難かった。
例えばラテンアメリカ系では面白い映像があったりするのだが、スペイン語圏である事から
情報の認知に時間がかかってしまう。(皆既日食で、市民の間にビデオカメラが普及した
理由もあるらしい)
やがてネットやデジタルカメラによって、アマチュア発の情報が増えてきた。
まさに情報革命である。
もちろん全部が本物ではないだろう。
フライング・ヒューマノイドは風船だろうし、菱形UFOはカメラのレンズの絞りだし、金星を
手ブレさせれば、UFOのジグザグ飛行を演出できる。
こうしたイタズラや、「メキシコ空軍UFO事件」のような見間違い、とくに今後、CG技術の
進歩により、本物そっくりの偽UFO映像が多くなるはずだ。
メキシコシティの楕円形円盤は、そうして生まれたCG作品である事が判明している。
だが、このような怪しい風潮を前提にしても、たまにリアルな映像が手に入る事がある。
とくに目撃者が多数いる中での撮影は、単なるジョークとは思えないのだ。
空飛ぶ円盤という概念に囚われない発想、映像トリックが見破れない技術等、その真贋
を求めて大いなる好奇心が湧いてくる。(しかしなぜか異星人については、今だ決定的な
ショットが存在しない)
最近の「と学会」が安全牌ばかりを選んでいるのは、ネタ切れや商売として安定させたい
理由もあろうが、おそらく最新のネタにツッコミを入れる隙が見つからないせいだろう。
それを横目に、いまさら昔の超能力番組とか宜保某をネタにするってのはどうよ?
細木某をスルーで、江原某はおkっていうスタンスは、背後関係が怖いんじゃん?
こういう態度は、ただの権威主義者・セコイ商売人を想起させる。
(オカルト好きとか書いてたよね?w)
あそこの会長の南京大虐殺を巡る分析能力からして、99年以降、最早彼らには批判的オカ
ルト情報を差し出す仲介業者程度の価値しか見出せない。
件の会長の場合、学歴に対するコンプレックスの裏返しなのかもしれないが、本業の小説の
出来が悪いのは、自らの権威に傷が付くのを恐れて、ウソが書けなくなったせいだろう。
(ttp://www.geocities.jp/nankin1937jp/page039.html)
自分が創作でメシを喰っている事実を、もう一度思い返した方が宜しいのでは?
本宮ひろ志『国が燃える』捏造問題、山本弘「と学会」会長をウォッチングするHP
ttp://www.geocities.jp/nankin1937jp/index.html
と学会のトンデモ
ttp://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/sf/togakukai.html
山本弘をめぐるデマ(by 山本弘)
ttp://homepage3.nifty.com/hirorin/dema.htm
こういう二枚舌の権威主義者達は放っておいて、楽しい妄想を続けてみよう。
もし一部の地球人が、恐るべき科学力を持つ惑星「グリーゼ581c」からやって来た侵略者
達によって思考を操られ、UFOと呼ばれる「有機型観測機」を製造させられているのだと
仮定したら、その組織には以下の条件が求められる。
(1)資金力がある
(2)最低、30坪程度の工場を持っている
(3)精神的に不安定な人物が多い
(4)テロに対する警戒感が薄い国
(5)人間が蒸発しても、それほど騒がれない地域
個人ではなく、複数の人間が地球の調査を手伝っている、と考えるのが妥当だろう。
ゆえに資金調達をするグループと製造に携わるグループに別れている可能性がある。
資金云々は、かつて大きな会社を経営しなければ巨額の金を生み出せなかったが、
最近は株などで手軽に儲ける事ができる。
未来予測で小銭を稼ぎ、海外の銀行を何度か迂回させ、最終的に第3国へ投資すれば、
UFO製造費用ぐらい賄えるのではないか。
UFOには小型が多い。
このため母船がある、という発想に繋がったのだが、そもそも地球から来ているのならば、
それほどの容量は必要ない。
G壁から生み出された重力子を周囲に放出すれば、広大な滑走路もいらないはずだ。
※重力子を周囲に配置、空間を歪める事で電磁波を直接反射させず、別方向へやんわり
と逃がすので、レーダーでは補足できない。
またシールド防御の役割も果たす。(つまり攻撃兵器の無効化)
攻撃兵器としても応用でき、相手側の周囲へ重力子を発生させれば、すぐにバランスを
崩し戦闘不能になるので、重力子抽出技術がない限り、抵抗は不可能である。
これら重力子は、外側のエネルギーを利用するので、UFO本体のエネルギー消耗率は
あまりない。(本来はサブウェポン程度の兵器だが、地球人相手ならこれで十分だ)
それなりのレベルにある資材や機械を使うだろうが、研究開発が省略でき、与えられた
知識に従ってプログラム通りに組み立てるのなら、自動車修理工場程度の広さだろう。
ゆえに、直径4~5mの観測機を収納できるスペースという事で、30坪のプレハブ小屋を
想定してみた。(施設が大きいと目立つから)
ただし周囲に人家がなく、安易に敷地内へ入れないセキュリティ完備、という条件が付く。