真贋論争

ここは、オカ板の「JJ」の真贋論争からはじまる、EINHERJAR氏のにちゃんねるへの考察をまとめたブログです。

第24夜後・雑談

2008年05月10日 | 第24夜

291 名前:EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage] 投稿日:2008/02/17(日) 22:18:29 ID:VYa0adfN0
.
今回は調子に乗って、第12夜で書こうとしていた事まで書いてしまいました。
まあ、本来は関西氏達が区らしきとメールで接触して、裏情報を入手していた
らしい事なんかを、わりと肯定的に書こうとしていたんですが、心のどこかで
「情報をずっと公開しなかったのは、蓋スレに対する裏切りじゃないのか?」
と不満に思っていたんですよね。
でも彼らをけっこう信用してたし、嫌いじゃなかったから、心の葛藤が面倒臭くなって、
封印していたんです。
JJの話題から離れちゃいそうだったし。
当時のスレの雰囲気では仕方がなかったんですね。(オレなりにKYした)
プロ固定説の補強ができていたので、アレ以上の蓋話は蛇足にしか過ぎなかったんですよ。

しかしもう過去の事だし、関西氏のブログもいつまで経っても始まらないし、そろそろ
最後だから、やり残した事はここで全部吐き出してしまおう、と。
オレはそう思いました。
で、蓋スレ第二部を蛇足ながらも上梓したわけであります。
オレが書いた本編、という大義名分があれば、以前160さんが強制的に削らされた箇所を、
違う形で復活する事ができるしね。

彼らに対する想いが冷めてきたせいか、わりと好き勝手に書けたんで、読み物としては
完成度が高いような気がします。
やっぱ遠慮気味に書いてたら、蓋を巡るドス黒い部分とかボカしてたかもね。
まあ本当はどうだったのか、彼らが墓の中まで持って行ってしまったので分かりませんけど。
真実に蓋をするなんて、蓋らしいオチですねw
もし蓋スレメンバーがココに来る気になったら、まずはその前に蓋スレへ行ってあげて下さい。
なんだかんだで、あなた達は勇者だったんですから。
「おかえりなさい」の言葉ぐらいは、期待してもいいんじゃないですかね。

今度こそ本当に、あと2回です。
たぶん。
(う~ん、いまだ「あと2回の法則」に縛られてるなぁ・・・・)


第24夜 #15

2008年05月10日 | 第24夜

「彼」は孤独だ。
本当の仲間などいないのだ。
しかし周囲はそのように扱っておらず、むしろ親しみを持っているのだが、「彼」自身は、
自分が孤独だと思い込んでいる。
精神の内面世界から生み出された作品傾向から、「彼」の不安や苦悩、例えようのない
孤独を伺い知る事が可能だ。
「彼」の作品は、何ともいえない独特の世界観が漂っている。
社会に対する強烈な不信感。
そして人間の内面性(あえて分類するなら「狂気」だろうか)に興味がある。
すでに第5夜で「彼」の作風に関して語っており、重複するので詳しい事は省略するが、
とりあえずJJをひとつのサンプルとして分析してみよう。

元々JJは、2ちゃんねらーの願望の具象化として「明るい未来」をテーマにしていた。
物語の設定に第三者が介在していたため、本来あるべき「彼」の作風は緩和されている。
だから表面上は、「予知夢を見る青年の物語」を装っていた。
もっとも実際には、JJの予知など当たるはずもない。
舞台の裏側にいた「彼」は、最初からそれを知っていた。
よって「彼」の中の裏設定では、「予知夢が見れると思い込んでいる頭がおかしい青年」
と捉えていたのではないだろうか。
自分が普通だと思いながらも、実はJJはただのキチガイだった、と。
純粋なオカルト好きではないからこそ、オカルトを否定するような醒めた設定を好むと
思われる。

苦肉の策として選んだ、明菜ネタバレ(第16夜)を振り返ってみればいい。
アレは、かなりキテいた。
好青年と思われていた人物が、最後にけたたましく笑いながら化けの皮を剥ぎ取り、
スレ住人達や日本に呪いの言葉を投げ付けてくる。
あらためてアレを眺めてみると、背筋が寒くなるようなオチではないか。
これを映像化したら、子供は間違いなくトラウマを植え付けられていただろう。
最後に卓袱台をひっくり返すようなカタルシスは、価値観を180度転換させる効果が
あり、それはすなわち信じていたモノが、実は信じてはいけないモノだったという事を
表現したかったに違いあるまい。

にこやかな笑顔の下には、恐ろしい化け物の顔が隠されている。
強烈な不信感や不安感、人の繋がりを拒絶し、あまつさえ裏切ってしまいたい憎しみの心。
こういうセンスや発想があったからこそ、あの衝撃的な明菜ネタバレを生み出せたのだ。
(JJを信じたがっている人達は、このトラウマを認めたくないからこそ、縛り付けられて
いるのかもねぇ・・・・)

おそらく「彼」には、信じているものなど何ひとつないのだろう。
自分自身も含め、何も信じてはいない。
蓋スレは、途中から「区らしきの蓋」を見つけるゲームになってしまったが、「彼」の
世界観が一番よく現れていたのは、実は「HINAの蓋」の方だった。
夕暮れ時、人気のない加須山を独りで歩く。
カラスの鳴き声と暮れなずむ住宅街を横目に、地底に繋がる蓋の妄想を思い浮かべる。
きっと、どこか別の世界へ行きたかったのだ。
たとえそれが、絶望的な暗闇に包まれた場所であったとしても。
なぜならこの世には、「彼」の望むべき未来などないのだから。

誰も信じていない。
社会も信じられない。
そして自分自身すらも信じようとはしない。
これらは全て、「何もかもが嫌いだ」という感情の裏返しだ。
人間が嫌い、社会が嫌い、自分も嫌い。
トボトボトと暗闇を歩きながら、この孤独な人間は空想で心を癒そうとしていた。
心が酷く渇いているせいだ。

他人を騙し続け、釣り上げる事に罪悪感がないのは、「彼」が人間嫌いだからだ。
だからこそあれだけ見事な釣り芸が、何度も可能となる。
裏側で他人を気遣う心が芽生えるのは、人間が怖いから余計なトラブルを抱え込まない
ように予防線を張るのが上手いのだろう。
「彼」は、リアルな面に触れられると臆病になる。
イジメられていた頃のトラウマでもあるのかもしれない。
それが仮想世界では攻撃本能として現れ、騙す事に対する抵抗感もなくなってしまった。

「彼」が、優秀な釣り師であり続けた代償だ。


ある日、オレの妄想がこっそりとオカ板で語られ始めた。
最初は激しく反発し、バカはお前の方だと罵っていた。
ところが2ちゃんねるのリストラ計画で、「彼」はプロ固定を一時的に解雇される。
64みらいの最期(第20夜)を見ても分かるように、引退してからも無償のボランティア
として、2ちゃんねるを影で支える気力などなかった。

やるべき事が、何も見つからない。
たまに真贋スレを訪れては、そこで語られる妄想気味のお話に黙って耳を傾ける。
そんな時間が次第に増えていった。
やがて「彼」は、自分の人生を何度も振り返るようになる。
社会から隔絶された安全な場所へ、引きこもってしまった「自分の物語」。
できる事なら、生まれ変わってやり直したい。
そんな気持ちが芽生えてくる。

2ちゃんねるから「もう一度プロ固定をやってくれないか」と頼まれたのは、ちょうど
その頃だった。
頷く「彼」には、ちょっとやってみたい事がある。
思い切り外の世界へ飛び出して、引きこもりの自分を否定したかった。
たとえそれが、ウソにウソを塗り固める行為になろうとも構わない。
稀代の天才釣り師としてのケジメだからだ。

 

(続く)


第24夜 #14

2008年05月10日 | 第24夜

メルマガで楽しませ、地道に自分のファンを増やしていく。
その結果が、コレである。

本当に危ないところを見つけてしまった51蓋目
ttp://www.geocities.jp/honabu_swf/mirror_logs/051.html

>801 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/04/04(月) 02:10:39 ID:YN29FJEv0
>みつけますた。
http://i.pic.to/4dkt
http://j.pic.to/4ezo

>827 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/04/04(月) 02:51:33 ID:KI/SUC6d0
>柵

http://j.pic.to/4fuy
http://i.pic.to/4fs4

>846 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/04/04(月) 03:26:47 ID:zTH4svKf0
>内部
http://j.pic.to/4fwv
http://j.pic.to/4frj

>区サン thx!!

