楽吉日記

吉祥寺生活を楽しむ日記
(らくきち日記)

餃子のハルピン

2007年03月22日 | 食べた~(吉祥寺以外)


吉祥寺のとなり、三鷹駅から南側にちょっと歩いたところに「餃子のハルピン」はあります。

古い店舗と新しい店舗が並んでいて、両者の関係は、よく分かりません。

同じ店名なので連携しているような、でもメニューは違うので競争しているような、微妙な緊張感を覚えます。

ちなみに上記のリンク先は新しい店舗の方です。一方、古い店舗には「元祖!でぶや」の石ちゃんが来店した時の写真とサイン色紙が飾ってあります。

今回掲載した写真は古い店舗の方。

まずは手始めに、ジャガイモとピーマンの和え物、自家製焼き豚、そしてもちろん皮から自家製のニラ入り水餃子を、キリンラガーと共に頂きました。

ここの餃子の美味しさと言ったら

ちょっとヨソでは食べられない、上品で香り高くて好食感で、言うことのないお味でございますのよ。

中国とか台湾に行くと食べられるのかなぁ。
行ったことがないので分かりませんが、ともあれ、おいしい餃子です。

シメに食べるラーメンも透明なスープでこの世の至福を感じます。

あぁ、お腹がすいてしまった。

カントリー(ハンガリー料理~その2)

2006年09月17日 | 食べた~(吉祥寺以外)
前回のハンガリー料理についての投稿から2週間後。

自由が丘駅のすぐそばで、何十年も続くハンガリー料理屋の老舗「カントリー」に久し振りに行って来ました。

ハンガリー料理屋は、東京では珍しく、ここ以外にあるのかな?

とにかく、本場の「グヤーシュ」の味を確かめに行きたい、という気持ちです。

9月3日の投稿では、自分が作ったやつが一番おいしいと書きました。



でもねぇ、やはりここのお店のグヤーシュは極上においしかった。

ここのは、パプリカをふんだんに使っていて、牛肉とジャガイモが入った、真っ赤な、というところまでは僕のと同じなのですが、でも辛くないのです。僕はホットパプリカを「これでもか」というほどかけるのに対して、スイートパプリカをメインに使っているためでしょう。

何とも言えない素朴な、やさしい、でも奥深~い味。

どうすればこんなグヤーシュが作れるんだろう??
食べながら思わずくねくねと身悶えました。

昼なのに、グラスワインを3杯も飲んでしまいました。

今日のランチはタイ料理

2006年05月15日 | 食べた~(吉祥寺以外)
職場の仲間と、ランチにおいしいタイ料理をいただきました。店の名は、東京駅の八重洲にある「サイアム・オーキッド」。

何がおいしかったかと言うと、

(1)ご飯の炊き加減
タイ米なので、正確には炊いているのではなく「茹で蒸し」しているのだと思いますが、後で厨房を覗いたらカーオ(ご飯)が大きなジャーに入っていました。なので、仕込みの段階で茹で蒸しして、それをジャーに入れているのだと思いますが、とにかく絶妙の加減でしたね。真っ白なお米がふっくらと立っていました。

(2)油の分量
今までのお店は、大体は油ギトギトなのが通常なのですが、この店はそれを必要最小限に止めていました。後で厨房を覗いてみたのですが、炒め物を担当しているのはタイ人らしき男性でしたね。僕の知る限り、タイ料理屋ではタイ人の女性が作っているケースが多いので、男性というのは珍しかったです。

(3)調味料の配合
調味料がどぎつい(大抵はしょっぱい)店が多い中で、これまたバランスが取れていました。上品な京料理、というと言い過ぎかもしれませんが、色々な調味料が過不足なくバランスされていました。タイ料理って、こんなおいしく出来るんだ、という、ちょっと目からうろこ、でした。

といっても、別に日本人向けにアレンジされている訳ではなく、基本は外さずに、きっちりと作ってありました。

(4)調味料セット
テーブルで使った調味料4点セットの中身も新鮮(フレッシュ)でした。大方のタイ料理屋では、ナンプラーの中で塩分が凝結していたり、唐辛子の風味が飛んでいたりするのですが、そういうことがなかったです。

ということで、☆5つですね。

お店の雰囲気も良かったです。
清潔感がありました。

そういう意味ではちょっとタイ料理屋っぽくないので、僕の従来の好みならなのですが、東京駅なんだからあれで良しとしましょう。あの料理にあの雰囲気はベストマッチです。

同じグループの「ティーヌン」店で出すトムヤムラーメンも秀逸ですが(2005年02月18日の楽吉日記をご覧下さい)、このお店(なぜ同じグループなのに店名が違うんでしょう??)もまたおいしかった~

