韓国軍が竹島沖で軍事訓練。 日本政府は中止求める
12月28日 18時35分 NHKニュース
韓国軍は28日から島根県の竹島の周辺海域などで、何者かが島に上陸するのを阻止する目的だとする訓練を行っていて、日本政府は、
韓国政府に対して強く抗議し、訓練の中止を求めました。
韓国海軍は28日から2日間の日程で、島根県の竹島の周辺海域などで、何者かが竹島に上陸しようとした場合を想定し、それを防ぐ
ための訓練を実施していると発表しました。
訓練は、韓国軍が年に2回行っているもので、ことしは6月にも実施しています。
韓国メディアは、訓練に海軍の駆逐艦など艦艇5隻や哨戒機、それに空軍のF15戦闘機などが参加していると伝えています。
外務省 韓国大使館公使に電話で強く抗議
外務省の金杉アジア大洋州局長は28日午後、東京にある韓国大使館の公使に電話し、「竹島の領有権に関するわが国の立場に
照らして、訓練の実施は到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と強く抗議するとともに、訓練の中止を求めました。
また、ソウルの日本大使館からも、韓国外務省に対し、同様の申し入れを行いました。