報道姿勢4-政治ネタなのに笑いおばちゃん

平和な国で今日もJJは酔っ払っています。
(昨日の晩のことですが・・・)
楽しくテレビを見ていたところですが、
皆さんのわかりきったことを話しちゃいます。

まず娯楽番組の「たけしのTVタックル」を見ました。
面白くて解りやすくためになる番組ですね。
さすがは、たけしさんだと思います。
政治の話で笑いをつかんでいます。
でも一応いうならば、
この番組を真の政治問題の討論会だと、
思っている人はいないですよね。
これは完全に娯楽番組です。
そう「ド・ド・ドリフの大爆笑」と同じレベルの番組なんです。

皆さんにとっては、本当にわかりきったことでしょうが、
国会議員の先生でも間違って、国会でこの番組を取り上げている人がいます。
ちょっと笑っちゃいますが、
でもこの番組の内容はあくまでもシャレですから。
ウソだと思う人はたけしさん自身に効いてみてください。
絶対に、
「あー、わかっちゃった。だって政治って言ったってシャレでしょ、シャレ」
と言うと思います。

でも直接たけしさんに聞けない人は、次週に確認してくださいね、
「たけしのTVタックル」は「ド・ド・ドリフの大爆笑」と同じ、
「笑い屋のおばちゃん」を雇っています。
可笑しなところや、うけてほしいところでは意味なく、
「ガハハのハ」と笑ってくれます。
そして釣られた私たちも一緒に笑うんですね。
この時点ですでにニュースや政治番組とはちがっています。

続いて「報道ステーション」を見ました。
若貴の財産分与の話が一面トップです。
いやー、双子山親方の協会葬ならわかりますが、
お兄ちゃんと弟のキレツが、今日の日本のトップで問題視されています。
現場に行っている人間も報道部ではなく、
芸能部の方だとお見受けしました。
間違いやすいので「報道ステーション」は、
「芸能ステーション」と改名したほうが良いでしょうね。
この局にとっては相撲協会葬より、若貴兄弟のキレツが気になってしょうがありません。

またチャンネルを変えて、「NHKニュース10」を見ました。
福知山線の脱線事故が最初で、
遺族のお父さんの苦悩が放送されています。
感動を呼ぶ場面なので個人レベルでは、
それはそれで大切だと思うのですが、
ニュースと呼ぶには疑問を隠しきれません。

この事故では何百人の方が犠牲者となっています。
もちろん遺族の方もいらっしゃるし、今なお後遺症で悩んでいる方もいます。
全員の方をおい続ける300回のシリーズでの放送ならばわかりますが、
単発での放送で、しかも今日のNHKのトップニュースとは。

「人の命の重さは、地球より思い」とか、
「どんな人の命でも、同じ尊さがある」
なんて言いますよね。
ならば他の交通事故で被害に合われた方も、まったく同じではないでしょうか。
どうして13日のNHKニュースのトップが、このお父さんなのでしょう？

まさかとは思いますが、
「他にこれっていうニュースがなかったから」
なんていう放送局の理由はないでしょうね。
いつもJJは言わせて戴いていますが、
国民に伝えなくてはならないニュースなんて、毎日に山ほどあります。

前回と同じ答えになってしまいますが、
ニュース報道とバラエティは別けないとイケナイと思いました。