須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

590号 消費税UPで"反菅・民”で民主惨敗&シェ松尾控訴審、不当判決&子ども条例まんが法的手段へ

2010-06-30 | 記 事
*きょう6月30日は、6月の目黒区議会定例会の最終日だ。

★総理・菅は正気か!消費税アップで参院選盛り上がらず!

まるで参院選が盛り上がらない。選挙戦の真っ最中って雰囲気じゃないもんね。こんなこっちゃ、ワールドサッカーでニッポンがパラグアイに負けたからといって、庶民の関心が参院選に向くなんてこともないよ。
そりゃそうだ。棚からボタ餅で総理大臣になった菅直人が、突然、消費税10%だなんて言い出した。で、法人税を減税するという。やろうとすることが、逆だろうよ。

消費税増税で庶民をいじめ、法人税減税で大企業に大盤振る舞いとは、いったいどういう了見なんだ。正気の沙汰じゃなく、こりゃ狂気の沙汰だ。
総理・菅は、なにが市民運動出身の政治家で、市民のための総理大臣なんだ。笑わせるぜ、まったく。

★“反菅反民”で参院選惨敗!菅は1か月半総理でオシマイ!

菅が消費税増税をぶち上げたため、V字回復した内閣支持率も急降下。当たり前だって。“反菅反民”(著作権・須藤甚一郎)の風が吹き荒れて、民主党は大きく過半数割れ、その結果、菅は鳩山由紀夫の8か月総理より短い1か月半総理で終るのかも。

そう、菅を若い頃から知っている元衆院議員で、現在は大学教授の田中秀征が菅について、テレビでこんな趣旨のことをいってたっけ。
「菅クンを若い頃から知っているが、総理大臣になりたいというのが口癖だった。自社さ政権で、私と一緒だったときも、総理大臣になりたいといっていた。彼は総理になるのが目的で、総理になって日本をどうしたいのか、という考えを聞いたことはない。菅クンは、いまも日本をどうするのか、と真剣に考えているとは思えない」

★ルーピー総理・菅は「総理になりたい」が口癖だった愚か者!

若い頃から総理大臣になりたいなんて口走るヤツにろくなヤツはいない。まして、市川房枝さんの参院選を手伝ったのがきっかけで、市民運動をやり、市民派を売りにして、3回目の挑戦でやっと衆院議員になったのは、周知の通り。
「おれは総理大臣になりたい!」なんて口走りながら、市民運動をやり、市民派政治家を名乗るなんて、どうしょうもないない。本会議でマルタマこと自民参院議員・丸川珠代が、普天間問題で大騒ぎのとき、「愚か者!」「ルーピー!」(英語で愚か者のこと。アメリカの新聞が総理・鳩山をこう表現した)と、元女子アナのよく通る大声で叫んだ。が、菅も筋金入りの「愚か者!」「ルーピー!」ってわけさ。

★“反菅反民”で党内も愚か者たちがぐちゃぐちゃに!

“反菅反民”でアップアップ状態になりそうな、民主党内もぐちゃぐちゃだ。愚か者が親分で、子分どももルーピーときたら、目茶目茶になるのは道理というもの。
昨日の読売新聞のネットのニュースに、こんなのがあったから紹介する。
***************
枝野氏「小沢氏は大衆迎合」公約修正批判に反論
6月29日23時0分配信 読売新聞
民主党の小沢一郎前幹事長が昨年の衆院選政権公約(マニフェスト)を参院選公約で修正した現執行部を批判していることに対し、枝野幹事長が強く反論、玄葉政調会長(公務員改革相)、野田財務相らも一斉に“逆批判”し、党内の亀裂が浮き彫りになった。

枝野氏は29日夜、香川県綾川町で記者団に、小沢氏が子ども手当満額支給や高速道路無料化などの修正を問題視していることについて、「法人税収の大幅な落ち込みなどにもかかわらず硬直的な考えをするのは、結果的に国民に迷惑をかける大衆迎合だ」と語った。

また、昨年末、小沢氏主導でガソリン税の暫定税率廃止を撤回したことを引き合いに、「小沢幹事長時代に(政権公約を)手直ししたことをもうお忘れになっている」と皮肉を込めた。

玄葉氏は29日の閣議後の記者会見で「(小沢氏を含む)前執行部の下で(マニフェストの)見直し作業は進んだ。今はチームが一丸となって戦うべき時ではないか」と不快感を示した。野田財務相も記者会見で、「参院選公約は鳩山首相、小沢幹事長の下の(党マニフェスト)企画委員会を中心にまとまった。ご自身も当然、企画委員会の話を聞いていたと思う」と、小沢氏の対応に疑問を呈した。

一方、小沢氏も収まらない。29日、参院選候補の応援のために訪れた山形県鶴岡市での演説では「選挙を通じて約束したことは、やり遂げなければ、皆さんの信頼を勝ち取ることはできない」と訴え、マニフェストを守るべきだとの考えを改めて強調した。

小沢氏の一連の発言については、菅首相の消費税率に関する主張に党内でも反発があることから、「政権公約を順守した歳出拡大路線に力点を置くことで、復権の手がかりにするつもりだ」(党幹部)との受け止め方も出ている。
最終更新:6月29日23時0分
***************
★若頭・枝野がベロ短で前若頭・小沢イチを批判だって!

前幹事長・小沢一郎もかなりのルーピーだが、消費税アップ反対ということでは、小沢のいうとおり。
幹事長・枝野は例のガキが駄々をこねてるような、舌足らず(ベロ短)の説得力のない口調で、菅組の若頭よろしく、前若頭・小沢を偉そうに批判した。何いってんだ!小沢が大衆迎合だと非難するが、政治や政治家の行動は、大衆迎合以外の何者でもないのだ。

世論調査で民主の大衆迎合度が、V字回復したので、国会をほったらかして、はやばやと組長・菅と若頭・枝野は参院選に踏み切った。それも大衆迎合度が冷めないうちに票を盗もうとしただけじゃないか。
庶民が喜ぶことを、大衆迎合だなんてほざいたら、政治は成り立たないぜって。

★昨日、東京高裁が「シェ松尾」訴訟の控訴審で不当判決

昨日、めぐろキャンパス内にあったレストラン「シェ松尾」の税金による改修費469万円の損害賠償を区長・青木英二に対して求めた、控訴審の判決が東京高裁であった。しかし、判決は一審同様に「本件控訴を棄却する」という不当判決。
税金469万円も遣って、シェ松尾の要求により、経営の継続的安定のためを理由に改修したが、2年後に撤退。1年半後には使用料を滞納し始めた。そんな税金の無駄遣いであり、違法な改修を適法であると判断したのは大問題だ。
次号で判決文を紹介して、不当判決を分析して報告する。

★ 子ども条例まんが本、区長・青木が虚偽答弁!法的手段を講ずる!

前号でお伝えしたように、一般質問で子ども条例の啓発まんが本が、306万円かけて中高生向けに作成されたが、いまだ配布されず。区長・青木は「中高生に配るために作成したのはない」などと虚偽の答弁。本の奥付にちゃんと「中高生向け」と印刷されている。
議事録のゲラができたら、詳細に報告する。また、区長・青木と作成に関わった区職員の責任を追及するため、監査請求、住民訴訟の法的手段と講じなければなるまい。


(6月30日午前11:35更新)

最新の画像もっと見る