(※)筆者注:区らしきの写真以外の、誰かが撮影した柵や蓋であり、これらは蓋の
         過去ログサイトの方(ttp://www.geocities.jp/honkilog/file.html)で
         鑑賞する事ができる

本当に危ないところを見つけてしまった52蓋目
ttp://www.geocities.jp/honkilog/honki52.html

>332 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/15(金) 03:13:22 ID:EHb+sOhg0
>何か蓋の手がかりはないもんかねぇ~。

>区らしきにメール送って返事返ってきた人いない?
>もしいたらメールのヘッダはどうなってた?

>337 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/15(金) 14:50:15 ID:GdYYbCEb0
>>>332
>ノシ
>区らしき氏専用にlovelysのアドレス取ってやり取りしてたけど
>暫く使ってなくって、今見てみたら
>こっちのアドレスが解約扱いになっててアクセスできなかったorz

>566がごちゃごちゃ言ってたけどlovelysって落ちてることが多くて
>リアルタイムのメールチェックが難しかったんだよね。
>「繋がればラッキー」くらい。

>341 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/15(金) 20:21:12 ID:EHb+sOhg0
>>>337
>そうかぁ~。残念。
>区らしきが使ってたのもlovelysだった?
>もしそうならメールのヘッダにも何も残ってないのかなぁ。残念。

>343 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/15(金) 20:44:39 ID:GdYYbCEb0
>>>341
>スレに晒したのはlovelysでした。

>区らしき氏から貰ったオモシロメールも、もう見られない…orz
>私がメールしてた時が、たぶん最初に案内してもらった人が居た頃。
>その後も何人か案内してもらってると思うんだけど、
>その人達がここに書かないってことは…それなりの理由があると思うよ。
>メールの感じだと…
>区らしき氏は結構、気遣い屋の楽しいニイサンって感じだったし、
>公にすると本当に迷惑掛かる人が居るんじゃないかな?

>私的には蓋の在り処より、惰性でここを覗いてしまっているので…
>ROMに戻りまーす。

>366 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/15(金) 23:17:07 ID:mzHMgOoE0
>>>343
>俺達が案内してもらった時もいろいろおもしろかったよ。
>区らしきとはその後ボーリングにも一緒にも行った。
>2chで見ず知らずの人と会うのは区らしきが最初だったけど、蓋も見れたし良かったよ。
>メールしたらあいかわらずおもろいメールで返してくるしな!


本当に危ないところを見つけてしまった 56蓋目
ttp://www.geocities.jp/honkilog/honki56.html

>50 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 12:02:40 ID:1YX+EUKR0
>>>41
>1スレからの住人で点呼にすら参加してない名無しですよ。
>区らしき氏と少しだけメールしてました。
>自分の場合は蓋の場所や真相を教えてもらうというより
>楽しくメールさせてもらっていた、という感じでした。

>区らしき氏のトリップ割れてしまったんじゃなかった?
>だからトリップなしで現れたんだと思うけど。

281 名前:EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage] 投稿日:2008/02/17(日) 21:55:05 ID:YU3PKynI0
.
>56 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 17:14:13 ID:WqKa1Ez10
>区らしきメルマガを去年から購読している俺は勝ち組。


本当に危ないところを見つけてしまった 64蓋目
ttp://www.geocities.jp/honkilog/honki64.html

>303 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/26(金) 19:53:00 ID:fKKLzchL0
>オレ蓋がある場所しってるよ
>区らしき市民さんに連れていってもらったよ

>304 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/26(金) 19:55:37 ID:uE3AxnHp0
>>>303
>あなたは昔一回このスレに来てた人?

>305 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/26(金) 20:04:02 ID:fKKLzchL0
>ここで挙げられてる場所には蓋はないよ
>L字沿いの道路に蓋はあるよ
>後蓋がある場所はB地区じゃないよ
>A地区だよ

>313 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/26(金) 22:31:38 ID:Ws8A5hxA0
>>>303
>モ前それ以上言うと

>314 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/26(金) 22:32:58 ID:JMaTgvjP0
>根本的なフェイクに気づけ馬鹿ども


引用レスの中には、いくつかウソや「彼」かその仲間の自作自演があるだろうが、
蓋スレでは区らしきとメールで楽しく会話していたとか、実際に案内されたとかいう
レスがいくつか見受けられた。
蓋スレ48での区らしきは「オカマを案内した」と嘯いているが、これはデタラメな話
だと思われる。
なぜなら同時に語っていた蓋に関する情報がデタラメだったからだ。

「彼」はウソを空気のように撒き散らすので、本気で受け取ってはいけない。
オカマを案内したと言えば、案内などしていないという文脈こそが正しいのだ。
現に抜け目なく「彼」は、オカマ話を自分の正当性(気に入った奴にはちゃんと教えるぜ)
を訴える仕掛けと、ひとりで来させるための動機へと転用していた。
とはいえ全部がウソなのかといえば、この場合、そうとも限らないので注意が必要だ。
関西氏の証言や、蓋スレ48で招かれた二名の住人達(その後、彼らの区らしきを批判する
レスがなかった)などを見ると、区らしきは本当に裏でメールのやりとりをして親しくなったり、
提示した条件を飲んだスレ住人達を、蓋の場所まで本当に案内していたはずだ。
これは、おそらく「無意味の中に意味を込める」の変形バージョンだ。
つまり裏の目的を明かさない状態のまま、区らしきが普通のイタズラ者であるという物語
を演じていただけで、急に正直者になったわけではない。
ここでも「彼」の心理的な矛盾は生じていないのである。

なお真贋スレに関西氏が降臨した時の三連荘カキコ(IDを三度書き換える)の元ネタは、
ひょっとすると05年04月04日に、蓋や柵の写真を暴露したレスだったのかもしれない。
もっともアレ自体、関西氏本人ではないだろう。
蓋スレメンバーが蓋の現場を知らない理由は、これまで長々と述べてきたし、そもそも
「区サン thx!!」などといったストレートな謝辞を残すのも、これまでの経緯から生じた因縁
からして、その可能性は低いと考えられる。
たぶん「ココらへんの事情も知っていますよ( ̄ー ̄)ニヤリッ」といった余裕を演出して、
住人達や狙っている彼女をwktkさせたかったのではないか。(けっきょく全く気付かれ
なかったが、関西氏も事情を知っているわけではないので、そのままスルーした?)

