★ 目黒区施設のアーチェリー場で、高輪台高校生徒が意識不明の重体！
テレビニュース、新聞報道ですでにご存知のように、昨日（１１月４日）夕方、目黒区施設のアーチェリー（洋弓）場で、高校生の額（ひたい）に矢が突き刺さり、意識不明になる悲惨な事故が起きた。
以下、共同通信と読売新聞のネット版記事を紹介する。が、記事では生徒が通う私立高校の名前は伏せてあるが、今朝の朝日新聞が高校名を報道している通り、「東海大学付属高輪台高校」である。
この事故の背景には、目黒区が公の施設で片っぱしから進めている指定管理者制度の導入、つまり行政が手抜きをして、カネを払って民間業者に丸投げする管理方法と深く関係しているのだ。
その問題を取り上げる前に、まず、昨日起きた悲惨な事故の記事をご覧ください。
★共同通信、読売新聞の記事はこうだ！
（共同通信）
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みけんにアーチェリーの矢刺さる 男子高校生が意識不明
４日午後４時４５分ごろ、東京都目黒区の区勤労福祉会館で、アーチェリーの練習をしていた港区にある私立高２年の男子生徒（１６）のみけんに、同じ高校の２年の男子生徒（１７）が放った矢が刺さった。生徒は意識不明の重体。
警視庁目黒署などによると、矢を放った生徒は「（被害者に）矢を向けていて、誤ってうってしまった」と話しているという。
当時、アーチェリー場に指導員らはおらず、生徒２人だけだった。矢を放った生徒が１１９番した。負傷した生徒は的と射場の間を行き来する通路付近に倒れていた。
矢はカーボン製で長さ約７０センチ。正面からみけんに刺さっており、生徒が自ら矢を抜いたという。同署は業務上過失傷害の疑いで、矢を放った生徒から事情を聴いている。
高校によると、２人の生徒はともにアーチェリー部員。自主練習だったため、顧問の教諭は立ち会っていなかった。
目黒区の職員によると、会館は６階建てで、屋上がアーチェリー場になっている。２人は定期的に利用しており、この日も午後４時半ごろから使っていたという。
2009/11/05 00:43 （共同通信）
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★いい加減な管理！洋弓場にいたのは２人の生徒だけだ！
（読売新聞）
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同級生の矢が額に、アーチェリー練習の高２重体
４日午後４時４５分頃、東京都目黒区目黒２の目黒区勤労福祉会館アーチェリー場で、都内の高校２年の男子生徒（１７）の発射した矢が、高校２年の男子生徒（１６）の額に刺さった。
警視庁目黒署や東京消防庁によると、男子生徒は病院に搬送されたが、意識不明の重体。
同署幹部によると、２人は同じ高校の同級生で、この日は午後４時２０分頃からアーチェリーの練習を始めた。事故当時、アーチェリー場には２人しかいなかったという。矢が刺さった男子生徒は、アーチェリーを発射する場所と的を結ぶ通路付近に倒れており、矢を発射する場所からは数メートルしか離れていなかったという。
同区によると、アーチェリー場は同日午後、一般向けに開放されており、事前に講習を受けて登録していれば誰でも利用できたという。
（2009年11月4日23時19分 読売新聞）
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★目黒区の責任は重大だ！なぜ、そんな業者を選定・指定したのか！
記事にあるように、事故が起きたとき、アーチェリー場にいたのは生徒２人だけで、指導員も管理をしている指定管理者である会社の社員もいなかったのだ。
アーチェリーという、ちょっと間違えば、命にかかわる事故につながる競技をやるのに、こんないい加減な管理が行われていたのだ。
事故が起きた目黒区の施設を指定管理者として、管理していたのは、目黒区内の業者で、全国的に指定管理者業を展開しているアクティオ（株）だ、ところが、現在までに判明しているのは、アーチェリー場の管理については、アクティオが直接管理せずに、下請けに外注していたというのだ。
とすると、事故が起きた責任は、目黒区にも十分にある。まず、そんな業者を指定管理者として、目黒区が選定し、指定した責任がある。また、アーチェリー場管理をアクティオが外部委託していたのであれば、目黒区の了解なしにはできないので、それを許可した責任が目黒区にある。
★区民のためにならない洋弓場を即刻、廃止せよ！
それよりも何よりも、目黒区の勤労福祉会館になぜ、アーチェリー場なんかあるのか。今度の事故をみてもわかるように、港区の私立高校のアーチェリー部の練習のために使われていたわけで、目黒区の勤労者の福祉（幸せ）に何の関係もないじゃないか。そんな施設を税金をつかってまで、指定管理者にいい加減な管理をさせて、税金を無駄づかいする理由がどこにあるのか。そう、まったく区民のためにならないアーチェリー場なんか、即刻、閉鎖し廃止するのがいちばんいい。
