JE8KQR 業務日誌 

JARL社員(北海道区域)2期目

ありえない話

2006年09月05日 | アマチュア無線
こんな事があったそうです。

無線をする為に 無線従事者資格・無線局免許証の許可が
必要な事を知っているのに、無資格・無許可のまま
仲間内と会話をする為に、無線機一式を購入したそうです。
 その後 巷では無線の関係が取締りが厳しくなっていると
耳にしたので、免許を取得する為に講習会を受講し
晴れて無線従事者免許証を取得したのですが
取得した資格は、第4級
購入した無線機はハイパワー
当然 免許される無線機ではないのですが・・・

何と!!
無線機を購入した時の販売店に文句を言ったそうです。
「何で免許されない無線機を売りつけたんだ」と・・・
本末転倒とは この事です。
言っている事・やっている事が無茶苦茶で自分の不都合を
他人に責任転嫁して、解決を図ろうとするんですね。


先月から昨日までの間、免許を受けずに開設した不法無線局等による
告発・逮捕者・検察庁送致が、全国で30名を超えているのですね。
電波法違反は、道路交通法などで見られる「反則金制度」がありませんので
告発や逮捕に至ると、「前科」が付くそうです。

皆さん1人1人のコツコツと努力した結果が、実を結ぶと私は思います。

このブログで「ありえない話」を掲載しましたが、
今回 お伝えしたかったのは、アマチュア無線局を運用するには
免許が必要な事を知りつつ、免許が無い事を隠してハイパワー機を
購入・使用(運用)し、取締りが厳しくなったからと免許を取りに行き
無線局を開設する際になって、「売ったお前が悪い」と難癖をつける事に
対して「ありえない」と言いたかったのです。

どうぞご理解下さい