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アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

さよなら103系オレンジバーミリオン@大阪環状線

2017-09-17 21:22:56 | 鉄道

 日本の高度成長期を支えてくれた103系。1963年の登場以来、延べ3500両あまりが製造されました。日本の鉄道車両、単一形式としては、最多製造両数です。1957年に誕生したお兄さん、101系(90形)。モーレツサラリーマンの通勤地獄を救うため、超高性能電車を目指し、全M車仕様で鼻息荒くデビューしたまではよかったのですが、あまりにもパワーがありすぎて、変電所の電力供給能力が追いつかず、本領発揮する前に引退。そんな兄の背中を見ながら誕生した103系。さすが次男、半世紀経った今でも立派に役目を果たしてくれています。そうはいっても、そろそろ寄る年波には勝てぬ。。現在は、JR西とJR九で、約200両が残るまでとなってしまいました。

 

 梅小路の釜たちを筆頭に、古い車両を大切にするJR西さん。マータイさんもびっくりなほど、大切に動かしてきた103系ですが、大阪環状線では、最後に残ったオレンジバーミリオン、近モリLA4が、10月3日を最後に廃車されるとのこと。最終引退日を、103系にちなんで「10月3日」にするあたり、「西」たるセンスを感じます:)。

 9月13日8:40頃、西九条駅で内回りを走るLA4と遭遇。あと3週間で引退ではありますが、今日はまだ普段どおりの顔をしています。大阪環状線と東京の中央快速線で活躍した、オレンジバーミリオン103系。子供の頃から大好きな電車の一つでした。また会いたくなったら、、梅小路にいきますね(;;)。

 

 そうはいっても103系、まだまだ活躍しています。播但線(写真:9月14日@寺前駅)、加古川線、和田岬線、、、など。でもやはり、103系というと、東京近郊の各路線を色分けして走っていた、あの鮮烈な印象が今でも忘れられません。オレンジバーミリオン(朱色1号)の中央線、ウグイス(黄緑6号)の山手線、スカイブルー(青22号)の京浜東北線、カナリアイエロー(黄5号)の総武緩行線、エメラルドグリーン(青緑1号)の常磐線。いずれも、タミヤカラーで調合するも、うまくいかなかった。そのオリジナルカラーである、朱色1号の編成が引退するということで、少し残念です。大阪環状線最後の103系、最後に一目会えてよかった:)。

 

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