再建完了までの道のり（２）

左胸は同時再建、右胸は二次再建。
右胸は皮膚も筋肉も左に比べて少ないし
（足りない筋肉の部分は豚由来の組織を移植☆）
リンパ節も取っちゃっているので、少々
脇のところが陥没しています。
それぞれ状態が異なる両胸での再建という
ことで、形成外科医にとってもなかなか
チャレンジなことだったと思われます。

しかしそこはハリウッド先生の腕の見せ所！
気丈で高貴（そのため非常に威圧感がありますが）、
経験豊富なハリウッド先生が選択したインプラントは、
体のフレームに似合った少々小さめ（Bカップくらい
でしょうか）のシリコンゲルのインプラントで、
両胸ともにサイズ（重さ）は同じなのですが、
プロファイル（横から見た時の高さ）が違うもの
で、右胸にプロファイルが高いインプラントを
使用しました。

結果はというと.....

右も左もトップの高さは同じ！
さすがハリウッド先生！しかし、左のインプラントは
右のインプラントよりも直径が大きいため、左の方が
胸の横幅が広くなって、そのせいで左の胸の方が多少
大きく見えます。まあそれは仕方がないことなんで
しょうかねぇ。横幅を同じにしようと思うとトップが
ズレるし、トップも横幅も同じにしようと思うと重さ
が違ってくるし。

左右で多少大きさが違うと言っても、洋服を着ていれば
全く分からないし、裸になってもじっくり見なければ
気付かない程度です。

インプラントは表面がザラザラしたものではなく、
ツルツルしたものを使用しました。インプラントは
一応「異物」なので、被膜で覆われてくるのですが、
その被膜の拘縮を防ぐために、胸のマッサージを
毎日やれと言われました。ものぐさの私めに「毎日」
とは～。案の定、毎日やってません　(´-ω-｀;)ゞポリポリ

先生には「まっ、気付いた時にはやって！」と言われ
ましたが、綺麗な胸作りの為には毎日のマッサージが
欠かせないんですよね。

マッサージは痛いわけではないのですが、インプラント
の下の方をつまむようにして上にギュイッと押し上げる
感じでやります。左の方は皮膚にも筋肉にも余裕がある
のですが、右の方はあまり余裕がなく、インプラントを
動かすのに結構力が必要だし、皮膚も筋肉もつっぱった
感じがするので、それがあまりマッサージのやる気を
起こさせない原因かと.....