今度また詳しい病歴をアップしたいと思いますが、日本で
最初の乳癌の手術を受けたときに、右乳房を全摘しています。
なにせ約15年前ということで、手術法も少々ラディカルでは
あったかなぁという感じなのですが、腋窩リンパ節の郭清と、
胸筋の一部も切除されました。
当時、広背筋皮弁法または腹直筋皮弁法による乳房再建は
保険が効くので、希望するのであれば形成外科医と検討は
可能だと言われました。
手術法の参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/乳房再建
しかし腫瘍外科の先生からは、もし私がこれから妊娠・出産
をしたいのであれば(当時はまだ20代でしたからねぇ)、
これらの方法による乳房再建はあまりお勧めできないとも
言われたので、結局その時は再建手術は行いませんでした。
そして今回の乳癌。今回は左乳房の全摘とセンチネルリンパ節
の切除を行いました。それと同時に、両乳房の再建も行うこと
になりました。アメリカの今の保険はほとんどカバーしてくれるし、
形成外科医は経験が豊富で技術的にも優れてるだろうし(憶測)、
材料も色々と揃っているんだろうなぁと思い、再建手術を
決意しました。
担当の形成外科医は医局長で、ハリウッド俳優をにおわせる
がっちりハンサムタイプ。あ、でもなんかすんごく完璧主義の
王様タイプで、気性もちょっと荒そうな感じ~。全然私と気は
合わなさそうな外科医なんですが、仕事は綺麗にやってくれそう
だと思ったので(患者のためというよりは自分のためって感じ?)、
このハリウッド先生に任せることにしました。
彼が再建手術のオプションとして提示してくれたのは、
1)組織拡張器を用いたインプラント法
2)背部からの有茎皮弁移植+インプラント法
3)深下腹壁動脈穿通枝皮弁または上臀動脈穿通枝皮弁移植
手術法の参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/乳房再建
私は、お腹のたぷたぷ贅肉を切り取って胸に貼付けてくれれば、
一石二鳥じゃないか!ということで、3)の方法でいけると
うれしいな、な~んて思っていたのですが、ハリウッド先生に
よると、このたぷたぷお腹でも、胸1個分には十分だけど、
2個は作れないとのこと。そっか~、残念。出っ張ったハラは
やっぱり運動で落とすしかないのね。。。
ということで、1)組織拡張器を用いたインプラント法で
両乳房を再建することになった次第です。
乳房切除の手術をした時に、組織拡張器/エキスパンダーを
胸筋の間に挿入し、現在少しずつ生理食塩水を拡張器に
注入して、筋肉と皮膚を伸ばしているところです。今のところ
一つの拡張器につき300-340mlの生理食塩水が注入
されたところです。カップ的にはDカップ?ハリウッド先生は
あともう少し膨らませておきたいみたいなんですが、なんか
私的にはもうパンパンなような気がする。。。
しかし、実際にインプラントを挿入する際は、膨らました
組織拡張器よりも小さめのものを入れるので、最終的にどんな
大きさにするかは、まだ検討が可能です。
前述しましたが、右乳房は大胸筋の一部が切除されていた
ため、豚由来の組織を移植されました。これで乳房表面が
なめらかになりました(さすが、ハリウッド先生)。でも
腋窩リンパ節の郭清部位は陥没したままです。
右と左で手術法も違ったし、筋肉の状態も違うと予想される
ので、インプラントを行ってから、最終的にどんな乳房の
形に落ち着くかは分かりません。今は、右の方が少し小さめ
に見える感じです。これは組織拡張器の向きに寄るものと、
やはり筋肉の状態の違いに寄るものかもしれません。
ハリウッド先生によると、一応大きさの違うインプラントを
オーダーしておいて、右の方が小さくなるようだったら、
右だけひとサイズ大きめのインプラントを入れることも
できる、ということでした。ハリウッド先生の豊富な経験に
よる手術時の直感にお任せすることになりそうです。
インプラント手術は5月末の予定です~。