それにしても、だ。
蓋スレ48の招待客がレポを投下しなかった事を、みなさんはどうお感じだろうか。
なぜ住人達の要請を無視し、レポや事後報告をしなかったのかといえば、それはひとえに
「彼」の心理操作の見事さゆえだ。

条件をクリアできれば誰でも案内してあげるよ、とメールやスレで言われる。
蓋を見つける事は不可能ではない、と周囲へ匂わせる。
これが、釣りのコツだ。
全部がウソだとなると、「彼」の残した手掛かりすら信用できず、諦めてスレを去る住人が
続出していただろう。
(解答が存在するらしい)謎を含ませる事で周囲を盛り上げ、蓋スレを継続させる手法。
それが一種の「あやふや」を生み出し、「ウソか真実かの境目」を作り上げる。
蓋が本当に福山にあるのかどうか、ユーザー同士で「雑談させる」展開に持っていく。
「区らしきに案内された奴は、正直にココで場所を明かせよ」とヤキモキしながら、
その日がくるのを心待ちにしつつ、リアルタイムの暴露祭りを期待して、何度もクリック
ボタンを押し続ける・・・・

「彼」が住人達を現場へ案内させていた理由は、直接面と向かって「教えるな」と約束
させれば、個人情報を握られている弱みもあり、秘密をそっと胸の内に封印する人が
多いと計算していたからだろう。
「ここまできたら、自分はノーヒントで蓋を見付けられる勇者を待ち続けたい!」
蓋の前で真摯に語る(偽)区らしきを、冷酷に裏切る心境にはなれないと思う。
むしろそこまで考えているのか、と共感を覚えるのではないか。
また秘密を共有する事で共犯意識が芽生え、影からスレを応援(スレ継続)したくなる。
「さぁて、蓋はどこにあるのでしょうwww」というイタズラ心で、意味深な書き込みを
垂れ流していく。

区らしきの楽しいメールを受け取った住人も、「彼」の正当性を訴えたくなる。
これが「蓋を見付けるゲームにキミも参加してみないか?」といったノリを演出する効果を
生み出し、仮に蓋の場所を知っていたとしても、「自分がバラす事でこの遊びを崩してしまう
のでは?」と恐れるあまり尻込みをしてしまう。

集団の紡ぎ出す流れの前では、個人の正直さなど太刀打ちできるわけがない。
それが単なる思い込みであっても、蓋スレの行く末を個人で背負うのは苦しいはずだ。
だから案内された住人達は、みんな口を噤んで黙っていたのだ。
メールをもらった連中も、区らしきに好感を持っているので、「彼」を批判する流れを
緩和し、スレを楽しい雰囲気にさせようと努力していた。

猛者が集まっていた蓋スレメンバーも、けっきょく「彼」を利する動きをしている。
区らしきを肯定する事で、いつしか彼らにも共犯意識が出てきてしまったからだ。
そのきっかけとなったのは、やはり「無意味の意味」を正当な情報と分類してしまった
過ちだろう。
アレは優越感からくる悪癖であって、ジャンク情報みたいなものだ。
区らしきをまともな人間として分析すると、こちらの思考が麻痺してしまう。
第1部の区らしきのネタバレにあった、地図だとか浄水場云々だとかは全く関係ない。
「彼」は嘘吐きだ。
だからこそ、「彼」の言う事を絶対に信じてはいけない。
流れを逆方向に捉えなければならないのだ。

「彼」が岡山県民ではないと言えば、岡山県民なのである。
「彼」が566氏が嫌いと言えば、本心ではありがたがっているのである。
「彼」が笠岡に蓋があると言えば、蓋は笠岡以外の場所にある。

ところが最悪な事に、蓋スレメンバー達は「区らしきは信じられる」「あともう一歩で
蓋が見つかる」と考え、第三者に横取りをされるのを防ぎたいあまりに、蓋スレを
無視してしまう。
これで蓋が発見されれば、まさに彼らは真の勇者になれただろう。
だが、けっきょく「蓋の行方、いまだ掴めず」という結果を生んだ。
狭い共同体ゆえに自浄作用が働かず、外部からの適切なアドバイスを受ける事を
拒み続け、思考が濁ったままループしてしまい、蓋の迷宮にはまり込んでしまった。
秘密を公開せずに独占した事が、彼らにとって致命的だったと言えよう。

「彼」の狡猾さを表すものに、前述の「メルマガ」の存在がある。
蓋スレメンバーが粛清騒動を巻き起こしている最中、「彼」は着々と手駒とも言うべき
シンパ達を増殖させていった。
面白い文章と気遣いを見せる優しさで、相手の警戒心を緩和させていく。
自分のファンを作るために、メルマガを最大限に利用していたのだ。
こういう地道な辛抱強さが、情報を持ってきてくれる手下を生み出した。(中には蓋の
場所を教えてもらい、その代償としてプロ固定とは無関係な立場から、スレの盛り上げ
係という無償のボランティアを行っていた人もいるはずだ)
関西氏の「黄泉がえり」や、延々と続く粛清の果てに、蓋スレメンバーが分裂してしまった
有様と比べてみればいい。
実に対照的ではないか。
こうした違いは、両者の考え方の差である。

関西氏達は理想を追求するあまり、考えの違う異分子達を次々に排除した。
自らの正義を信じていたせいだ。
閉鎖的な集団だから、少しでも気に入らないモノが目に入ると何かをしたくなる。
それが許される環境だったので、次第に傲慢な神経質となり、やがて自らの外面を異常な
までに気にするようになる。
オレの存在を意識し過ぎて、できもしない検証劇(「黄泉がえり」)をやってしまったのも、
これが原因だろう。
中途半端なまま終了せざるを得なかったので、不信感が高まり、さらに恥をかいてしまう。
(予告されたブログも、一切の音沙汰がない)
こういう奇妙な偏り(自分の綺麗な面を強調して、不都合な部分を隠す)が、周囲から
叩かれる口実となって、彼らを常に悩ませていた。

一方「彼」には、信じうるべき何ものをも有してはいない。
正義だとか悪だとかの概念がないので、異分子も特に気にならないし、必要とあれば
自分の手駒として活用してしまう。
非常にクールで大雑把だ。

蓋スレ50の「彼」は、何度も566氏が嫌いだと匂わしている反面、がんばってるなー、
とも書いている。
たぶんスレを盛り上げてくれれば、どうでもいいのだろう。
566氏との対立は第2部に入って以降、ウソの補強に利用しているだけで、その他は
流れに任せ、放置していたような印象すらある。(第1部でも、基本的にケンカ芸で
盛り上げていただけ)
蓋が彼らに発見されても、これらを無視してスレを維持する覚悟ができたとみえ、
強い感情もないまま、のらりくらりと気紛れなイタズラ者を装っている。
蓋スレメンバーに敗れた者として、間抜けなピエロ役を区らしきにさせる事すらやり
かねない。(主役キャラだから、積極的にしたくはないだろうが)
人々が集まりやすい憩いの場(雑談スレ)を作るのが、「彼」の仕事だからだ。
自尊心よりも優先させる事が「彼」にはあった。
蓋が発見されようがされまいが、ある一定の固定客さえ付けば問題ないのである。
現に蓋が発見されても、いまだにスレの終わりは見えてこない。

正直に言うと、オレはそれなりに優れた芸人だと思っている。
冷たい態度が近寄り難い雰囲気を漂わせるのか、ROMが多くなってスレが過疎して
しまう傾向があるものの、その分熱狂的なファンが出てくる事も多い。
そのオレをして、コイツは天才ではないのか!?と言わしめてしまう存在こそ「彼」だ。
「彼」の芸は、作品という形式をとっていない。
たとえばオレの芸は、若干の手直しが必要だが、一応2ちゃんねるから独立(書籍等)
して活かす事も可能だろう。
ところが「彼」の場合、完全に2ちゃんねるへ寄生しているので切り離しが難しい。
「電車男」のような、不特定多数が書き込みをしてできた面白いスレッドのひとつと
して、紹介する事はできるのかもしれない。
しかし彼の才能とは、思考を誘導する方面でこそ初めて発揮されるのだ。
つまり自作自演やバカキャラで、クリック数を稼ぐ才能が異常に優れている。
だからほとんどの人は気が付かない。
魅力的な盛り上がりが、たまたま偶然に発生していたと思われてしまう。
「彼」の演出があるからこそ、人が集まってくるのにもかかわらず、だ。
嗚呼、もったいない。

