真贋論争

ここは、オカ板の「JJ」の真贋論争からはじまる、EINHERJAR氏のにちゃんねるへの考察をまとめたブログです。

第25夜 #08

2008年08月03日 | 第25夜

やや暴走気味だが人気の高い17才氏のフォーマットを、黒七のキャラのイメージアップ
作戦として利用していたと思われる。
だが、あからさまな媚びを売る彼女に、嫌悪感を刺激されたらしい住人達から非難が殺到。
バカキャラの弊害である。
即座にハンナが脊髄反射し、スレでケンカを始めてしまう。
もっともこの混乱は、すぐに彼女が謝罪した姿から、単に中の人のmoeが我慢できずに、
素でやってしまった愚かしい行為のようだった。
という事は、黒七のイメージアップ作戦は、ハンナ個人の即興芸だったのかもしれない。
浅知恵者ゆえに、ハンナのキャラをトレースしたまま絶賛してしまった。
批判されて当然である。
独断でやった負い目や、黒七への詫びがあったので、つい本気で逆ギレしたのだろうが、
それだけ「彼」との深い繋がりが背景にあったのだろう。
もちろん男女の仲ではなく、プロ固定という秘密結社の関係だが。
ともかくハンナがハンナのまま「嫌なオンナ」を演出したおかげで、同時期に沸きあがっていた
黒七批判から目を逸らす効果を生み出せたのは、不幸中の幸いだったといえる。

愚か者のハンナが実況中継をしたおかげで、スレのアドバイスは遮断され、黒七は適当に
柵の周辺をウロウロして時間を潰していた。
知恵を借りたいだとか、現地民と合流だとか、調子のいい事を言っているが、実際には
そんなつもりなど端からなかったと思われる。
なぜなら「スレを見ていない」とハンナに言わせていたからだ。
4人編成のパーティーなのに、驚くべき事にスレをチェックする担当がいなかったのだ。
予定時間に遅刻して、場所も住所も分からず、おまけにスレすら読んでいない。
なおかつ「彼ら」と蓋スレを繋ぐ実況役は、不思議の国からやってきたあのハンナだった。
凸が4時間(出発・帰宅時間を入れたら10時間弱?)にも及んでいたくせに、貴重な
時間を浪費し過ぎたため、全く進展がないという凄まじき効率の悪さだ。
(現状から一歩も進まないで終了←お見事www)

しかも凸中は、相変わらず黒七以外のメンバーは黙り込み、「彼」の後を固まって移動して
いただけなのだ。
スレ住人達は?マークを灯して首を傾げるのだが、要領の悪いバカだからと納得してしまう。
のちに黒七は、こう語っていた。

本当に危ないところを見つけてしまった 64蓋目
ttp://www.geocities.jp/honkilog/honki64.html

>598 名前:黒七 ◆nOya9aSuvI [] 投稿日:2007/02/03(土) 17:20:46 ID:nRYaWvzB0
>あとは・・前回指摘された「二手に分かれての探索」についてですが、
>現地周辺の車道は非常に狭いのです。
>ですから、車を路駐するのに気が引けます。
>体制としては、骨男を車に残し、あとの3人で探索ってカタチになります。

骨男をずっと車内に残しておくのは、まことに非合理的である。(遊兵を作っている)
これでは骨男とやらが、数時間もかけて現地に来た意味がないではないか。
本当に何をしに出てきたのだろうかと、失礼ながらも笑いがこみ上げてきてしまう。
また骨男を除く大人が3人もいるのに、子供のように一緒になって行動する理由も不明だ。
車を駐車場に入れればいいではないか。
4人で割り勘にすれば大した金額でもなかろうに。
お金を払うのがもったいないのならば、運転できる奴が車で周辺を捜索。
残りの3人は、各自散らばって怪しい箇所を探し出せばいい。
なにしろ外が明るい時間だし、加須山のような特殊な場所でもあるまい。
お互いが常に携帯で連絡を取り合い、それぞれの進行状況をスレに書き込むか、実況部隊へ
連絡すれば、どこをどう調査したらいいのか、住人から適切なアドバイスをもらえるだろう。
無駄な重複も避けられる。
これで時間を浪費せずに、4人がフルに活動できるはずだ。
もしくは車にふたり乗って、運転役と外を見る役を作る。
そして残ったふたりが、徒歩で周囲を探索する。
こうすれば、2~3班体制ができるではないか。(そもそも捜索に車を使わないのならば、
電車の方がよかったと思うのだが)

