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無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

UNIDEN (ユニデン)のスキャナー

2010年05月29日 | 無線機器


海外の通販を使って、かねてより気になっていたユニデンのスキャナー(受信機)を購入してみた。型番は BC-355C というもの。ユニデンのスキャナーは、爆速スキャンで定評があり、受信していても気分が良い。
取説に書いてある性能紹介文でも、

 Scan Rate: 50 channels/second
 Search Rate: 60 steps/second
 180 steps/second (5 kHz steps band only)

 スキャンレート:50チャンネル/秒(1秒で50chだよ50ch!)
 サーチレート:60ステップ/秒、
 5kHzステップバンドではなんと180ステップ/秒だ。

販売価格はだいたい100-120ドル程度、日本までの送料を含んでも日本円にしたら1万3千円ぐらいな感じだ。さすがに値段が安いだけあって、ユーザーメモリは100chだし、モードやステップの設定なんかで細かい設定は出来ないが、特定の周波数だけメモリしてひたすらスキャンさせて聴くだけなら、まさにコレの出番。広帯域受信機能があるアマチュア無線機を1台占有することを考えたら安い買い物である。



音声出力は1.2Wあり、少々騒がしい環境でも明瞭な受信音を出してくれる。本体から出る音の感じは少々硬めな印象はあるが、この辺は好みだろうし、外部スピーカーも使えるから大した問題では無い。
受信できる範囲とモード(固定)、ステップ(固定)は以下の通り。

 25.000 - 27 .995 AM 5kHz
 28.000 - 54 .000 FM 5kHz
 108.000 - 136 .9875 AM 12.5kHz
 137.000 - 174 .000 FM 5kHz
 406.000 - 512 .000 FM 12.5kHz
 806.000 - 956 .000 FM 12.5kHz

上記のバンドスキャンの他、あらかじめアメリカ向けのあらゆる周波数割り当てのプリセットがしてあるのだが、日本でそのプリセットを活用しようとするならば、国際VHFぐらいは使い物になるだろう。

とりあえずクルマには積んでみた、次は家と会社に・・・か?

Keywords: UNIDEN BC-350C エアバンド 国際VHF