きっと「彼」は、それを「知っている」仲間達から高く評価されているはずだ。
気の強いmoeが、「彼」の事をスターのような眼差しで見つめている。
ニートが率先して、「彼」の代役をこなしながら危険な任務へと赴く。
「横浜オフ会事件」でも、復帰した彼をサポートするかの如く、大勢が集まってきた。
さらに驚くべき事に、悪名高い大物プロ固定達からも可愛がられていたようだ。
それもこれも、「彼」が有能で人望もあるからだ。

メールのやり取りをしていた人々の証言から、目上や目下の者への礼儀や気遣いなどが、
ちゃんとできるくらいの常識を持ち合わせているのだろう。(本心は別として)
互いの能力が違い過ぎるので単純な比較はできないが、オレも「彼」の事を、自分を
遥かに凌ぐ天才だと認識している。
何手も先を読んで仕掛けを作り、不測の事態が発生しても上手く対処してしまう。
凄い能力だ。
こういう人間が、密かに2ちゃんねるの裏側を徘徊しているのだ。
誰に知られるわけもなく。
なんと不気味で、そして素敵な物語ではないか。


第24夜 #13

2008年05月10日 | 第24夜

話は戻るが、案内人が「彼」本人ではないからといって、仲間が見ず知らずの人と
出会うリスクを放置できるほど無責任ではないだろう。
仲間といっても、実際には友達ではなく、仕事関係の仲間ではあるのだが、万が一に
でも傷害事件にまで発展したら、これは大変な問題となってしまう。
2ちゃんねるを叩きたがっているマスコミに、この一件を嗅ぎ付けられるのはマズイ。
この余波で、プロ固定の存在を知られるリスクが高いからだ。
もっとも「光BOY引退」で、多少の無茶も許される事を知ったため、以前に比べたら
少し大胆になってきていたようだ。(これが、のちの「横浜オフ会事件」「黒七探検隊」
の雛形となっている)
以上の推理を土台にして、蓋を案内する計画を実行する際、「彼」の立場から、仲間を
守るいくつかの対策を考えてみよう。

まず一番気になるのが、「自分に危害を加えるつもりがあるのかどうか」だ。
最初に身元を確認しておけば、対象者が無茶な暴挙に出る確率は著しく減っていく。
よって免許証等をコピーし、それをメールに付属するように言えば、これらの問題は
解決するのだが、逆に個人情報漏洩を気にして拒絶する人が多くなってしまう。
これでは秘密を共有して共犯意識を高め、スレを維持させる作戦が実行できない。
そこで、もう少し条件を緩めてみる。
するとフシアナが、非常に重要になってくるのだ。

もし暴行を加える企みを抱いていたら、IPを公開する愚など犯さないだろう。
万が一の際、警察へ通報して・・・・といった難しい話ではなく、IPを素直に教える行為は、
対象者の心の中に、犯罪を犯すという衝動や発想がない事を物語っている。
2ちゃんねるでは、個人がアクセスしてきた記録を盗っているので、いざ犯罪ともなれば、
警察へ個人情報が手渡される仕組みが存在するはずだ。(犯罪予告→即タイーホ)
だから実際にはフシアナをしなくても、犯罪者を追及する手立てはあるのだ。
しかし犯罪を犯すようなDQNは、一昔前までは常識にされていた「ネットは密室だから
何をしてもバレない」と思い込みがちである。
無知ゆえに単純なのだが、そんな危ないバカだからこそ、自分のIPやドメイン情報を
教えると、大変な事になるという噂(都市伝説)も信じていると考えられる。

「IP情報=個人情報」とは必ずしも言い切れない(たまにIPに地名が表示される&検索
から自分の嗜好性・行動習性がバレる恐れもあるので注意)のだが、いずれにせよ
暴れたがっているDQNに、IPアドレスを公開しろという条件を突き付ければ、間抜けな
彼らだって躊躇いを覚えるはずだ。
このようにフシアナは、バカ排除対策として有効に作用する。
つまりIPをバラす行為は、犯罪を企んでいるかどうかを見分ける踏み絵となるわけだ。
危険人物かどうかを判断する、ある一定の目安となろう。

メールで釣り上げる場合は、少しやり方が変わってくる。
それは、人の出入りが激しい掲示板とは違って、まったくの密室状態だからだ。
区らしきが、蓋スレ48に出没した時、
「オメー喧嘩かってやるよ!コイヤ、ゴルアー」
といったメール攻撃に悩まされている事を匂わせ、周囲への同情を買うような仕草を
見せていた。
こういう事情を知れば、案内するために「身分証明書の提示」を条件にしたとしても、
納得する人間が出てくるはずだ。
同情してもらうための背景を語り、厳しい条件を科すのは基本的な思考操作法のひとつで
あるから、抜け目のない「彼」の事ゆえ、メールでも同じ手法を使っていたに違いあるまい。
そして誰も見ていないからこそ、もう少し大胆かつ狡猾的な、さらなる個人情報の提出を
要求していた可能性がある。
かつて関西氏は、メールで区らしきと接触した様子を語ってくれた。

【JJ】JJ真贋論争2【明菜】
ttp://www.geocities.jp/singanlog/1152538494.html

>880 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 22:56:43 ID:j+eS1aP9O
>次に、蓋第一幕が終わった辺りで、区らしきにメールをしてみた事がありました。
>普通のROM人に成りきって、何度かメルのやり取りをした後、
>一度蓋の場所に案内してほしいと書いて送ってみた事があります。

>区らしき氏は、意外とあっさり「条件付きでなら案内するよ」と返事をくれました。
>その条件と言うのが、区らしき氏の緻密さを物語るには最適な文章なんですが…
>その区らしき氏からの返信については、E氏の役に立つなら、また披露してみますね。
(略)


回忌祭りの経緯を精査した結果、関西氏と566氏達は、少なくともこの段階までは
蓋の場所を知らなかったはずだ。
17才氏やひで氏と別れた後、こっそりと福山に戻って冷蔵庫を探し出していたのだから、
蓋スレメンバーの身内にも隠していた情報が、いくつかあったのだろう。
その極秘情報の中に、蓋の場所は含まれてはいなかった。
というのも、もし知っていれば、回忌祭りで暴露していたはずだ。

次回のイベントまで一年近くある。
それまでずっと放置できる忍耐力などはあるまい。
無理やり暴かれた「福山の柵」というヒントから、第三者に発見されてしまう確率は
俄然高くなってしまった。
蓋スレメンバー以外の人間が蓋を発見してしまえば、区らしきの宿題を解けなかったと
スレ住人達から笑われてしまうかもしれない。
「福山の柵」周辺をしつこく探索していた566氏も、社会人ゆえに暇な時間を捻出できず、
こうした行為が蓋の場所を知っていた上でのものだとしたら、あまりにも無駄な労力を
使い過ぎていると言わざるを得ない。
この必死さは、蓋を発見したい執念から紡ぎだされたという推理こそが妥当であろう。
ただし三回忌祭り(蓋スレ二周年)の時には、どうだったのかは不明だ。

勇気がなくて突撃できない所に突撃する勇者達
ttp://norv.hp.infoseek.co.jp/1126300737.htm

>84 :関西 ◆Hfavf2q9QE :2005/09/15(木) 01:31:58 ID:KyZXQ3evO
>みなさんこんばんは。保守お疲れ様です。

>85 :本当にあった怖い名無し :2005/09/15(木) 01:48:11 ID:KyZXQ3evO
>あぁ~、忘れものがひどいなこりゃ。化野も白浜も未突撃だよ。
>まぁ白浜は同行者が決まってるからいいが、化野の同行者を募集しようかな。
>そういえば本当に危ない所を見つけに行って、本当に危ない地下室に迷い込んだっけ。
>さて、おやすみなさい。
>チラシの裏

>100 :作成人 ◆dToraFqDFM :2005/09/15(木) 23:23:37 ID:lmnIDL5W0
(略)
>>>関西氏
>ずいぶん張り切ってますね~
(略)

>101 :関西 :2005/09/15(木) 23:33:45 ID:KyZXQ3evO
>作成人氏乙
>張り切ってるでしょw
>ちょっと楽しい事があったのですよ♪

106 :作成人 ◆dToraFqDFM :2005/09/15(木) 23:52:54 ID:lmnIDL5W0
>>101
なんだろうw

>107 :本当にあった怖い名無し :2005/09/15(木) 23:58:48 ID:2P6kxrOp0
>>>101
>メ欄マジ?!