（１１月５日午前１０：３０更新）
テレビニュース、新聞報道ですでにご存知のように、昨日（１１月４日）夕方、目黒区施設のアーチェリー（洋弓）場で、高校生の額（ひたい）に矢が突き刺さり、意識不明になる悲惨な事故が起きた。
以下、共同通信と読売新聞のネット版記事を紹介する。が、記事では生徒が通う私立高校の名前は伏せてあるが、今朝の朝日新聞が高校名を報道している通り、「東海大学付属高輪台高校」である。
この事故の背景には、目黒区が公の施設で片っぱしから進めている指定管理者制度の導入、つまり行政が手抜きをして、カネを払って民間業者に丸投げする管理方法と深く関係しているのだ。
その問題を取り上げる前に、まず、昨日起きた悲惨な事故の記事をご覧ください。
★共同通信、読売新聞の記事はこうだ！
（共同通信）
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みけんにアーチェリーの矢刺さる 男子高校生が意識不明
４日午後４時４５分ごろ、東京都目黒区の区勤労福祉会館で、アーチェリーの練習をしていた港区にある私立高２年の男子生徒（１６）のみけんに、同じ高校の２年の男子生徒（１７）が放った矢が刺さった。生徒は意識不明の重体。
警視庁目黒署などによると、矢を放った生徒は「（被害者に）矢を向けていて、誤ってうってしまった」と話しているという。
当時、アーチェリー場に指導員らはおらず、生徒２人だけだった。矢を放った生徒が１１９番した。負傷した生徒は的と射場の間を行き来する通路付近に倒れていた。
矢はカーボン製で長さ約７０センチ。正面からみけんに刺さっており、生徒が自ら矢を抜いたという。同署は業務上過失傷害の疑いで、矢を放った生徒から事情を聴いている。
高校によると、２人の生徒はともにアーチェリー部員。自主練習だったため、顧問の教諭は立ち会っていなかった。
目黒区の職員によると、会館は６階建てで、屋上がアーチェリー場になっている。２人は定期的に利用しており、この日も午後４時半ごろから使っていたという。
2009/11/05 00:43 （共同通信）
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★いい加減な管理！洋弓場にいたのは２人の生徒だけだ！
（読売新聞）
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同級生の矢が額に、アーチェリー練習の高２重体
４日午後４時４５分頃、東京都目黒区目黒２の目黒区勤労福祉会館アーチェリー場で、都内の高校２年の男子生徒（１７）の発射した矢が、高校２年の男子生徒（１６）の額に刺さった。
警視庁目黒署や東京消防庁によると、男子生徒は病院に搬送されたが、意識不明の重体。
同署幹部によると、２人は同じ高校の同級生で、この日は午後４時２０分頃からアーチェリーの練習を始めた。事故当時、アーチェリー場には２人しかいなかったという。矢が刺さった男子生徒は、アーチェリーを発射する場所と的を結ぶ通路付近に倒れており、矢を発射する場所からは数メートルしか離れていなかったという。
同区によると、アーチェリー場は同日午後、一般向けに開放されており、事前に講習を受けて登録していれば誰でも利用できたという。
（2009年11月4日23時19分 読売新聞）
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★目黒区の責任は重大だ！なぜ、そんな業者を選定・指定したのか！
記事にあるように、事故が起きたとき、アーチェリー場にいたのは生徒２人だけで、指導員も管理をしている指定管理者である会社の社員もいなかったのだ。
アーチェリーという、ちょっと間違えば、命にかかわる事故につながる競技をやるのに、こんないい加減な管理が行われていたのだ。
事故が起きた目黒区の施設を指定管理者として、管理していたのは、目黒区内の業者で、全国的に指定管理者業を展開しているアクティオ（株）だ、ところが、現在までに判明しているのは、アーチェリー場の管理については、アクティオが直接管理せずに、下請けに外注していたというのだ。
とすると、事故が起きた責任は、目黒区にも十分にある。まず、そんな業者を指定管理者として、目黒区が選定し、指定した責任がある。また、アーチェリー場管理をアクティオが外部委託していたのであれば、目黒区の了解なしにはできないので、それを許可した責任が目黒区にある。
★区民のためにならない洋弓場を即刻、廃止せよ！
それよりも何よりも、目黒区の勤労福祉会館になぜ、アーチェリー場なんかあるのか。今度の事故をみてもわかるように、港区の私立高校のアーチェリー部の練習のために使われていたわけで、目黒区の勤労者の福祉（幸せ）に何の関係もないじゃないか。そんな施設を税金をつかってまで、指定管理者にいい加減な管理をさせて、税金を無駄づかいする理由がどこにあるのか。そう、まったく区民のためにならないアーチェリー場なんか、即刻、閉鎖し廃止するのがいちばんいい。
（１１月５日午前１０：３０更新）
