「いつかはビワイチ」と思いながら、3年。
少しはロングライドの自信が付いたのと、今年やらなきゃ来年また一から体づくりに
取り組まなきゃという思いで、決行の時を迎えた。
前夜の金曜は、仕事を終えて19:40我が家を出発。途中、Hくんをピックアップして
20:00に出発。
快調に山陽道を飛ばして行くが、名神が途中事故渋滞で下道に下ろされ、
目的地の道の駅草津には、0:30到着。寝つき薬にビールを1本プシュッとやって
1:00に就寝。
5:00に目覚め、コーンスープで体を起こす。
6:00の予定がゆっくりし過ぎて6:25出発。
以前、南湖を走った経験から、コースがわかり難く、日が暮れては危険も増すという判断で
今回は時計周りにまずは大津をめざす。
心配した天気も持ち堪えて、素晴らしい朝焼けに迎えられてのスタートとなった。
さすがに今回は長丁場ゆえ、入りのスピードも控え目に。
コースの南端でもあり一周コースの起点ともされている瀬田の唐橋に到着。
この辺り、どれが本来のコースやら、路面は悪いし今回も難儀しました。
コースにイライラする中、見上げると日本一の琵琶湖が広がってます。
堅田の吉野家で、少し遅い朝食を。
湖北アルプスの麓を北進します。
大学1年の時、初めての本格練成山行で来た時、湖西線の車窓から見た比良山系は
もっと黒く聳え立っていたように思う。
気温は13℃。走る分には、暑からず寒からず。
近江高島を過ぎ、近江白浜の松林で一服。
その後、しんあさひ風車村を左手にチラッと見過ごして、延々続く西岸をマキノをめざす。
マキノを過ぎ、海津の交差点で手持ちの行動食でエネルギー補給。
ここからは交通量も減り、静かな奥琵琶湖を右手に見ながら、海津大崎へ。
琵琶湖は、何処でもバス釣りと思える釣り人が竿を振るっているが、
ヒットしたところを見たことが無い。
天気の崩れは緩やかで、昼になっても薄日の差す絶好のロングライド日和。
この辺り、お猿さんが車道に出て遊んでいる。
いよいよ奥琵琶湖パークウェイのつづら尾展望台への急登が始まるという地点に
お餅屋さんが。
このヨモギ餅が絶品。二つ食べて、あまりに美味しいので追加でもう一個。
そして早速つづら折のヘヤピンカーブが待ち構えていました。
本コース中唯一の山岳ステージも、さっきの餅パワーで意外にスイスイ。
今回のハイライトとしていた奥琵琶湖の山の上にたどり着き、やれやれ。
このパークウエイ、反時計周りの一方通行になっていて、
急な下りも安心してコーナーに突っ込める。
14:45 長浜市木之本の喫茶店で、遅いランチを食べて、残り85キロに向けて再出発。
そこからの後半は、ひたすらペダルを回し続けて、写真も記憶もほとんど無し。
米原の手前の道の駅近江母の郷では、物理学的玩具のお店を出しておられたおじさんと話をしていると、聞けばその方とんでもない自転車野郎さんで、自転車乗りのコツをいろいろと伝授してもらった。
能登川近くの新海町のセブンでスイーツ休憩をしたら、どっぷり日が暮れてしまい、そこからの30キロはナイトランとなった。
琵琶湖大橋の夜景を眺めてもうひと漕ぎすると、18:50ようやくゴールへ。
心肺機能問題なし、脚力売り切れなし、ケツ痛と首筋痛に苦しめられた206キロでした。
自転車をルーフトップに積み込むと琵琶湖大橋たもとの「みずほの湯」へ。
祝杯を上げることもなく、とんぼ返りで21:09瀬田西ICから高速に乗って家路に着く。
日付も変わった0:40睡魔と闘って無事帰還となりました。
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