楽吉日記

吉祥寺生活を楽しむ日記
(らくきち日記)

旅の終わりに

2006年05月07日 | 旅日記1(沖縄)
東京の自宅に帰って来ました。やはり寒いですね。

今回は、GWを利用しての、5泊6日の八重山~那覇紀行でした。

天気予報が外れて、ちっとも天気が良くなかったり(1日だけは晴天でラッキーでしたが)、事前に予想した以上にどこもかしこも混んでいたり(離島行きの船はいずれも定員ピッタシの満席でした!)、旅行前に引いた風邪をずるずると引きずったり、という感じでしたが、やはり大好きな八重山の風に吹かれることが出来て、幸せでした。

何回行っても、すぐにまた「次」に行きたくなるという、八重山の魅力を再認識した旅でもありました。石垣も、周辺離島も、少しずつ、新しい店や施設ができているようで、喜ばしい反面、あまり急速に本土資本に侵されたり、いわゆる観光地化されて欲しくないな、という、やや勝手な思いもあります。

やはり今のままの八重山であって欲しいという気持ちなんでしょうね。

一方、17年ぶりの沖縄は、思っていた以上に、大都会でした。

わずか1日の滞在でしたが、古いものと新しいもの、伝統的な琉球「文化」と、米軍基地がもたらした「カルチャー」が渾然一体となって、ものすごいパワーを孕んだ街という印象です。いたるところでその凄まじいパワーに圧倒されました。

同じ沖縄県でも、八重山地方と本島(と言っても那覇だけですが)では、かなり異なる印象を持ちました。

写真は、那覇で空港に向かうタクシーに乗る前に、国際通り沿いの店で食べた、ホットドッグです。やはりちょっくらアメリカン、でしょう?

そうそう、帰りの飛行機の機内で、素敵なCA(キャビン・アテンダント)にお会いしました。今でも仕事中の彼女の真摯な顔があれこれ思い浮かびます。

しかし、そうした彼女の表情の記憶も、時間とともにあっという間に薄れてしまうのでしょうね。その反面、表情の記憶は薄らいでも、彼女に会ったという思い出だけは、時と共に、ますます鮮鋭なものとして記憶されていくことと予想します。あれやこれや、旅の思い出というのは、そんな風に人々の心に積み重なっていくんでしょうね。

そのCAには、もう会うことはまずないのでしょうが(仮に会ったとしても、同じ彼女とは気付かないことでしょう)、元気で仕事を続けて欲しいと願うばかりです。