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NZ、5G通信網に中国の華為技術製品を使う計画を却下

2018-11-29 09:32:34 | IT関連・サイバー攻撃・SNS・ゲーム・5G・ポスト5G

NZ、5G通信網に中国の華為技術製品を使う計画を却下

2018年11月28日 16:47 発信地:ウェリントン/ニュージーランド  AFP


【11月28日 AFP】ニュージーランドの情報機関は、同国の大手通信事業者スパーク(Spark)の

第5世代(5G)通信網に、中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ、Huawei)製の機器を

使用する計画を却下した。スパークが28日、明らかにした。

 

 これに先立ち米国が同盟諸国に対し、サイバーセキュリティー上の懸念から、5G通信網の立ち上げの際、

華為技術製品を使わないよう求めたと報じられていた。

 

 スパークは声明で、法律上の義務に従い、ニュージーランドの情報機関である政府通信保安局

(GCSB)に5G計画について届け出たと明らかにした。

 

 同社によると、GCSBのアンドリュー・ハンプトン(Andrew Hampton)長官は、スパークの

新通信網に華為技術の無線アクセスネットワーク(RAN)を使用することについて

「重大な国家安全保障上のリスクをもたらす」として難色を示し、計画を却下した。

 

 スパークはこの結果について「不本意」だと述べる一方、ハンプトン長官が出した結論の

詳細な論拠について検討した後、次の行動を決める意向を示した。同社は2020年7月までに

5G通信網を立ち上げる見込み。

 

 ハンプトン長官は短い声明でスパークの発表を認め「最近GCSBがその(法的)責任の下、

スパークからの通知の評価を行ったところ、重大なネットワークセキュリティーリスクが確認されたことを、

スパーク側に伝えた」と述べた。

 

 華為技術は世界最大級の通信機器メーカーである一方で、中国当局と密接な関連があるとの疑惑を

めぐり、米国やオーストラリアなど一部の国々で監視対象となっている。