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アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

村井駅新駅舎まもなく完成@JR東・篠ノ井線

2024-10-06 20:53:23 | 鉄道

 2021年12月から始まった、JR篠ノ井線・村井駅の改築工事ですが、大詰めを迎えています。「広報まつもと」2024年10月号によると、新駅舎2階に設置される図書館や、1階の待合・学習スペースの供用開始は、10月26日からと発表されました。駅前外構工事はまだ継続中ですが、駅舎建物はほぼ完成しているようです。(写真:10月4日)

 現在は、上下線を挟む島式ホーム1面2線の構成ですが、上り線東側に新たに対向式ホーム(有効長6連)が新設されました。新駅舎供用後は、現在の島式ホームは下り線(松本方面)専用に、上り線(塩尻方面)は、新設された東側のホームが使用されるようです。改修計画当初は、平田駅または村井駅に待避線を作る計画もあったようですが、片側毎時2本の特急(あずさ・しなの)+ローカル+貨物の列車密度での運用を考えると、松本=塩尻間13.3kmには不要との判断、妥当だと思います。

 現在の島式ホームの有効長は12連ですが、かさ上げ工事がされているのは北側のみ、6連+@ぐらいでしょうか。ホーム南端で、疾走するE351や383を撮影していたのですが、現在は立ち入り禁止になってしまいました。かれこれ半世紀前、修学旅行専用列車に乗り込んだ思い出のホームですが、当時は荷物車含めて12連の運用は普通にあったと記憶しています。製油所への引き込みポイントはすでに撤去され、線形改良もされたのか、現ホームを移設しなくても制限なく130km/h通過は可能のようです。朝夕の混雑時に高速列車が通過することを考えると、上下別ホームに分けるのは、安全対策としても有効かとおもいます。きっと現ホーム上り線側には安全柵を作るんでしょう。

 工事の過程で、9月30日までは、現島式ホームの途中へ、新駅舎東西自由通路から仮の階段が接続され、ホーム=仮階段=東西自由通路=南東階段=仮駅舎(南東出口仮改札)、のルートで利用されていました。自由通路西側は、まだ閉鎖中です。この仮階段の北側に、正式な下り線ホーム階段が完成し、10月1日からは、ホーム=正式階段=3F改札内コンコース=新改札口(工事中)=南東階段=仮駅舎(南東出口仮改札)のルートに変更されました。

 現ホームから東西自由通路への仮階段ですが、10月4日の時点で、下半分がすでに撤去されていました。松本方にある正式階段が供用開始されています。仮階段を支えている基礎柱部分は、現ホームの屋根が延長され、その基礎柱になると思われます。(手前のトラテープ養生ボックスも新屋根基礎柱とおもわれます)

 3F改札内の待合スペースですが、大和西大寺ばりのトレインビュールームが提供されるようです。篠ノ井線北側(松本方)の本線直上にガラス張りの待合室ができていました。ここは一日いても飽きないかも:)

 南東の階段(現仮改札口)から3Fに登った、駅入り口です。正面に改札機(現仮改札の機械を移設するのではなく、新規に設置されています)、右側に券売機とみどりの窓口が。現在の仮駅舎は10月7日16:50で営業終了。新駅舎窓口は同8日7:25から営業開始とのこと。

 こちらの南東側仮駅舎、仮改札機での営業も、10月7日で終了。

 ここが、南東側階段入口になる感じです。

 村井駅としては、10月8日から、新駅舎での窓口業務開始となる感じです。

 新1番線(上りホーム)供用開始も8日からになるのか。。またレポートさせていただきます。

(10月8日追記:本日朝から上り線新1番ホームが供用開始されました。駅機能は新設備へ移行完了です。)

関連記事:改築工事いよいよ本格着工@村井駅

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