●嫌な熱視線

昨日、崖の上のポニョを観てきました。

よくテレビの映画の宣伝でいろんな感想を述べているサクラのようなお客さんの声を見ることが多くなりました。

まぁ、そんな効果もあり、久しぶりに童心にでも帰るかなーとこの映画に抵抗感なく観にいった私。

で、観終わりましたが。

一緒に行ったYさんがもう一度見に行きたいという気持ちが分かります。
感想はというと、はっきり言って何が言いたいのかよく分からない。

どんなつまらなくても面白くても観た証しを残したい私はパンフを買うのですが、
パンフをじっくり見ることはあまりしません。いつもなら。

だけど、この映画に限っては、パンフを見なければ、意味が分からない。
でも、パンフを見ても結局分からない。

私の理解力というのは、たぶん幼いものだと思うんだけど、少し大人な部分も混ざっている自分なので、なんていうかいろんなものが邪魔をして結局理解不可能に陥る。

それにしても、目撃者がたくさんいる中でポニョが願うその形を最後には叶えることができる訳だけども、その後のポニョの生きる道が心配になってしまう。
きっといじめられるだろうし、まずどこに住むつもりなんだ？あんたは？とも思う。


後味の悪いハッピーエンドというのが感想なのかもしれない。
大人になったら見えないものや無くなってしまう気持ちなんかも上手く表現されているのが宮崎さんの作品では好きなところなんだけど。
そこまで考えなくていいのかな…。
たぶん、私の理解力が足りないんですね。きっと。


でも今回の絵のタッチはものすごくいい。



ちょっと前置きが長すぎましたが。
今日のこと。

時々椎名町駅まで行って買い物をしに行くんだけど、その途中のことです。





嫌な視線を発するものを見つけました。







それは、これです。



人の所有物に落書きをするのは、犯罪だとは思いますが
少し嫉妬を覚えました。

「おもしれーじゃねーか」と。

そんな最近です。