久しぶりに東京へ戻って来た。
近頃新幹線の中は完全に僕にとっては、遊び場になっており、今日は刑事コロンボ第5話『ホリスター将軍のコレクション』を観て、その後小説を読みながら帰って来た。
暴風のためにダイヤが大幅に乱れたために、東京には、予定よりも30分近く遅れて到着した。
僕は人相が悪いので、大概僕の隣に人は座らないし、座っても強面のオジサンである事が常である。しかし、今日は2人掛けのシートの隣の席に、とてもチャーミングな女性が乗ってきた。「こちらの席よろしいですか？」と、笑顔で聞いてきた女性は、黒ずくめの服装に髪を後ろで結んでいる頬が紅潮した色白の女の子。20代半ばくらいか？睫毛がクルリとカールしている。綺麗な顔をしていた。
以前、新幹線で隣り合わせた男性と恋に落ちた事がある、という告白をとある女性から受けた事があった。
しかし、隣の女性は、当然僕には目もくれず、一生懸命辞書を引きながら英文を和訳しており、僕は僕でヘッドフォンをしてコロンボを観ていた。
結局、3時間弱隣同士だったのに、何も起きなかった（笑）
これって普通の事なんだろう、きっと。何100万人もが移動する年末年始の帰省ラッシュの中で偶然隣り合わせるという運命の巡り合わせの人とは全くコンタクトする事も無いのに、一度も会った事がないblog上で出遭った人と、リアルの世界でも友人になるって、とても不思議なことだと、改めて思った。
どうでもいいが、2階建ての車輛の1階席って、ホームの地面？とガラス窓の隙間が数センチの間隔しかなく、そこを200km以上の速度で通過したりするわけだ。なかなかスリリング。
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