(※)筆者注:101のメ欄の中身にはこうある→「区らしきの本名は」
         106のメ欄の中身にはこうある→「>>101」


真贋スレで語られた、moeと関西氏の接触時期は、回忌祭り(05年09月10日夜~11日昼)
後だったと思われる。
秘密を共有できる序列から考え、まとめサイト作成人氏が知らなかったという事実は、
moeを釣って得た関西氏の極秘情報が、まだ隠しチャットや裏掲示板などで伝えられて
いなかった事を示しているのだ。
たぶんこういう時系列だったと考えられる。

①区らしきとの接触=「福山の柵」の位置=04年09月22日の後(まとめサイト以降)

②moeとの接触=コードネームが「千種」=05年09月15日の少し前

関西氏が書いた「本当に危ない所を見つけに行って、本当に危ない地下室に迷い込んだ」
というくだりは、ただのジョーク(裏で動いて得た情報への自慢を歪めた表現)だろう。
もし事実だったら、566氏個人による福山探索が無意味になってしまう。
彼の性格から考え、同志566氏を手助け(蓋発見の栄誉)したかったはずである。
関西氏は、回忌祭りで区らしきのメール情報が正しかったと分かり、moeでも同じように
別人(区らしき)を装い、新たな情報を引き出そうと企んでいた。

次の三回忌祭りまで一年。
その間、蓋を探るべく区らしきやmoe達と、予定されていた三回忌直前までメールでの
接触を試みていた可能性が高い。
しかしたぶん分からなかったのだろう。
けっきょく三回忌祭りが行われたのかどうかは定かではないが、彼らの手によって蓋の
場所が公表された形跡もない。

自分達だけで独占したかったから封印したのか。
確実に言い切れるわけでもないが、関西氏のヒーロー像を演じたい気持ち(メル欄での
独り言は、彼特有のテレとミエだった?)、566氏の蓋に対する執念を計算に入れると、
発見しているのに沈黙を続ける確率は、非常に低いと思われる。
観客に見られている快感を忘れられないからだ。

今までのパターンに照らし合わせてみると、蓋の場所をストレートに発表しないが、逆に
ただ匂わすだけ等、何らかのサインを送ってくるはずだ。(回忌祭り・ヤリ目?オフ会
での彼らのレスを参照)
つまり蓋が見つからなかったので、彼らは沈黙してスルーを貫いたのではないか。
自分達の名誉を守りたかったからだ。(見つかりません、とは言えなかった)
こう考えれば、オレに情報を出し惜しみしていた理由は、あの時点で蓋に関する決定的な
ネタを掴んでおらず、会話を続ければいずれそこに行き着いてしまうので、真贋や蓋スレ
住人達を失望させる、そして嘲笑されるのが我慢ならなかったのだ。
また余計な情報を与えて、誰かに蓋を発見されるのを恐れていたとも考えられる。
(熱くなって暴走気味だった関西氏と、何もない事を知って不安に感じていた566氏の
温度差ゆえに、真贋スレで三回忌祭りをやるのか、ただのオフ会をやるのか、いまいち
よく分からないgdgd発言を両者が投じてしまう)
566氏が見せた、あの異常なまでの蓋への妄執と同様に、関西氏も裏技・外道技を
使って、何が何でも蓋の情報を知りたかった。
表面上は平静を装っていたが、実はかなり必死だったのは間違いあるまい。

だが、おかしくはないだろうか。
区らしきはメールで、「条件付きでなら案内するよ」とあっさり返事していたはずだ。
「彼」の条件を飲めばいいではないか。
どうやら関西氏には、それができなかったようだ。
おそらくその条件とは、免許証のような身分証明を出せ、といったものだろう。
区らしきが語った、「気分を害さずに聞いてね。こっちが先に身分確認するよ。別に名前や
住所じゃなく見た目でw」という一文は、かつて名前や住所を確認していたからこそ出て
きた言葉なのかもしれない。

メールでのやり取りで、この条件を出した結果、蓋を案内された人間はほとんどいなかった
可能性がある。
他のネタで忙しかった「彼」にとって、一般人の盛り上げ係がどうしても必要だった。
しかし衆人環視の中で「身分証明証の提示」と語っても、メール同様に引く人が多いだろう。
さらに、蓋の場所を教える気がない、と思われてしまう危険もあった。
であるからこそ、観客が多いスレであるのを考慮し、あえて条件を緩和したのではないか。

兎にも角にも、別人を装っている関西氏は、逆ベクトルの情報を会話に混ぜていた
ので、大阪在住等のリアル情報を提出できなかった可能性がある。
発言内容と身分証の矛盾が発覚し、自分の正体がバレてしまう危険が高かった。
個人情報を「彼」に握られたまま、蓋の場所も教えてくれないリスクもある。
566氏にその役目をさせてもよかったが、区らしきと揉めていた背景があった。
17才氏やひで氏では、殴り合いのケンカにまで発展する恐れも出てくる。
そう判断して、仲間想いの関西氏は、単独での隠密行動に徹した。
やがて辛抱強く粘った結果、「福山の柵」までの情報を手に入れる事に成功する。
ただしコレにも条件があった。
それは「場所を教えない」という約束だ。

関西氏は、区らしきをある部分で認めていた事から、もし「彼」と何らかの約束をして
いた場合、性格的に義理を果たそうとするだろう。
現場に凸した人間へ敬意を表す傾向があるからだ。(関西氏が嫌いなタイプは、安穏と
した場所から、現場で動いている人間を批判するようなタイプであり、仲間意識も強い
ため、連帯感が薄い自分勝手な輩も嫌悪する)
「ニート=区らしきのひとり」という図式があるならば、区らしきも凸した勇者として勘定に
入っていたと考えられる。(蓋スレを盛り上げた仲間意識)
関西氏名義で「福山の柵」のヤフーマップを投下しなかったのは、「彼」との約束を破らない
ように配慮していたからで、発見した動機をボカしていたのも、そこに触れると区らしきへの
裏切り行為が発覚するため、義理人情的になるべく避けたかったのだろう。
また関西氏の表の顔は、頼りがいのあるカッコいい正義の味方だ。
区らしきが気分を害し、自分を騙した挙句に約束を破った、と公表すれば、汚れキャラへ
転落してしまうかもしれない。
それも嫌だった。

以上の経緯をまとめると、このようになる。

【区らしきの出したメールでの条件とは】

①現場を案内するからひとりで来い
②場所を公表しないと約束しろ→「福山の柵」
③上記に加えて、身分証明証を提示せよ→「蓋」

※厳しい条件ゆえ必要な人数が集まらなかったので、条件を緩和してスレで再募集
  する事になる。(関西氏は辛抱強く交渉して、メールのみで②をクリア)


