森田将棋

パソコン、TVゲームの黎明期に、注目されたソフトでした。
その作者の経歴も、関心を呼びました。

ここ10年ぐらい消息を聞かず、電王戦などに、せめてゲスト参加しても
いいのではないかと思っていましたが、昨年なくなっていたとのことです。
勘三郎さんと同じく同世代の著名人の死は、複雑ですね。

新聞報道では、晩年歩けなくなっていたとか書かれており、
そうか、もう晩年と言われる年齢なのかと、改めて痛感します。
若い頃は、太目のように見えましたので、成人病を発症していたのでしょうか？
死から、1年が経とうというときに、ようやく明らかになったのも、
世間から遠ざかっていたためでしょう。

プログラマーから経営者になり、IT革新についていくのは、
相当の負担だったはずです。
東工大を中退し、入った医大も森田将棋の開発で、卒業はしていなかったように記憶しています。
外見から、何となくアスキーの西氏とダブルのですが、西さんの方は、
実家の大学を継承して、活躍しているようです。

ジョブスが死に、ゲイツが社長を引退し、世代はどんどん変わっていきますね。
森田氏の冥福を祈ります。