春木屋本店

2006年02月25日 | 食べた~(吉祥寺以外)
「春木屋」と言えば、行列のできる荻窪のラーメン屋。

僕は子供の頃に良く行った記憶があるし、春木屋の店主は同級生のお父さんだったし、で、今は春木屋の吉祥寺店にたまに行きます。

僕の両親に至っては、春木屋のラーメンが40円だった時代から知っているとのこと。

その春木屋と、何らかのつながりがあるのが、今日のテーマである「春木屋本店」。やはり荻窪にありますが、春木屋のように駅から近いわけではなく、住宅地の中にあるのでなかなか見つけにくいかもしれません。

ここのカレーそばと中華そばが大好物なのです。
もう何十年食べ続けていることでしょう。
時々我慢できないくらい食べたくなります。

荻窪の実家に行って、出前を取るのがいつものパターン。
出前をしてくれるおじさんも、25年以上前から変わっていません。

味、満足度とも、

稲庭うどん

2006年02月23日 | 食べた~(吉祥寺以外)
稲庭うどん。

食べさせてくれるお店は多いけど、なかなかおいしいのには出会えない、それがまた魅力の食べ物です。

かつて角館で食べたのがおいしくておいしくて、いつもその味をイメージしながらそれに近い味を東京で食べられないかと探しています。

で、それに近い、とてもいい線いっているのが、東京駅の地下街「黒塀横丁」にある「日本橋 古都里」です。

麺の細さ、喉ごし、腰、小麦粉の風味、薄いけどしっかりしたダシ、その辺のバランスがとっても良いです。



おなかが鳴る~

味芳斉(みほうさい)

2006年02月22日 | 食べた~(吉祥寺以外)
浜松町の「薬膳」中華料理店に職場の仲間と行って来ました。

日本で最初の薬膳中華料理店だとか。

ここは何を食べてもおいしいのですが、とくにこの「牛肉飯の具だけ」というのがダイダイ大好物です。

牛肉を、いろんなスパイスで甘辛くとろとろに煮込んであるのですが、これが辛い!

でもおいしい

あぁ、また食べたくなってきた。

羊肉のしゃぶしゃぶ

2005年11月10日 | 食べた~(吉祥寺以外)
と、タイトルだけで顔をしかめたアナタ。
これ以上読まない方がいいです。

この前の週末ですが、新宿の名店「隋園別館」に行って来ました。

羊のおいしさもさることながら、そのタレ!
なんという名前なんでしょう?

写真では壷のような容器の中に入っています。

このタレ、前に、渋谷の「ミンミン」で瓶詰めのおつまみとしてお店のお兄さんが特別に出してくれて、ひとくされウンチクを聞かせてくれましたが、もう全部忘れてしまいました。

ニラの花をベースに、魚の内臓のようなものも見受けられ、結構強い臭いがします。

クセのありすぎる、出来損ないの塩辛のような、強烈な味ですが、これがうまいのです!

どなたか、このタレの名前と製法を教えてください!

万人には薦められませんが、僕個人としては、また来週にでも行って食べたい味です!!



と言いつつ、今日は、日本橋に新しく出来たばかりの「三井タワー」の地下の「比内や」さんで、比内鳥を中心とした秋田料理を堪能してきました。

これは文句なし、万人受けするおいしさです。

ラ・ベットラ

2005年05月14日 | 食べた~(吉祥寺以外)
行って来ました!

日本で一番予約が取りにくい、と言われるイタリア料理屋「ラ・ベットラ」。
ふみふみ(数字名2323)が予約を取ってくれました!

3,800円のプリフィクス・コースが最も高価なメニューという良心的なお店です。

プリフィクスとは言っても、ものすごい品数の中からチョイスしなければなりません。これは悩みます。

僕は、アジのカルパッチョ、ペンネ・アラビアータ、子羊のロースト、それとドルチェ(何を頼んだか忘れた!)、をいただきました。

おいしかったです!

