和光市民合唱団公式ブログ

来年2月17日第20回定演「カルミナブラーナ」に向け和光市中央公民館ほかで基本的に第1、第3日曜日の午後練習中。

5月27日の練習報告

2012年05月28日 | 練習記録

初夏ですね~

少々暑いくらいの部屋での全体練習でした。

オルフ作曲「カルミナブラーナ」

Uf dem anger(草の上で)

 Chramer, gip die varwe mir (小間物屋さん、色紅をください)

若い娘の恋の歌で軽快なリズムでソプラノの斉唱があり、

続いてゆっくりと下三声のハミング・・・・・この繰り返しで3番まで歌います。

Pで歌いますので身体をしっかり使う事。

 Reie(輪舞)

Swaz hie gat umbe(ここで輪を描いて円舞曲)

早いテンポのダンス曲・・・・・8番とは違ってFで歌う

Chume,chum geselle min(おいでおいで、私の恋人)

Pでアルトの単旋律から始まりPPでの男声のハーモニーが続く

Swaz hie gat umbe(ここで輪を描いて円舞曲)

再び早いテンポのダンス曲が繰り返される。

 Were diu werlt alle min(たとえ この世界が)

アレグロの早い音楽

全体がFとFFで演奏される。

以上、13ページにわたる3曲を練習しました。

お休みされた団員の皆さまは予習を

またレッスンを受けた皆さまは復習を

次回6月3日はアルトのパート練習を音楽室で行います

 

にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへにほんブログ村


5月13日練習報告

2012年05月13日 | 練習記録

5月13日(母の日)

風はありましたが良いお天気の一日でしたね。

今日は男声のパート練習日。

男声には14番という最強の曲があるのです

本日の古澤先生のレッスンです。

いよいよ第Ⅱ部 In Tabernaに入りました。

この4曲は男声が歌います。

まず11番「Estuans interius」はバリトンソロの曲

12番「Olim lacus colueram」はテノールソロに男声合唱が加わります。

13番「Ego sum abbas」はバリトンソロに男声合唱が加わります。

14番「In taberna quando sumus」は男声合唱・・・・・皆さんの見せ場ですね(^^)

なので14番の男声合唱が中心の練習でした。

まず音取りを行い、いつもと同じように横隔膜を使って歌う、声を前に出さない等のご注意があり

次に言葉をつける練習、口の奥を長くして喋る、唇を尖らせてゆるめないで口の形を作り歌う等の注意がありました。

まだまだ言葉がついていかない状況ですが、これからです、男声の皆さま頑張りましょう

 次回5月20日はソプラノのパート練習です。

にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへにほんブログ村


5月3日マエストロ稽古報告

2012年05月04日 | 練習記録

5月3日(木・祝)憲法記念日
大雨の中熱いレッスンが繰り広げられました

マエストロ久保田先生のレッスンは1番から7番までの通し稽古です。

 いつも練習ピアノを弾いてくださる立石先生が今日はお休みで

 代わりのピアニストさんが弾いてくださいました。

 演奏前にご注意:楽譜をめくる時に音を出さないよう静かにめくる、歌い手は特に気をつける事 

 O Fortuna(おお、運命の女神よ)

最初のOは感動的に!!ffでそのあとのppは歌わず子音をしゃべること。

さいごのフェルマータは長く歌う、25番は更に長く伸ばします。

Fortune plango vulnera(運命の女神の痛手を)

めくった先の言葉を覚えないと出遅れてしまうので自分で研究してください。

Veris leta facies(春の愉しい面ざしが)

グレゴリアンシャンテのように歌う。

Coro piccoloなので少人数が望ましいが、今は全員で出来るだけppで歌うこと。

Ecce gratum(見よ、今や楽しい) 

p29のところは歌詞を覚えてください。子音は前に出す事。 

大文字の言葉は特にしっかりしゃべれるようにしてください。

 

本日、発想記号のプリントが配布されました。

 

次回の練習時には楽譜に日本語訳と発想記号の説明を記入してきてください。

 5月13日は1時15分から音楽室で男声のパート練習

 5月20日は1時15分から音楽室でソプラノのパート練習

 5月27日は1時15分から視聴覚室で全体練習

 

にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ
にほんブログ村


カール・オルフ

2012年05月03日 | 定期演奏会

カルミナ・ブラーナについて小澤征司ボストンフィルCD冊子より


 「カルミナブラーナ」は20世紀ドイツの作曲家C.オルフ(1895~1962)の代表作であり、


 彼の名を世界中に知らしめた出世作である。


 1935年~1936年にかけて作曲され1937年にフランクフルトで初演された。


「器楽の伴奏を持つ舞台上演用の世俗カンタータ」という副題を持っている。


その詩はドイツ・バイエルン地方ボイレン(ブラーナ)の修道院で発見された


中世の世俗的詩歌集(カルミナ)によっている。


 オルフはこの中から24の詩を選んで作曲を行い、


最初の一曲は最後の一曲と共通するものとして全25曲とした。


この25曲は3つの部分に分けられており、それぞれ春、酒、愛を賛美しながらも


変化に富む内容を有しているが、 第1部の前に置かれた序(運命の女神・・・・・)が


第3部の最後に復帰し、世界を支配する運の女神の偉大さが強調されることにもなっている。


 なお、歌詞はラテン語(一部は卑俗なもの)古いドイツ語で書かれている。


 この作品では実に様々な打楽器が効果的に用いられており、リズムが強調されているが、


このことはオルフが音楽教育家としても活躍し、


新しいリズム教育を提唱してきたこととも関連があるだろう。


オルフ独自の手法で書かれた「カルミナブラーナ」には主題などは展開されずに反復し、


 平明な和声や単旋律的な扱いを受けた旋律とあいまって、


音楽としての形式が簡潔で明快なものとなっている。


 原始主義的ともいえる素朴な響きと強烈なエネルギーが生み出されている。



にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ
にほんブログ村