色は匂へど 散りぬるを

浅き夢見じ 酔ひもせず

☆ 渓流を釣り歩く

2018-10-26 | 釣り

雨や雪が降る前に
渓流を釣り歩く





9月の連続台風の影響か
渓流が荒れていた





笹の茂みから山女が顔を出してくれる





暴れん坊の雨鱒も顔を出す





最後の紅葉かも・・・





緩やかなたるみから山女が





同じポイントから雨鱒が





日が陰りだした
急ごう





1尾だけの 岩魚





収穫の秋よ
来年までお休みだ


今日の恵み
ありがとう









☆ 藻岩山を久々に歩く

2018-10-21 | 山を歩く

体力に不安を抱え
旭山公園から藻岩山を目指す(9:45)




駐車場は空きがあった





最初の登り
足が出ない
呼吸が乱れっぱなし





紅葉





遠方に 恵庭岳





紅葉
エゾリスが冬の貯えをさがしているようだ
動きが速く捉えることができず





前方に 藻岩山





紅葉





頂上から
藤野三山が見渡せた(11:30)
( 豊平山(焼山)~ 豊栄山 ~ 豊見山 )

もいわ奥之院 参拝


おにぎりが美味い





微風が枯葉を降らせる
パラパラと・・・



キャノンボール・アダレイ(as)
マイルス・ディヴィス(tp)

『SOMETHIN’ ELSE』の
「枯葉」が頭をよぎった。









☆ jazzを趣味としている方がいた

2018-10-16 | jazz

昨年から友人の紹介で肉体労働のお手伝いをしている

お手伝い先の10歳年上の方とお話をしていたら
若い時にjazzを聴いていたそうだ
特に ピアニスト/テディ・ウィルソン が好きなようだ


テディは、ビリー・ホリディのバックや
スイング時代の大物ミュージシャンで活動





家に帰って、CDを探してみると
テディ・ウィルソンのCDが2枚あり
早速、流してみた
なぜか懐かしい音が聴こえてくる。


今回紹介するのは
テナーサックス:レスター・ヤングとの共演です


♪ 【ALL OF ME / Pres and Teddy】
https://www.youtube.com/watch?v=OZdqEONw_co

 レスター・ヤング (ts)
テディ・ウイルソン(p)
シーン・ラミー(b)
ジョー・ジョーンズ(ds)

30年代初頭のヒット曲








☆ 「極北の詩人」足跡たどる 道立文学館

2018-10-07 | 文芸

今年、渡島管内木古内町生まれ
「極北の詩人」 吉田一穂 が生誕120年となっている。



8月道新に道立文学館で
「吉田一穂展」
9月22日~11月18日まで開かれていることを知る。



このポスターは写真家・土門拳氏によるもので
この一枚にとても時間を要したとの話がある。

私の父方の祖父にとても似ていて
親近感が沸いた。目が合うだけで怖い思いがあった。
海の男だ !




10月5日 連続講座「吉田一穂を知る」
「一穂の詩のふるさと 古平・木古内」を拝聴してきた。





1.講師:高橋秀明(詩人)
木古内町釜谷 吉田一穂の誕生から小学校入学前まで
詩の題材として トラピスト修道院、母、灯台、海 のお話を聴く。

 



あゝ麗はしい距離(デスタンス)、
つねに遠のいてゆく風景・・・・・・

悲しみの彼方、母への、
捜(さぐ)り打つ夜半の最弱音(ピアニッシモ)。






2.講師:平原一良(当財団理事長)
古平町で育った街

「白鳥古丹」詩碑
「魚歌」詩碑

「古平音頭」の作詞が一穂
平原氏がタブレットにこの音頭を録音し、流して聞かせてくれました。





2013年10月 吉田一穂に興味を持ち
古平まで詩碑を見るためにドライブをして来た。

厳島神社の手前に、一枚石の「魚歌」





魚歌

ふるさとは波にうたるゝ月夜かな

鳥跡の汀(みぎわ)に
流木を拾い
魚介(ぎょかい)を焼いて
濁酒(にごりざけ)を勺(く)む
濤聲(とうせい)騒がしく
波は洞(どう)を蝕(しょく)す


「哀歌」は、「魚魚」と改題されて・・・
妹の死を悲しんだ前書に代えてこの句にするところに
一穂の詩の回路がある。
          『文人暴食』嵐山光三郎著より