佐賀空港への陸上自衛隊、オスプレイの配備に係る新たな提案等について九州防衛局長はじめ防衛省から参考人招致をして特別委員会が開かれました。
10月29日、中谷防衛大臣が山口知事に対して
①自衛隊が配備するオスプレイ17機の配備
②目達原駐屯地のヘリ50機移駐
③米軍の訓練は切り離す
という3点が要請されました。
防衛省は何度も「地元の理解を得ながらすすめたい」「丁寧に説明していきたい」と言いますが、地元ではオスプレイ配備に反対の意思を表明しています。
今回、米軍訓練は切り離すということですが「米軍の負担は全国で分かち合う。佐賀空港についても全国の空港と横並びで検討していく」と将来的に米軍の訓練移駐はなくなったわけではありません。
三貝防衛省防衛計画課長は「遅出しジャンケンのようなもので、後から要請するよりは先に言っておいた方がよさそうだと米軍についてはじめからお願いした」本音も漏れてきました。
自衛隊のオスプレイが配備されれば、なし崩し的に米軍まで持ってくることは誰もが簡単に考えられます。
空港建設の際の覚書を尊重して調査自体が許されるものではありません。