おめでとう!!イチロー
イチロー、4256世界最多安打!ローズに並んだ 補安打で苦笑い
◆パドレス―マーリンズ(15日・サンディエゴ)
マーリンズのイチロー外野手(42)が15日(日本時間16日)、敵 地のパドレス戦に「1番・右翼」で出場した。
1回に捕手内野安打で日米通算4256安打とし、ピート・ローズ氏の持つメジャー最多安打記録に並んだ。
メ ジャー通算も2978安打に伸ばし、3000本にあと「22」とした。
相手の先発は初対戦のペルドモ。
イチローは、1ボールからの2球目のツーシームを打ち損じるも、捕手のノリスの送球よりも早く一塁へ到達。
大記録達成にもどこ吹く風でベース上で苦笑いを浮かべた。その後も安打が続き、イチローが先制のホームを踏んだ。
イチローは、13日の同カードで「1番・右翼」でスタメン出場し3安打を放ち、日米通算4255本と最多安打記録に王手をかけていた。
14日は9回に代打で出場したが一塁ゴロに倒れ、記録はお預けとなっていた。
イチローの記念すべき「1本目」は、オリックス入団1年目の92年7月に生まれた。
7月10日、藤井寺でのウエスタン・リーグで1 番を打ち4打数2安打。
2軍での連続試合安打は11に伸びた。この時点でリーグ2位の打率3割6分7厘が評価され、試合後マネジャーから急きょ1軍昇格を 通告された。
翌日の報知新聞には昇格理由として「左の代打強化」とある。
11日のダイエー戦は平和台のダイエー戦で途中出場し、2打数ノーヒットだったが、
翌日の同じカードで「9番・左翼」で先発に抜てきされると3回に木村恵二投手から一塁手の横を抜けるヒット。
プロ4打席目の1本が日米4256安打のスタートだった。
あれから、25年経ったが、その当時と変わらない気持ちよさそうにバットを振り、機敏に守り、俊敏に走り回る野球少年は今も変わらない。
それは、守備に就くときの軽やかな後ろ姿で分かる。
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