某著名経営者のお話を聴く機会を得た。就任時にその若さと実績で各方面からの耳目を集めた人物である。先日もAERAの表紙になっていた方。
今まで聴いたどのビジネスパースンのお話と比べても僕の個人的な印象ではダントツにNo.1だった。こんなにimpressiveでかつ楽しくて、聞いている方がmotivateされる話は、初めてだったのではないだろうか?
経験と知識と自信と実績に裏打ちされたいい顔つきの壮年の男性が、類稀なユーモアセンスと、コミュニケーションのスキルを備えているのである。
彼の出身母体は、所謂エリートと呼ばれる人々で構成され、米国でもトップのビジネススクールを出た彼のような人材がゴロゴロいて、いかに頭が良いか(自己認識ベースではある(笑))の鎬を削りあうような世界であったらしい。
そこを出て、現場主導の3K業界に社長として転じた彼は、極力横文字を使わないで話をする、単純化して繰り返し話す、いつも溌剌としている、など腐心したらしい。
彼の理解では、『人間力』=思いの強さ=自分は間違っていないと信じる力らしい。
思いの強さをどう、喜怒哀楽に表現できるのか?それが引いては、その人の発するオーラになる、という話をしていた。
以下抄録
・信じる過程は、悩む事こと。悩みの深さが信じる強さになる。
・経営者なので、日頃自信満々に振舞っているが、
実は非常に細かい事を気にしており、注意深く、
ビビりながら意思決定をしている。
・リーダーは、常に溌剌としていなければならない。
実行時には、周囲の共鳴・共感が大事。
・老・壮・青のバランスが非常に大事。
必ずしも若返りが
素晴らしい事だとは思わない。
そのため、時間があれば70歳を超えたような財界人と
会う時間を増やし、教えを請うている。
ユリウス・カエサルもこんな感じだったのかなぁ?と、どう見てもビジネス以外の場所でもモテモテそうなオーラを発している彼をみて思った。
そうそう、最後にもうひとつ、数ヶ月前から多忙な中にもジムへ通い、10kg体重を落としたと言うことだ。すばらしい。
会うだけで
周囲を楽しく明るく
前向きに出来る
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ
と思った夜だった。
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