【区らしきの出したスレでの条件とは】

①フシアナサンをしろ(スレ)
②現場を案内するからひとりで来い(スレ)
③場所を公表しないと約束しろ(現場)→「蓋」


さて、区らしきは捨てアドを晒して、自分がスレを去ったのち(04年9月22日/第1部
終了)、代わりに動いてくれる手駒を育成したかった。
だが、これら手駒が暴走して、柵や蓋の場所をバラしてしまう危険もある。
それを防ぐ手段こそ、面と向かって(バラさないと)「約束」させる事だった。
しかしメールで釣り上げた連中は、なかなか身分証明書を出さないので、現場を教えて
共犯意識を作り上げる作業が進まなかった。(関西氏も、そのうちのひとり)
そこで急遽、第1部終了後にスレへ再降臨する。(04年11月26日)
一応念のため、フシアナで志願者を選別し、最低限の担保を捻り出した。
あとは、自分の身代わりをする人の判断に任せるしかない。(「彼」は引きこもりだから、
当時は外に出て芸をするのが嫌だった)

人は見た目である。
おそらく「彼」は、現場に出る人間へ「危険だと思ったら、すぐに逃げろ」と指示して
いた可能性が高い。
ヤバそうな人間が複数で待ち受けていたら、危険度はさらに膨れ上がる。
566氏様御一行の場合、集団で行動する事が多いので、複数の人間が出てきたら即時
中止と教え込んでおけば、蓋の位置を暴露しそうな連中に情報を与える愚も回避できる。
「人数集めてわいわいするのはあんまし好きじゃなんですね。」と言い訳していたが、
ツレツレ、超兄貴超兄貴、俺ら俺らと連呼していた人間が、どうしてこの件に限って
個人で動きたかったのか、何とも不可解な心理ではないか、ヤマトの諸君。
ひとりの方が逃げやすいからではないだろうか。
バイク乗りなら、なおさらだ。(ニート?)

フシアナしろ→個人で来い→見た目で判断するよ(→場合によっては逃げるぜ→バイクでw)

たとえ二度手間になろうとも、ひとりで来させようとする慎重さは、現場に行く手筈に
なっている仕事仲間の安全性を考慮に入れた結果だろう。
派遣された人物がニートだったら、蓋スレメンバー(関西氏・17才氏)を覚えているから
すぐに逃げればいいし(特に17才氏は長身のモヒカン野郎だから遠くからでも分かるw)、
仮に逃げらなくても、区らしきと誤解されたままであれば、プロ固定云々ではなく、ただの
陽気なイタズラ小僧と相手が思ってくれるはずだ。
現場で場所を教えるな、と頼み込めば、無下に断られないかもしれない。

また夜にメットを被った状態で現れれば、顔を覚えられる確率も低いので、初対面の連中
ならメットの方に目を奪われ、自分の印象があやふやになる、という計算も含まれていた。
この先同じような「現場で釣り芸」が福山近辺であって、その時にお互いが再会したと
しても、区らしき(の偽者)と気が付かれる心配も少なくなる。
ひとりで来いという条件は、招かれた住人同士が情報をリンクし合って、案内人の素性を
分析されるのを防ぐ効果もあった。

こんな感じだろうか。

もし本当にただの遊びならば、こんな面倒な事などせず、もう教えてやるから何人でも
とっとと来いや、と腹を決めるか、もしくは面倒臭がって止めるかのどちらかだろう。
わざわざ現場に赴かなくても、メールで知らせる手もある。
何事にも楽をしたがるのが人間の本能だ。
こうした手間暇をかけた段取りは、現場へ派遣する人間がすでに決定済み(ひとりしか
いなかったから、超兄貴役やツレ役が存在しない=相手が複数だと危険)で、その人が
現場を案内する計画が、あらかた整っていたからこそ生まれた背景がある。
分かりやすく言うと、まず最初に計画が存在していたため、スレでそれに相応しい住人の
選別を慎重に行っていたのだ。

区らしきが登場→蓋の場所を教えろ、の展開は誰にでも予想できる。
仕掛けの準備が終わったから、あの段階で「彼」が出現したのであり、たまたま偶然に
出てきたのではない。
なぜなら区らしきは、兵庫氏の一件を知っていたからだ。(クラェ氏の鋭いツッコミに御注目
あの話は、蓋スレだけでは分からないはずだ。
こっそり勇者(突撃)スレも覗いていたのだろう。
ようは蓋の関連スレ全体が、「彼」の監視区域に含まれているのだ。(真贋スレも同様)
ただし、大まかな状況はある程度把握していたであろうが、芸をあちこちで繰り広げている
忙しい「彼」だから、さすがにリアルタイムで細かくチェックなどできなかった。

こうした問題に対し、彼の出した答えとは?
それが「メルマガ」だった。
メルマガとはあくまでも比喩だが、本質的には同じようなものだ。
「兵庫氏追放事件」を知っていたのは、メールで情報を教えてくれた人がいたためだ、と
区らしきは慌てて言い訳していた。
オレが思うに、たぶんメールで接触してきた人間を対象に、楽しいメルマガ(のような会話)
で仲良くなり、スレの動向を報告させるような関係性を築いていたと睨んでいる。
だから身分証の提示を拒否した連中も、できる限り排除しなかった。
他人を利用して、労力を最小限に抑えたかったからだ。
「彼」の、何事にも楽をしたがる人間の本能は、こういう面では抜け目なく活かされて
いるのであった。


第24夜 #12

2008年05月10日 | 第24夜

~関西氏の証言~

>547 名前:EINHERJAR ◆uI56RIoJOQ [sage] 投稿日:2006/08/16(水) 23:20:44 ID:WsDRJboG0
(略)
>(3)( ̄ー ̄)ニヤリッ を投下した後の、飛脚の言動をどう思いますか?

>(4)飛脚・区らしきの中途半端なネタバレをどう思いますか?
(略)

>551 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 23:36:33 ID:imEST2XRO
>問4、A、彼女は身近な存在かもしれませんね。
>(一度は遭遇していたかも)
>ネタバラシの中途半端さについては、何かが彼女の中で変化をきたしたんでしょう
>問3、A、身近な方である証拠かなと…

>556 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 23:52:58 ID:imEST2XRO
>>>554
>突撃隊の方…
>あのぅ…566氏、17歳氏。ひで氏、は除外して、
>それ以外の方で、たった一度だけですが、お目に掛かった事があるような…
>悪魔で私見です

>868 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 20:28:19 ID:j+eS1aP9O
>ん?ニートってバイク氏の事ですか?バイク氏なら覚えています。
>う~ん…バイク氏の行動は確かに腑に落ちない点が多々ありましたね。
>少し書いてみましょうか

>872 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 22:28:36 ID:j+eS1aP9O
>まず、私が初めてドレミに行き、他の突撃隊員の方と合流した時の事を書いてみます。
>月日が経ってるので、思い出しながらの文章となり、正確さは重視していません。
>岡山までの道程は割愛してあります。。

>ドレミの坂を登り、暫くすると左側に空き地があり、そこに突撃隊の方達が居ました。
>私は先ず、何も気付かないふりで素通りし、離れた場所をグルグル回ってみました。
>離れた場所に誰か居ないか、突撃隊を観察している奴は居ないかを確かめる為です。
>辺りに不審な人影が無かったので、安心して突撃隊の方達と合流しました。

>その際、失礼な

>873 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 22:29:58 ID:j+eS1aP9O
>その際、失礼な話しですが、車で来られてる方のナンバープレートを確認していました。
>中国地方の陸運局管轄のナンバープレートだと確認してから、話しの輪に入りました。

>875 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 22:49:03 ID:j+eS1aP9O
>その後、17歳氏から各自の紹介を受け、こちらも自己紹介を済ませました。。
>さて、探索に出発しよう!
>と勢い込むのは私達だけで、先にその場に居た方達は立ち上がりもしません。。
>封筒を眺めてはあれこれ、携帯の画面を覗いてはあれこれ、
>青い車の件について、あれこれと話すばかりで、少しも探索が始まりません。

>話しが前後しますが、その時、隊員の皆さんは地図を見ながら話していたと思いますが、
>私は、話しを続ける隊員の皆さんの横顔を観察したり、誰かが坂を上がって来ないか等を観察していて、地図を見ていません。

