無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

飲み食い三昧、シンガポールの旅

2012年11月26日 | 旅行
日頃の勤労に感謝する日にからめて、シンガポールへの旅に出かけてみた。
事前に「年中暑いよ」とは聞いていたものの、さすが赤道付近の国である、日頃から「ミートテック」を着ている自分からすると、外は常に蒸し暑く感じる。(建物内は大抵エアコンが寒いぐらい効いている)

せっかくシンガポールまで来たので、カクテル「シンガポール・スリング」(Singapore Sling)の発祥の地とされる老舗高級ホテル、ラッフルズ・ホテル(Raffles Hotel)のBARに行き、オリジナルのカクテルを飲むというネタに挑戦してみた。
(ラッフルズ・ホテル並びにシンガポール・スリングの詳細はWikiあたりでどうぞ)


ラッフルズ・ホテルの正面入り口


ちょっと分かりにくいが、BAR「LONG BAR」入口

ちなみに、このLONG BARの由来は、長~いバーカウンターがあることから付いた名前だとか(※要出典w)。
店内は、昼間であるのにもかかわらず、観光客とおぼしき外国人(自分も外国人だってば)でいっぱいである。
テーブル席に案内された後、すかさず注文したのは当然、「シンガポール・スリング」だ。


メニューとてんこ盛りのピーナツ

テーブルの上にある升(?)に山盛りしてあるピーナッツを剥いて食べて、殻は床に落とすのがロングバー流(らしい)。
どの時点で掃除しているのかは分からないが、確かに床はピーナツの殻だらけだ。
酔っ払ったオッチャンが、殻で滑ってすっころんだらどうするんだろ?と、余計な心配もしてしまうぐらい。
ポイ捨てすると罰金を取られるシンガポールで、唯一、堂々とポイ捨て出来る場所じゃないかな?(但し、殻だけ)

そしてこのピーナツ、日本で売っているような(千葉名産の)ぷりっとした落花生を想像しそうだが、豆の大きさは日本で売っているものよりも3割ぐらい小ぶりで実入りもよくないが、ちゃんと塩味がする。
待っている間、これがまた止まらない。


殻だらけの床、これがロングバーの流儀


これが、元祖シンガポール・スリング


現在のラッフルズ・ホテルのレシピは、当初作られたものと若干違うとのことだが、現在のレシピは下記の分量だそうだ。(ご丁寧にもメニューの真ん中に載ってます)

  ジン(ビフィーター) 30 ml
  チェリー・ブランデー(チェリー・ヒーリング) 15 ml
  ベネディクティン 7.5 ml
  コアントロー(ホワイト・キュラソー) 7.5 ml
  パイナップルジュース 120 ml
  ライムジュース 15 ml
  グレナデン・シロップ 10 ml
  アンゴスチュラ・ビターズ 1 Dash
  パイナップルのスライスにチェリーを竹のピンで刺しグラスのふちに飾り付ける

飲んだ感想、

「甘い。」

「ん?酒入ってんのこれ?」と思うぐらい甘い。
でも、一生使える話のネタになった。

※写真撮影をする際、コンパクトデジカメだと昼間でもストロボを焚かないと手ぶれします。
観光客でいっぱいとはいえ、場所はBARなので、ストロボは遠慮した方が良いかも。(すいません、私も犯人で)

AOR製の受信機、AR2300をいじって見つけたこと

2012年11月21日 | 無線機器
東日本大震災により、沿岸部であらゆる復興事業が行われていることはよく知られていることと思う。
その復興事業に伴って、工事に関係する車両が多く稼働し、被災地域の復興に寄与してくれるのは良いことなのだが、アマチュア無線家の目からすると、あまりよろしくない電波環境になっているという一面もあるのだ。
(一応、断っておくが、「工事関係車両=あまりよろしくない」と言っている訳ではない)



このスペクトルマップは、AOR製の広帯域受信機であるAR2300を使って、434MHz~438MHzの4MHz幅を記録したものである。
この周波数の帯域は、本来の430MHz帯のアマチュア無線バンドプランに照らし合わせると、レピーター通信用の周波数と、衛星通信用の周波数帯であるが、レピーターを使用しない移動局や、衛星帯で直接通信をしているのが見て取れる。
もちろん、コールサインなどは言うはずもなく、「○○ちゃーん」とか「○○さん」(しかも仮名)とかで呼び合っている方々だ。

一度、レピーター(しかも広域)のアップリンクで直接通信をしている局に、「レピーターを使うのに支障があるのですが」と声をかけたところ、相手局から凄まれたことがあり、「どうにかならんもんかなぁ」と思ったことがあった。
都会と呼ばれる地域で見受けられるようなアマチュアバンドさえも逸脱しているような局は、こちらの地域ではごく希ではあるが、もしアマチュア局の免許をちゃんと持っているのであれば、是非とも運用ルールは遵守してもらいたいなぁと思う。
普通にバンド内は空いているのだから、ちゃんと運用していればさほど目立たないのに。

と、ぶつくさ言いながら、この受信機はいじればいじるほどおもしろい。
是非ともうちに1台。(が、買えない)

2012年国際放送機器展 (Inter BEE 2012) に行ってみた

2012年11月16日 | 無線機器
今までの仕事やら何やらで関わった方々と会う(飲む)チャンスでもあるので、幕張メッセで開催されている Inter BEE 2012 に行ってみた。

これは放送機器展だから、当然ながら最新の(お高い)プロ用品が勢揃いしている展示会である。
展示してあるモノ1つ1つに「おいくら万円」などと値段が書いてあるわけではないが、プロユースの機器なので見るからに値段も良いものだらけだ。



たとえばアマチュア無線をするのに、こんな車やあんな車で移動運用をしたら、どうも似つかわしくないというか、かなりコストに見合わないだろうが(笑)、スマートで面白いかもしれない。
もちろん、お金にかなーり余裕があれば・・・の話。




いろいろ見て歩いていると、WiMAX端末を5つもスタックにして回線速度を稼いで、ハイビジョン映像を伝送するというインターフェースがちょっと面白かった。(なんやかんやを揃えると、導入するまでの費用は3桁マンエンの大台に上がるらしい)




モーターショーほどの華やかさは無いにしろ、お金が掛かっている展示会なので、パンフを配ったりプレゼンしたりしているキレイどころのおねぃちゃんもたくさんいて、(声をかけて)写真を撮らせてもらうチャンスもあった。
だけど、今回は非公開ということで。