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北 核開発継続 安保理が報告

2018年08月01日 | 世界情勢
国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは「北朝鮮が核・ミサイル開発を継続している」と指摘する中間報告書をまとめた。AFP通信とロイター通信が3日報じた。報告書は2018年に北朝鮮が洋上で積み荷を移しかえる「瀬取り」によって石油製品や石炭の密輸を大幅に増やしているとも指摘した。報告書によると、約40隻の船舶と130社の関連企業が石油製品の密輸に関わっているという。安保理は17年の制裁決議で北朝鮮への石油精製品の輸出上限を設けたが、報告書は北朝鮮が瀬取りによって制裁違反を繰り返していると断定した。リビアやイエメン、スーダンなどへ小型武器などを供給しているとも指摘した。(8/04/2018 日本経済新聞)


◼︎北朝鮮 ICBM開発継続
米紙ワシントン・ポストは30日、北朝鮮が新たな弾道ミサイルを開発しているもようだと、米政府高官が明らかにしたと報じた。シンガポールで行われた米朝首脳会談では、両国の関係改善と朝鮮半島の非核化への期待が高まったが、北朝鮮による核開発継続の懸念も続いている。同紙によると、北朝鮮で初めて米国に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」が作られた平壌近郊の研究施設で活動が続いていることを、情報収集衛星が察知したという。同紙は匿名米政府筋の話として、平壌近郊の山陰洞(サヌムドン)にある施設で、体燃料を使ったICBMを1基ないしは2基、建造しているようだと伝えた。一方でロイター通信は、開発がどの程度進んでいるかは分かっていないと米政府筋が語ったと伝えた。さらに、液体燃料を使ったICBMは「燃料充填にあまりにも時間がかかるので、固体燃料のタイプの脅威とは比べものにならない」と話したという。ロイター通信はさらに、研究施設から車両が出入りする様子が衛星写真にとらえられているが、ミサイル製造の状況については確認できていないと伝えた。(7/31/2018 BBC)

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