最初の乳癌の手術を受けたときに、右乳房を全摘しています。
なにせ約15年前ということで、手術法も少々ラディカルでは
あったかなぁという感じなのですが、腋窩リンパ節の郭清と、
胸筋の一部も切除されました。
当時、広背筋皮弁法または腹直筋皮弁法による乳房再建は
保険が効くので、希望するのであれば形成外科医と検討は
可能だと言われました。
手術法の参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/乳房再建
しかし腫瘍外科の先生からは、もし私がこれから妊娠・出産
をしたいのであれば(当時はまだ20代でしたからねぇ)、
これらの方法による乳房再建はあまりお勧めできないとも
言われたので、結局その時は再建手術は行いませんでした。
そして今回の乳癌。今回は左乳房の全摘とセンチネルリンパ節
の切除を行いました。それと同時に、両乳房の再建も行うこと
になりました。アメリカの今の保険はほとんどカバーしてくれるし、
形成外科医は経験が豊富で技術的にも優れてるだろうし(憶測)、
材料も色々と揃っているんだろうなぁと思い、再建手術を
決意しました。
担当の形成外科医は医局長で、ハリウッド俳優をにおわせる
がっちりハンサムタイプ。あ、でもなんかすんごく完璧主義の
王様タイプで、気性もちょっと荒そうな感じ~。全然私と気は
合わなさそうな外科医なんですが、仕事は綺麗にやってくれそう
だと思ったので(患者のためというよりは自分のためって感じ?)、
このハリウッド先生に任せることにしました。
彼が再建手術のオプションとして提示してくれたのは、
1)組織拡張器を用いたインプラント法
2)背部からの有茎皮弁移植+インプラント法
3)深下腹壁動脈穿通枝皮弁または上臀動脈穿通枝皮弁移植
手術法の参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/乳房再建
私は、お腹のたぷたぷ贅肉を切り取って胸に貼付けてくれれば、
一石二鳥じゃないか!ということで、3)の方法でいけると
うれしいな、な~んて思っていたのですが、ハリウッド先生に
よると、このたぷたぷお腹でも、胸1個分には十分だけど、
2個は作れないとのこと。そっか~、残念。出っ張ったハラは
やっぱり運動で落とすしかないのね。。。
ということで、1)組織拡張器を用いたインプラント法で
両乳房を再建することになった次第です。
乳房切除の手術をした時に、組織拡張器/エキスパンダーを
胸筋の間に挿入し、現在少しずつ生理食塩水を拡張器に
注入して、筋肉と皮膚を伸ばしているところです。今のところ
一つの拡張器につき300-340mlの生理食塩水が注入
されたところです。カップ的にはDカップ?ハリウッド先生は
あともう少し膨らませておきたいみたいなんですが、なんか
私的にはもうパンパンなような気がする。。。
しかし、実際にインプラントを挿入する際は、膨らました
組織拡張器よりも小さめのものを入れるので、最終的にどんな
大きさにするかは、まだ検討が可能です。
前述しましたが、右乳房は大胸筋の一部が切除されていた
ため、豚由来の組織を移植されました。これで乳房表面が
なめらかになりました(さすが、ハリウッド先生)。でも
腋窩リンパ節の郭清部位は陥没したままです。
右と左で手術法も違ったし、筋肉の状態も違うと予想される
ので、インプラントを行ってから、最終的にどんな乳房の
形に落ち着くかは分かりません。今は、右の方が少し小さめ
に見える感じです。これは組織拡張器の向きに寄るものと、
やはり筋肉の状態の違いに寄るものかもしれません。
ハリウッド先生によると、一応大きさの違うインプラントを
オーダーしておいて、右の方が小さくなるようだったら、
右だけひとサイズ大きめのインプラントを入れることも
できる、ということでした。ハリウッド先生の豊富な経験に
よる手術時の直感にお任せすることになりそうです。
インプラント手術は5月末の予定です~。
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