風の匂い

よく、自転車、あるいはモーターサイクルのことを、

『風を感じる』

あるいは

『風と一体になれる』

乗り物だと例えることがある。

でも、この乗り物も負けてはいない。

ガラガラ、ゴーっと言う音とともに走る。

人間が周囲を感じることができる速度で。丁度自転車くらいだろうか？

止まるたび、あるいは発車するたびに、油の焦げ付く匂いと金属のこすれる音がする。

一番後ろのデッキに陣取る車掌の一挙手一投足から目が離せない。

発射オーライの合図は、ベルの付いた白い紐を引っ張る。チリン・チリンって。

ブレーキは床のギザギザ歯車から垂直に延びている鉄の棒を斜めにしたり立てたりする。力をこめると車掌の腕の筋肉が盛り上がる。

『ねーちょっとでいいからさ、俺にブレーキかけさせてくれないかな？』

当然断られる。。。見事な危機管理。


坂が多いこの街は、道の突き当りが青空、なんて景色が多い。とても美しい。

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Le Grand Bleu

今週は主に朝から晩まで、建物の中に籠もってあーでもない、こーでもないという仕事なので、気がつくと、一歩も外に出ないまま日が暮れていたりする。
こんな気候なのにつくづく勿体無い。

夜遊びばかりしていると、写真が夜ばかりになるので、ちょっとお昼にひとやすみ。。。

来週は、毎日移動があるので外の空気を吸えそうである。
しかし、仕事の内容に触れないと、本当に心の洗濯のためだけに来ているみたいだな。。。

どんな時にも、遊び心を忘れずに、enjoyしてしまおうと、虎視眈々としていると、後輩に怒られるけど・・・


何で海は碧いのか知ってる？

知らない。

それはね、青い空がみなもに映っているからだよ。


そんな会話を思い出すような色だよね、しかし。。。

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