本来は、凸する前に細かい行動予定表を作り、それぞれの役割分担をあらかじめ決めて
おくのが望ましい。
全てを把握するのも難しいだろうが、蓋スレを有効活用すれば、この問題はクリアできる。
知識はあるが現地に行けず、ヒマを持て余している連中が多いからだ。
やり方などいくらでもある。
だが黒七の選択は、その中でも下策の部類に入る代物だった。
4人揃ってあの有様だったので、元から探す気などなかったと受け取られるのも当然だ。

「言っとくけどかなり本気だよ。」
「俺の報告見て楽しんでくれる奴がいればそれでいい。」
「要するにおれ自身の好奇心と、一緒に楽しめる奴らに対する仲間意識が俺の原動力。」

これらは、黒七が蓋スレに顔を出すようになってきた頃、残した言葉の数々だ。
実際に「彼」が取った行動と照らし合わせてみるがいい。
本気でもないし、報告もないし、好奇心もないし、楽しめる状況でもなかった。
身勝手な行動からもたらされる混乱と、それを引っ掻き回していた印象しか残らない。
そう思われても仕方がないほどに、最初から最後まで稚拙な凸探検であった。

「流れ的に黒七さんに、もう今日はやめといた方がいいという意見がある旨は伝えた方が
いいですか?」とハンナが切り出し、黒七がこの提案を嬉々として受け入れ、凸は何の実りも
ないまま、あっけなく終了した。
ちなみに蓋スレでは、ハンナの書き込み前まで「今日はやめといた方がいい」というレスは、
たったの「ひとつ」しかなかった。
20分以上も前に発せられたレスを目ざとく発見したハンナは、それを口実に凸の幕引きを
目論んでいたように見える。
流れ的にも何も明らかにスレの論調ではなかったし、またそれを判断するのは、そもそも
ハンナの役割ではないからだ。
現地にいる黒七が、やるべき事ではないのか。

愚鈍な思考能力を持っている彼女が、「終了」のきっかけを必死になって探していた展開
から、実況の仲介を装ってスレを混乱させる他に、終わりの合図を送る役割も与えられて
いたのだろうか。
「彼」が根を上げるのでは角が立つから、汚れ役のハンナがあえて引き受けたわけだ。
だが、最初からそうした計画があったのならば、「今日はやめといた方がいい」というレスを、
もっと早くから大量に投下するはずだ。
自作自演や仲間の援護射撃で、強引にスレの論調を「終了」の方向へ誘導した上で、黒七が
「やむを得なく」凸を中断する、といった流れの方が安全だ。(黒七を勇者にするため)
しかし彼女は、たったひとつのレスをもって黒七達の任務終了の口実を作り出していた。
周囲の準備が整う前に、こうした動きをする。
という事は、ひょっとするとこれは、ハンナのアドリブだったのかもしれない。
もっとも黒七は、特に不満を抱いてはいなかった。
むしろどうやってオチを付けたらいいのか悩んでいたので、(かなり強引だが)ハンナの
機転に感謝していたのではないか。

どうやら黒七は、ボロを出す前にとっとと帰りたかったようだ。
その証拠に、「彼」は蓋スレで終了する旨の報告をしていなかった。
地図を忘れただとか、飯を喰うとか、現地へ行くのを遅らせる言い訳はお盛んだった
くせに、都合が悪くなると急に無口になってしまう。
こういう不自然な偏りが、人為的な演出から発生しているのは明らかなのである。