おいしい料理というのはこういうものを言うんだ!という感じ。
店員さんによる料理の説明もすごくテキパキ&しっかりしていて、好感が持てました。

7時スタートと9時スタートのほとんど「入れ替え制」のようなスタイルで、ほんとに満席の大盛況。
そりゃそうですよね。やすくておいしい。

お店は見つけにくいので頑張って探しましょう。

いやぁ、2323、ありがとう

羊肉館

2005年03月27日 | 食べた~(吉祥寺以外)
金曜日の話ですが、
仕事の後、渋谷にある行きつけの美容室に行って、
その後、やはり渋谷の羊肉館(みんみん・やんろうかん)に行きました。

この店は、学生時代のゼミの同級生であるT君のおばさんがやっている店ということで、その頃からの行きつけです。そこに、初めて妻を連れて行きました。

中華料理全般を扱うお店なのですが、店名のとおり、羊肉がおいしいです。
写真は羊肉とニラの炒め物(820円)。

あまりにおいしくて、お代わりしてしまいました。

2階に行けば、ジンギスカン風に自分で焼くこともできます。
おいしいっすよ!

台湾ラーメン

2005年02月23日 | 食べた~(吉祥寺以外)
今日も仕事で遅くなったのと、疲れていたので、
三鷹駅で降りて大好きな「Sバーミヤン」に向かう。
まだ日本で8店舗しかない、バーミヤンのカジュアル版だ。

カジュアルなので、入り口で食券を買う。
カジュアルなので、座席はカウンター。
カジュアルなので、新1000円札は使えない(なんでや?!)。

注文したのは、生ビール430円、餃子(3個)100円!、そして台湾ラーメン490円。

餃子は3個のほか、6個入りと9個入りを選択可能だ。
値段は、3個入り100円に対し、6個入り200円というのは比例的な価格体系だが、
9個入りになると290円と、比例的な体系に対して10円安くなる。

このあたりの考え抜かれた価格設定も、
かなり入念なマーケットリサーチに基づくものなのだろう。

食券を取りにきたお兄さんが、
「ラーメンは最初からお持ちしてよろしいですか?」と尋ねるので、
「あとにして下さい」と頼む。

このあたりの配慮も憎い。
って、カジュアル版にしては考えられないきめの細かさだと思いませんか!

おつまみのザーサイ、そして餃子で今日一日をしんみりと振り返りつつ、
ぐびぐびとビールを飲む。んまい!

餃子は中に白菜がしっかりとした歯ごたえを残している。
餃子はこうでなくてはいけない。

ああ、これが100円か!
3つなので1つ33.33円か、、、
などと細かいことは一切考えず、がんがん食べる。
ああ、至福。

餃子とザーサイとビールが終わった頃、お兄さんが
「そろそろラーメンをお作りしても良いですか?」と聞きにくる。

すごいなあ。
お店は結構混んでいるのに、ちゃんとこちらの食事の進捗状況を把握している。

すごいなあ。えらいなあ。できるなあ。
ビールの酔いも手伝って、ますます上機嫌になる。

そして!来ました!
今日のお題の台湾ラーメン。

透明なスープの上に、ニラがどんぶりの周囲をぐるりと囲み、きれいだ。

そして真ん中にひき肉の小山。
エレガントな配置と言えよう。

れんげの背でそっと押してひき肉をスープにひたし、
ニラとひき肉をゆっくり混ぜ合わせる。

このハーモニー♪ パーフェクトである。
そしてスープを一口すする。

んんん!こ、これは!うまい。

見た目からは想像できない辛さ。
この辛さは韓国やタイの料理の辛さとは違う、
もっと「とんがった」辛さである。

この辛さで、以前暮らしていた名古屋を急に思い出す。

名古屋は意外にも台湾ラーメンのメッカで、
おそらく最も有名なのは「ピカイチ」という、
ドラゴンズファンのメッカであり、観光客も訪れる名店である。

ピカイチもすごくおいしかったけど、
僕が今日Sバーミヤンの台湾ラーメンを食べて味を思い出したのは、
味仙」(みせん)の方だ。

ここの激辛ラーメンときたら、ほんとに辛いんだぜ、みんな!

スープは透明なのに、
突き抜ける辛さが脳天にまで届いて、心地よい。

何でもこの味仙が日本における台湾ラーメン発祥の地という説もあるとか。

ピカイチとか味仙とかに、
当時の職場の仲間と大勢で足繁く通い、
ひーはー言いながら大騒ぎしたことが懐かしい。

その懐かしい辛さに、
なんとこの三鷹駅北口でいきなり出会って、本当にびっくりした。

おいしさと懐かしさで暖まって、
ほのぼのと家路についた。