>877 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 22:51:11 ID:j+eS1aP9O
>もし、その時の地図が原本ならば、私は原本を見た事が無いのです。
>話しを戻します、、
>痺れを切らした私が、探索を促したら、やっとの事、皆さん腰を上げた次第でした。
>その後も、私が感じた違和感は、皆が一カ所に固まり、全員で探索しようとする事でした。

>全員で固まって一カ所を捜索しても埒外なので、三班に別れようと提案しました。
>私の車に三人、誰かが乗って来た車に三人、そしてバイクに一人。
>私は初対面の方の顔と名前は極力覚えないようにする性格なので、
>誰がどの車に乗って、また誰がどんなコテなのかを覚えていません

>878 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 22:52:54 ID:j+eS1aP9O
>その探索中に何度も思ったのが、バイクの方は少し変だ。という事です。
>何故変かと言いますと、彼は何度も私達とすれ違うのです。
>あの広いハイツ周辺を探索しながら、何度も遭遇するのです。
>まるで私達の後をつけるように。
>そして、そこに何も無いのを知っているから、手持ち無沙汰であったように。
>探索の最中も、何度か全員が集まって、成果を報告しあいましたが、
>その際も彼は、話しに加わるでもなく、発言するでもなく、
>ただ、皆さんの話し合いの末に出された結論に首を縦に振るだけでした。

>879 名前:関西 ◆Hfavf2q9QE [sage] 投稿日:2006/08/22(火) 22:53:59 ID:j+eS1aP9O
>考え様、見方によれば、ただの無口な好青年と言えなくもありませんが、
>私には、腑に落ちない方との印象が強く残っています。
>私がバイク氏に対して感じた違和感については以上です。


【ニートと「現場の麓」にいたらしい友人】

本当に危ないところを見つけてしまったpart26
ttp://www.geocities.jp/honabu_swf/mirror_logs/026.html

>458 名前:本当にあった怖い名無し :04/09/16 00:13:29 ID:4GBzmalr
>だれか!現場近くの漫画喫茶の場所わかったら教えて!
>そこで待機も一考かと<現地ROM組み

>765 名前:ニート君 ◆J8SGx8ZWUg :04/09/16 00:36:16 ID:4GBzmalr
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/33/6610/33202.html
>雨の心配は無さそう。俺も1時半を目安にほのぼのツーリング2nd。
>もう皮ジャンの季節です。

本当に危ないところを見つけてしまったpart28
ttp://www.geocities.jp/honabu_swf/mirror_logs/028.html

>22 名前:にーと ◆J8SGx8ZWUg :04/09/16 02:39:47 ID:uIVQoBAw
>封筒ゲット
>しかし一旦セーブのためバイクに戻る
>封筒はそのままにしとく

>201 名前:にーと ◆J8SGx8ZWUg :04/09/16 02:50:29 ID:uIVQoBAw
>代理人です。
>17才がんばれ
>俺はふもとで様子見
>ちなみに、バイクに乗ってた奴です。

>295 名前:にーと ◆J8SGx8ZWUg :04/09/16 02:55:36 ID:uIVQoBAw
>今、里庄から来たぼーぼーさんと合流
>ちなみに尊敬する人はロブハルフォードです。


(※)筆者注:これ以降、ニートの代理人と名乗る人物は消息不明となった
         ちなみにロブ・ハルフォードとは、元「Judas Priest」のヴォーカルで、
         ゲイでもある。(ニート・ホモ疑惑に引っ掛けたジョークか?)


本当に危ないところを見つけてしまったpart30
ttp://www.geocities.jp/honabu_swf/mirror_logs/030.html

>518 名前:合坊@ ◆W/ANgELIII :04/09/16 06:30:15 ID:X8nQzcUt
(略)

>547 名前:ニート ◆J8SGx8ZWUg :04/09/16 06:32:59 ID:4GBzmalr
>2時20分に、17歳、301氏が柵にて封筒1をゲット。そこには地図が。
>2時40分に俺が同じ場所で封筒2(17歳氏らは気づかず。柵の右側に配置)をゲット。

>あれで、気づかないはずは無いのに…20分の空白の間に、誰かが
>あの場所に来ていたのかも…という、疑念が起こりました。
(略)
>>>518
>やっぱり俺の友人聞き間違えてるな…俺もボウボウっぽくいっちゃったけどw
(略)

>694 名前:ニート ◆J8SGx8ZWUg :04/09/16 06:50:33 ID:4GBzmalr
>忘れてた。中継友人乙。
(略)


【おまけ】

本当に危ないところを作り出してしまったpart43
ttp://www.geocities.jp/honabu_swf/mirror_logs/043.html

>974 名前:ニート ◆J8SGx8ZWUg :04/09/19 17:23:13 ID:1t83eMck
>1000なら地図の秘密を話す。

 

さて、ココで問題だ。
区らしきはスレの住人を何人か、蓋の現場へ連れて行ったらしい。
なぜそんな事をしたのか。
答えは、第2部を巡る蓋スレメンバーを見ればお分かり頂けるだろう。
つまり間接的な盛り上げ係として使いたかったのだ。
これが「手駒」である。

ちなみに案内していた理由は、もうひとつあったと思われる。
自分はただのイタズラっ子、という偽情報を植え付けたかったのだ。
「別に隠したいわけじゃない。ただ結果的に、566へ教えるのが気に喰わんだけだ」
蓋の存在を明かしてもいいが、スレで公表すれば気に入らない連中が喜んでしまう。
「それが嫌だ」というもっともらしい理由を作り、自分の正当性を訴えれば、スレで
場所を明かそうとしなくても、単に子供っぽい奴だからと苦笑されるだけで済む。
間違ってもスレを維持するのが目的だと、周囲に悟られてはならないから、これ自体が
目くらましの仕掛けとなってくるわけだ。
だから何度もしつこく、566氏への敵意を持ち出していた。

しかし本当に「彼」が、自ら案内役をしていたのかという疑問は残る。
そこで、蓋スレメンバーの証言を重ね合わせてみよう。
まず関西氏と17才氏は、「ニート氏が怪しい」と語っている。
詳しい経緯は引用レスを読んでもらうとして、関西氏はニートをふたりいる区らしき
の片方だと分析し、17才氏はニートこそ区らしき本人だ、と考えていたようだ。

ちなみに566氏は、「区らしきの正体は、ニートと思っているんでしょ、566さん?」と
いうオレのレスに、激しく噛み付いてきた。
忍びないので引用文は省略するが、なにやらグチャグチャと文句を垂れ流している。
そのくせ彼はどう思っているのか、という肝心要の部分には何も触れていないのだ。
関西氏との秘密の会話から、あらかじめニートの胡散臭さを知っていただろうし、また
17才氏が566氏にニートの矛盾について語っていた事も、真贋スレで明らかにされた。

にもかかわらず、彼がこれらをはぐらかしてしまった理由は、蓋の情報を必要以上に
与えてしまえば、オレが嬉々として自らの主張の補強材料へと利用するのが、どうにも
我慢できなかったせいだろう。
たぶん「蓋の場所にしか興味がない」「ニート氏と面接していない」「Eは信用できない」
等々、一方的な理論武装を身に着けて、オレへの罪悪感を封印していたと思われる。
でなければ、たかが雑談レベルで、あんな攻撃的な態度をするわけがない。
かつての566氏の聡明なキャラ像からかけ離れているが、長々と書いた「福山の柵」を
巡る騒動を知っていれば、彼が異常な独占欲に囚われていた心情を理解できるはずだ。
そうであればこそ、(無意識かもしれないが)オレにミスリードを誘発するようなレスを
投げ掛け、自分の優位性を保ちたかった動機が透けて見えてくるというものだ。
例えるなら、犬が自分の縄張りを示したいため、小便をビャッと引っ掛けるような感じ
であり、一種の匂いづけの類だったと考えられる。(迷惑な・・・・)
ゆえに566氏をノイズとして除外し、蓋スレメンバーの公式見解であろう「ニートが
(一時的に)区らしき本体の手足となって動いていた
」という文脈を採用したい。
この事実は、プロ固定の援軍という推理に重なる部分がある。

