雨の日はお家でネットサーフィン。
ついでに ポチ、っとお願いいたします~~m(__)m
ただいま2位です。
冷たい雨が降ってます。
あったかい食べ物が欲しくなりましたね。
そろそろお鍋かなー
シチューもいいなぁ。
あったかい着物、といえば結城紬です。
ことに本場結城紬は空気を含んでふっくら暖かです。
なぜ 本場結城紬が暖かいかといいますと・・・・
結城の糸は真綿から手紡ぎされるのですが
糸の出来の良し悪しは 紡ぎ手の技術はもちろんですが
糸を紡ぐ人の体調にも左右されるとされます。
それは紡ぐ時に 糸に唾を付けて手前に引き出すのですが
この時の唾液には ペプシンというたんぱく質分解酵素が含まれていて
これが真綿の膠質をほどよくやわらげて
糸に照りとコシを与えてくれるのです。
健康の優れない、特に胃の悪い人だと唾液の成分が変り
糸が変色したり 風合いが悪くなるとされます。
1反分の糸を引き出すには熟練の人で3カ月ほどかかります。
その間の体調管理も大切です。
紡がれた糸は括り士さんによって絣糸にされます。
絣用の方眼紙に描かれた図案に従って糸に写し取っていくのですが
総絣ともなれば10万カ所に印を付け、括っていくという
気の遠くなるような作業です。
柄によりこれも数か月から半年、という時間がかかります。
染めた時に染料が入り込まないようにきつく括るのは力のいる仕事で
結城ではご主人が絣を括り、奥さんが機を織る、という
家庭内分業がが多いです。
染められた糸は 織り手さんによって糊付けされます。
本場結城紬の製作に使われる糊は小麦粉から作られています。
小麦粉を糊に使うのは本場結城紬だけです。
そもそも 糸に糊を付けるのは
糸をさばきやすくし、強度を与え、伸縮を少なくするのが目的ですが
結城紬の場合は特に手引きの真綿糸のために切れやすく、毛羽も多いので
しっかり糊付けしないと織る事ができません。
糊付けは糸作りの各段階で何度も施されますが
気温や湿度、色や柄などによっても微調整が必要で
また 織り手さんの打ち込みの強さや癖なども
考慮する必要があるため人任せにできないのだそうです。
結城の機は経糸を腰に巻きつけて
体全体で引っ張りながら織進みます。
人と機が一体となり人間が道具の一部になりきるのが地機の特徴なのです。
紬糸は生糸に比べると
引っ張りに弱い性質があり
天然繊維ゆえに その日の気温や湿度の影響で変化します。
その微妙な具合を織り手が自分の体で感じ取ることが出来るので
その日の糸の調子を見極めつつ
丹念に丁寧に織り進められるのです。
この糸と機、織り手が一体になる、ということは
糸をいたわりながら糸と会話しつつ織り上げられる作品は
経糸と緯糸に絶妙な間が生まれ
ふっくらと柔らかいのに 腰があって着崩れない、
すばらしい風合いを作り出すのです。
すいません、語ると長くなるんです・・・
今日は雨でお客様少なかったし^^;
ともかくそんな、本場結城紬なのです。
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結城らしい結城、と言えます。
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