不満に思うスレ住人達と、直接的な会話を避けていたのは、
「全然ダメじゃん、もう少しやれよ」
と言われたら、逃げ辛くなってしまうと考えていたからだ。
勇者の資質を問われれば、こうした会話が存在するだけでもマイナスポイントになる。
これを防ぐためにハンナの無能を利用し、黒七は無言のまま帰宅したのであった。
安全圏内の自宅に戻ってから、ようやく黒七は口を開いた。
この時点で意見しても、すでに後の祭りである。
「もう家に帰っちゃったから、スマンが凸に関してはどうにもできんよw」
コレで終わりだ。

このように全てが黒七側の都合のいいように、ハンナが動いていたのだから、両者がグル
だったという仮説は、あながち間違った結論でもなかろう。
「朝から凸」という思考操作を受けている中、ハンナがバカの壁となり、スレに黒七が現れ
なかったのも手伝って、批判が多かったものの、凸の無理強いさせるような住人はほとんど
いなかった。
多少の不満がありながらも、「乙でした!」と言葉をかける気遣いがあった。(オカ板住人は、
基本的に心優しい善人が多い=ゆえに何事も信じやすく、悪質なカルトに騙されやすい)

さて、黒七は事あるごとに、「スレの力を借りたい」と公言していたのだが、けっきょく
全てがウソであり、実は凸それ自体が釣りだった可能性が高い、というオレの推理を
ご理解頂けたであろうか。
まことに信じ難い話だ。
だが、これには動機がある。

どんな形であれ、凸の実績さえ残せば、蓋スレメンバー亡き後、釣り主本人が勇者を
演じる事ができ、それゆえ直接スレをコントロールする事が可能だ。(分かりやすく言うと、
蓋スレメンバーのポジションが、そっくり区らしきに移るような仕掛け)
蓋スレの勇者になるためには、凸をする必要があったものの、本当に蓋の位置を明かす
わけにはいかなかった。
だからこそ「彼ら」は、バカを装った芸をしなければならなかったのである。
辻褄が合うではないか。

嘘吐きを信じてはいけない。
全てを疑い、背後の文脈を探り、裏表の辻褄が合えば、それが「答え」だ。
その「答え」が、オレにこう囁く。
そもそも本当に、黒七達は4人いたのだろうか、と。

ここに一枚の写真がある。


ttp://www.geocities.jp/honkilog/img/uporg659045.jpg

これは第1次福山探検時に、大遅刻した黒七一行が福山駅のイトーヨーカドーで食事
した様子を撮った写真だ。(過去ログサイト所蔵)
よく観察すると、写真の上にテーブルの端がギリギリ写っており、ここからテーブルの
全体像が割り出せる。

料理の盆の布陣から、おそらくこうした感じだったのだろう。


 □□□■■■
 □□□■■■
 ■■■□□□
 ■■■□□□


たぶん下のようにはならなかったはずだ。


 □□□■■
 □□□■■
 ■■■■■
 ■■■□□


仮にそうだった場合、4人いたのだから、テーブルに座る人間の位置がおかしく
なってしまうではないか。
(記号:○→人間 ■■■→盆)


    ○
  ■■■■□□□■
○■□□□□□□■○
  ■□□□■■■■
          ○


写真から導き出されたテーブルの幅や、向かいに人影がなかった点を計算に
入れると、かなり細長いテーブルだったようだ。
とすると、交互に向かい合うような形だったのかもしれない。


       ○        ○
 □□□■■■□□□■■■
 ■■■□□□■■■□□□
   ○        ○


しかしながら、このような異常に細長いテーブルは不自然ではないか。
こうしたテーブルは、大勢で食事をするには不向きなのである。
わざわざ(会議室で使うような)細長い机を、飲食店で使用するのも奇妙な話であり、
普通はもっと幅の広いテーブルを使うものだ。
料理がたくさん並べられるので、店の売り上げも伸びるからだ。
また福山駅のそばにあるイトーヨーカドーで、しかも昼の12時だったのだから、当然
店内は混雑していただろうし、よって贅沢にテーブルを占有するのは非常識であろう。
昼時に訪れた四人のお客に、四人用のテーブルを二組用意するとも思えない。
デジカメのタイマーを意図的に操作し、実は客の少ない時間帯から、店でゆっくり
くつろいでいたとでも言うのだろうか。
いずれにせよ、4人いたと仮定するならば、たぶん「彼ら」のテーブルではこういう配置に
盆を並べていたはずで、人間の座る位置もこうなるのが自然である。