蓋スレ第1部で発生した「2通の封筒事件」の渦中、ニートは完全なシークレットでは
なく、バイクで現場へと赴く事を匂わせていた。
しかも「ほのぼのツーリング2nd」という、意味不明な文章を書いているではないか。
2ndという事は、現場に行くのが2回目という意味になり、すなわち封筒を置いたのが
ニート本人であったと暗示していた可能性もある。(不完全な仕掛けの再起動を目論む?)
急に「2nd」という単語を出しても、あの当時の住人達には理解不能だったはずだ。
意味のないものに意味を込める、プロ固定独特の癖だ。(舐めているので油断が出る)
なおこの際、実況を担当する「友人」がいたらしい事も分かっている。
その友人は、こう発言している。

「俺はふもとで様子見」

まるで現場にいるかのような発言を残しているため、のちにニートと合流した合坊氏が
相棒だったとしてもおかしくはない。

17才氏も「この人物が笠岡に住んでいる」といった含みの言葉を、ニートの疑惑と
共に、合坊氏へ重ね合わせるようにして使っていた。
ではここで、17才氏の証言をもう一度振り返ってみよう。

「この時、ハイツ周辺の街頭も何も無い時に、ニート君発見。」
「ただのホモだろう、と301氏と話をしつつ、山をブラブラ。」
「下山しようと301氏と話をし、一旦下山しようとなる。」
「柵の前で上へと向かい歩いてくる二人組みを発見する。」
「ニート訓と号某氏」
「ドレミの大きな看板で566氏の紙を探しに行く」
「上からニート氏号某氏降りてくる。」
「で、やぁ初めましてみたいになって、合流。」

最初はニートだけで動いており、その後どこかで待ち合わせでもしたかのように、
合坊氏を伴って行動していたのだという。(ハイツ→赤柵→ドレミ)
ニートの仲間が合坊氏ならば、ひそかにスレの実況を担っていたとも考えられるし、
「俺はふもとで様子見」とはニートがひとりで動き、自分は明るいドレミ付近で待機
しているといったニュアンスだったのかもしれない。
たしかに実況が途絶えたのは、ニートが合坊氏に合流した頃からだった。(その後、
彼らは17才氏達と出会う→スレで実況をするのは無理)
17才氏の話から、合坊氏が携帯からスレに書き込んでいた気配がなかったという
事も判明したので、スレ実況は合坊氏の自作自演だったとも考えられた。

ところが、である。
合坊氏の報告を受け取ったニートの仲間は、合坊という発音を「ぼーぼー」と聞き
間違っていたらしいのだ。
合坊氏が最初から仲間だったら、「合坊」と「ぼーぼー」の取り違いミスなど出て
こなかったはずだ。
なぜならキャラ設定を知っているからだ。
仲間内のギャグだったのかもしれないが、自分のコテを自分でわざと間違えるという
のも、奇妙な釣り芸である。

また合坊氏が実況役をしていたら、17才氏が現場に凸しているのを知った時点で、
一人二役などできない事を早い段階から察知できたはずである。
ニートのツレによる実況が始まった頃には、すでに17才氏が凸している事がスレで
告知されていたので、無意味な計画と言わざるを得ない。(「がんばれ」と書いているし)
また、「ニート君も、ツレに,スレの流れを見といてね。って言ってたのも思い出しました」
という17才氏の証言は、ツレ=(一緒に行動していた)合坊氏ではなく、ニートが携帯で
誰かと会話していた事実を書いているのではないだろうか。(よく分からんがw)
という事は、実況していた人間と合坊氏は別人、と考えるのが自然であろう。

とするならば、だ。
実際に合坊氏が、プロ固定(「彼」・moe・ニートに続く4人目?)かどうかはさておき、
気になる点がひとつ浮かんできた。
「俺はふもとで様子見」という何気ない一言。
現場にいた合坊氏に関係のない発言ならば、これはいったい何を意味していたのだろう。

オレは、こう思う。
もしもあのレスが、「彼」からのものだと仮定すると、「俺はふもとで様子見」の意味は、
現場にいた事を指し示しているのではなく、「赤柵のある加須山の麓に住んでいる
と読み換える事ができるのではないか。
部屋でくつろぎながら、スレを眺めていますよ、と。
無意味の意味の法則から、それをこっそりとバラして、人知れずスリルを味わう。
もしそうであるなら、これまでオレが披露してきた推理とも矛盾するところがない。
何しろ「彼」は、倉敷の加須山近辺に住んでいるのだから・・・・

区らしきとニートとの接点が出てきた。
このニートが蓋スレでの告知もなしに、合坊氏と待ち合わせをしていたのならば、
合坊氏も仲間と見なす事が可能だ。(ニートがコテ名を間違えて相棒に報告したのは、
現場で慌てて考えた名前だったから→コテ名まで打ち合わせしていなかった)
以上の考察により、区らしきには何らかの実働部隊が存在していたと受け止めるべきだ。
「彼」が選別した蓋スレの住人達を、現場まで案内した人物がいるとすれば、おそらく
これらから選出されていたのではないだろうか。(大規模な集団ではないと思うが)

なお余談となるが、「( ´ー`)y-~~マターーリ ◆yBJMpF4poQ」というコテが「2通の封筒
事件/17才氏突撃編」の最中に出てきていた。
IDを検索すると、その出現の仕方はかなり唐突である。
中継部隊の実況とは別に、何をやっているのか分からずに見物していた住人や集まって
きた野次馬達へ、現状把握用の「流れのまとめ」を投下していた住人(ID:83/raIpQ氏=
566氏の残したメモの暗号をやたらと知りたがっていたヒト=「彼」と同一人物の疑惑が
全くないとは言い切れない)がいたのだが、特に続報もない事から沈黙してしまった。
当然である。
何度も同じ文章をコピペしても意味がないからだ。
教えてクンに、アンカーを指し示せば事足りる。
当事者が静観しているのをいい事に、その役目を強引に引き継いだのが「マターーリ」だ。
そしてID:83/raIpQ氏が自粛していたコピペ貼りを、再び行い始めるのだった。

この人はコテを外して発言してしまったり(自作自演の癖が出た?)、やたらとはしゃぎ
回り、途中でまとめ作業を止め、すかさずトリをつけた状態で雑談モードへと突入、発言
レスにオンナっぽい特徴などが見受けられた点から、総社市民の中の人なのかもしれない。
お祭り大好きな目立ちたがり屋の性分から、周囲に注目されるポジションを強引に奪い取り、
その余勢を駆ってこの祭りを堪能したかった、とすれば一応の辻褄が合う。
ID:83/raIpQ氏が沈黙するのと入れ替えで、総社市民の中の人らしき人が出てきた展開から、
これらニートを巡る一連の動きに彼女も連動していたように見えなくもない。
もしそうであるなら、彼女は彼女なりに、ニートの凸を何らかの形で手助け(盛り上げ係)
したかったのだろう。
高いポジションに陣取りながら。

以前真贋スレ2の雑談であった、「タバコの顔文字コテがニートと連動」という文脈は
ココからきている。
スレ違いや時間がなかったせいで省略したが、また蓋に舞い戻ってきたので、念のため
少し触れておいた。(タバコAAが、オレの投稿の「支援」に引っ掛かっている云々は
関係ない。また ( ´ー`)y-~~ の絵文字は、ニートの「支援」という解釈もできる)