だんだん当る風も冷たい風になってきましたねぇ。
でも、パトロールは常に歩き回って身体が温まってくるので
まだまだ薄着でも大丈夫
お休みなので今回のパトロールも遠出をしてみました。
鶴見線の終点が海だと聞いてたので、歩いて鶴見駅まで行って、
そこから鶴見線に乗ろうという魂胆です。
さてさて。
見てください。ここ自宅の近所にあるFサイクルさんなんですが。
こんな悲しいヒーローを見つけました。
お腹を空かせている可哀想な子を待っていたら、こんな姿になっちまった。
しかも。この口調から察すると負のエネルギーも
ここに溜まるようでして。
「この上に毎日空きびん置くな!!見つけたらたたじゃおかないよ」
ぜったいアソパソマソが言わない言葉。もしかしたら
お供えものかもしれないのにw
ズンズン。国道一号沿いを横浜方面へ。
今日の雲はちょっと気になる雲。
地震雲じゃないといいですね。
ズンズン進み続けて、鶴見川沿いに到着。
少し歩いていると、カモメまみれになっているおばあちゃん発見。
こんな間近で飛んでるカモメを見た事ない。
ちょっと手を伸ばしてみたら捕まえる事ができそうな距離。
風に合せて飛んでるカモメがずっと同じ位置に浮いているような
状態になるので、なんだか無重力な状態の感覚にも一瞬なって
なんか気持ちよかった。なんだろ、この感覚。初めてだった。
餌付けをしていたおばあちゃんに
「こんなに近くに飛んでるカモメを見た事ないです☆」
って言ったら、
「そうかいそうかい、夏は海にいるけど冬は食べるもんがないから
川に沢山くるんじゃよ。カモメのジョナサンじゃ」
って言ったから。
「カモメのジョナサン、たくさんいますね。」
って言ったら。
もうあんなに離れていた。カモメのジョナサンの事を
聞かれると都合が悪いのか?どうなんだ?
ここは、きっとカモメのジョナサンのアジトかもしれない。
世界各国の港のカモメのジョナサンから餌付けと見せかけ
情報交換しているんじゃなかろうか(笑)??
って思っちゃうぐらいすんごいタイミングでおばあちゃんいなくなってた。
鶴見川沿いで見つけたマンホールのマークが可愛かった。
鶴が汗だくになってなんか頑張ってた。
そして、ちょっとなんだか甘ーい匂いがしてきました。
そうです。ここはなんと!森永工場があるのれす!
だって工場近くの橋はもりながばしっていうぐらいだよ??
あとちょい行けば鶴見駅方面に出られる所に鶴見川の
説明がありました。
気になったのは、なぜ?「バクの案内版なんだろ?」
って事。
で、よく見ると鶴見川流域一帯がバクの形に見えるからなんだって。
で、とうとう鶴見駅に到着ですー!!いやぁ歩いてきたのは初めてです。
そして、話に聞いてずっと乗ってみたかった鶴見線。
ここはホームです。今は3番線ホームしか使ってない。
4番線ホームには立派な木で出来た長ーいベンチがあって。
なんだか懐かしい雰囲気。
で、私が行きたい駅は「海芝浦」という駅です。
ここの終点が降りたら海しかなくって、降りられないと
聞いていたので、なぜ?って思ってたんでぜひ行ってみて
この目で見たかったから。
ノープランで行くことを決めたので、時刻表を見てびっくり。
一時間に3本しかなく、そのうち私が行きたい駅に行ける電車は
一時間待ちで到着するようです。
ホームに入る前に気がつけばよかったけど。
終点に着いたら食べようかなって思ってた中華大福をチビチビ食べて
一時間過ごしました。
ようやく乗った電車は、いたって普通。
南武線のお下がりなのかしら?って思える。
で、10分程揺られて新芝浦あたりからちょっと海の匂いもしてきて。
とうちゃーく!
ホントに海しかない!
で、ここの駅を降りる事が許されている者は、東芝の社員
しか許されていないのだ。
ほら、改札がもう会社の入口なの。
私達が許された遊び場は、こちら。
これ、未だに謎なんだけど。
カエルがいるのかな?って覗いてみたけど。
なんもない。
どうやら、カエルの看板は大雨の時に水がたまりやすい場所なので
気をつけて!って事みたいでレアらしい。
私の好きなこちらのサイトで海芝浦の事詳しく書いてありました。
http://tokyodeep.info/2009/08/19/160400.html
で、電車に乗るのに日陰に一時間。
いざ電車に乗って終点に着いては、帽子飛ばされながらも
海風が私を襲い、冷えた女体に仕上がりました。
鶴見駅東口向かい側にある気になるおそば屋さんで私の女体を
温める事に。
食券を券売機で買いました。かけそばに天ぷらと卵をトッピングした
天玉そば。おばあさまが、笑顔はないけど、確実にそばを着実に作ってくれてます。
当たり前だけど。
店名はあんなに気になるのに。
いたって普通のおそばでした。
ここのおそばを食べ終わった後。
店名の「ういーん」がどうしても気になったので
おばあさまに聞いてみました。
どうやら喫茶店だったようです。
この話をした途端に笑顔がなかったおばあさんがすんごい
笑顔になって、素敵でした。
いろいろ理由があって、きっとおそば屋さんになったんでしょうね。
まぁ、店内、見ようによっては壁がそうだったのかな??
とも思えますが、喫茶店だった名残もあんまり感じられないんですけども。
でも、ルーツを聞くのが趣味な私のすっきり感と、
おばあさまの笑顔は素敵でしたわ。