   ○   ○
 ■■■■■■
 □□□□□□
 ■■■■■■
   ○   ○ 

納得できない方々は、ファミレスや居酒屋のお座敷を思い浮かべて貰いたい。
効率的に机を使うのが当たり前だから、「4人いた」なら最終的に互いが向かい合う
ような形になるのである。

しかし写真を見る限り、「彼ら」の位置関係は対角線を描いていた。
撮影者のものらしき盆を、手前から遠ざけている事から、テーブルにはかなりの余裕が
あったものと推察できる。
このようなケースを考えると、ひとつの机にふたりの人間だけしかいなかったので、
やはりこうした位置関係になっていたと思われる。


       ○
 □□□■■■
 □□□■■■
 ■■■□□□
 ■■■□□□
   ○


お互いの盆の大きさが机の幅ギリギリ一杯だったり、また机にかなりの余裕があったと
するならば、下の図のような息苦しく、もったいない使い方などしないだろう。


      ○
 □□■■■□□
 □□■■■□□
 □□■■■□□
 □□■■■□□
      ○


以上の事から、ひとつの机にふたりしかいなかったからこそ、互いが対角線に並んだ
使い方(テーブルを贅沢に利用し、ゆったりとくつろぐ)をしていた、というのがオレの
推理である。
そう、第1次福山探検時に参加した人数は、4人ではなく2人だった可能性が高いのだ。
ゆえに本当に現地民と合流するとウソがバレるので、現場に出られないハンナ(埼玉県在住?)
が実況をかき乱し、参加し辛い雰囲気を作り上げて、極秘裏に「彼ら」をサポートしていた。
ハンナが本性を現して以降も、彼女を応援する書き込みがチラホラとあったので、複数の応援
部隊が外野から参加していたようだが、今の段階で把握できている主力メンバーは3名だ。
3名、という人数は、これまでの蓋における釣り芸に通じる数字でもある。
区らしき(福山シックス・飛脚等)HINA(黒帯・総社市民等)ニートで、ちょうど3名。

黒七隊は4名だったと言う。
しかし黒七以外は、みんな人形のように無口だった。
たぶんその理由は、黙っていようと考える人間が大勢を占めていたのだ。
十人十色と言われるほど人間は身勝手な存在なのだから、ずっと沈黙を貫くのは、相当な
ストレスが発生する。
何度も書いているが、別の探検隊(3~4名クラス)ではワイワイガヤガヤしていた。
これが普通なのだ。
黒七隊が普通でなかったのは、おそらく参加者が極端に少なかったせいだ。(区らしき隊や
福山シックスは、実質「彼」独りの釣り芸だった)

1000人の人間をコントロールするのはかなり難しい。
だからてんでバラバラの行動をする。
逆に、たった2名しかいなかったならどうか。
しかもそのうちのひとりが、事実上釣りの主催者だったら?
残った片割れは、限りなく主催者側の考えに同調するはずだ。
この場合、黙っていようと考える人間が黒七隊の大勢を占めていた、という構図が矛盾なく
成立するのである。
「彼ら」がジッと黙っていたのは、蓋スレとの接点を余計に作らないためであり、蓋の場所を
隠しながら凸をするのだから、慎重を期して、この手法を採用したのだろう。
だからスピーカー役の黒七だけしか、蓋スレで発言をしなかったのだ。

もっとも当初は、本当に4名編成だったのだろう。
黒七がスレに現れた時、「彼ら」はふたりで行動していた。

本当に危ないところを見つけてしまった 62蓋目
ttp://www.geocities.jp/honkilog/honki62.html

>453 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/05(金) 18:11:11 ID:l5ftozBi0
>だからどこなのよ?
>知り合いにこのスレのこと話したら、「一緒に行きます!」って即答だった。
(略)

>493 名前:黒七 ◆nOya9aSuvI [] 投稿日:2007/01/06(土) 23:24:30 ID:fuwmQ7/p0
(略)
>ただ、同行者を募りたいんだがどうすればいい?
>ここで時間とか決められないんだろ?
>俺らは二人なんだが、最悪関係者とのトラブルを考えに入れたら心細いのよね。
>ヘタレですまん・・。
(略)

>536 名前:黒七 ◆nOya9aSuvI [] 投稿日:2007/01/07(日) 19:12:15 ID:zdXhkG6O0
(略)
>俺がここに現れる本来の目的は「同行者を募ること」だ。
>他人まで巻き込むんだから、
>土壇場で“釣りでした”なんてクソみたいなオチは絶対ないよ。


【本危】蓋探索同行者募集【勇者】
ttp://www.geocities.jp/honkilog/honki62-do.html

>24 黒七 ◆nOya9aSuvI 2007/01/10(水) 18:15:04 ID:MDVwCf9O0
>応援してくれるのはうれしいよ。
>ギャラリーがいないと空しいからな。

>しかし同行してもいいって奴は現れないな。
>興味ある奴はぜひ参加してくれ。

>あと俺の周りで呼びかけた結果、もう一人参加者が増えた。
>こっちは俺を含めて計3人になったので報告しておく。


本当に危ないところを見つけてしまった 62蓋目
ttp://www.geocities.jp/honkilog/honki62.html

>608 名前:黒七 ◆nOya9aSuvI [] 投稿日:2007/01/17(水) 10:03:21 ID:Wd/UQ7t40
>随分待たせたが、明後日の朝から現地に赴くことが正式決定したので報告しておく。
>こちらはもう一人増えて、計4人になるかも知れない。

>当日は出発時からこの板で実況していこうと思う。
>盛大な祭りにしたいので、興味ある方々はぜひ見守っていただきたい。
>もちろん現地での合流も大歓迎です。

>探索時は皆さんのお知恵もお借りしたいので、
>頭の切れる方は当日この板にお集まりください。

>614 名前:黒七 ◆nOya9aSuvI [] 投稿日:2007/01/17(水) 12:36:32 ID:Wd/UQ7t40
>倉敷ですよ。

>そーいえば区らしき氏は福山だったね。
>両方は無理ですな。

>641 名前:黒七 ◆nOya9aSuvI [] 投稿日:2007/01/17(水) 19:35:00 ID:Wd/UQ7t40
>すまん、少し取り乱したがもう大丈夫だ。
>まとめ読んでから日が経っていたから混乱したが、
>目的地は「倉敷」で間違いない。
(略)


黒七は、自分と相棒の二人組みユニットを中心に、スレで後々危険分子になりそうな
住人達を集めて倉敷へ赴き、HINAの蓋を探す茶番劇を目論んでいた。
やがてそれに呼応するかの如く、黒七側の人数が増えていく。
ところが、肝心の一般参加者が全然集まらない。
しかも倉敷凸に対する不満も予想以上に大きかった。
空気を慎重に読んだ結果、黒七、いや「彼」は、福山凸へと素早く切り替える。
こうしたセンスは、まことに見事だと言わざるを得ない。
アタマがいい「彼」だからこそ、バカキャラを演じていない素の部分では、物事を合理的に
考えていたのだろう。
だからこそ、きっとこうも思ったはずだ。

「本当に、わざわざ4名も揃える必要があるのか」

「彼」が、身内の人間を必死になってかき集めていた理由は、不特定多数が集まる場が
危険だと用心していたからだ。
また本当に蓋の場所を明らかにするつもりもないので、それを隠しながら凸するためには
探検隊の主導権を握らなければならない。
ゆえに参加人数をもって、集団のコントロールを企んでいた。
が、けっきょくスレで飛び入りの参加者が集まらなかったので、その必要性が薄れていく。
そこで抜け目なく作戦を変更した。


最新の画像もっと見る