なお色の手紙

行ったり来たりのありふれた毎日が、
キラッと光る宝探し、
本能と煩悩のおもむくまま、
語り合えたらうれしいなあ。

恒例の

2018-11-16 20:18:30 | Weblog


友人とランチして来ました。
遂に、いつものファミレスが禁煙に。



ずっと昔からある、純喫茶へ、この店も以前ここに書きましたが、全テーブルに灰皿が置いてある。
それでいて、換気があまりされてない、時代錯誤な店である、ありがたい。


もう、喫煙者以外、入らない方が良いのでは、喫煙者密度ハンパなく、吸わない人は苦痛だと思われます。


このお友達は、私のいっちばん大切なお友達だから、これまで彼女の内情は殆ど書いてません。


今回も詳しくは述べませんが、彼女がかなり落ち込んでいて驚いた。
どの夫婦でも、浮き沈みがあり、たまたま低迷しているのだと思うのだが、大抵男が悪い。
年をとるごとに、ちょっとキレ易く成る男性も居るからね、私は彼女を尊敬しているのだ。


お家のことをするのが、生き甲斐みたいに家事をこなしている。
魚も下ろすし、漬物もつける、お庭で野菜を作り、お花も綺麗に咲かせている。(私の出来無い事ばかり)
早朝パートに行き、昼からはお家のことをして、ご主人の帰宅に合わせ、間髪入れずに食事を提供。


晩酌が、唯一の息抜きと言っても良い位だ。
其れ故に、夫婦のことは解らないが、何故もっと優しくしないのか、何故自由な時間を与えないのか、理解できない。
私はもう、彼女以上に腹が立って腹が立って仕方がない、些細なことで嫁を責めるなど、言語道断。



そりゃあ大黒柱、元気で稼いでくれるのだから、其れは有難いことだよ。
これで、身心共に病んで、ふうふうため息聞いて、どうしたとか、頑張れとか一切言えず、ひたすら見守るのも大変だよ、
その上、収入激減で不安しかない、そんなことを思ったら、ああ、我儘言ってらぁクソオヤジと思った方がいいよ。


そう、実体験を言って、慰めるしかなかった。
元気な時は、休日一日中動画を見てゲラゲラ笑う夫に、何にもしないでイイ気なもんだ、家事は休みが無いんだぞっと思ったが、
打ちひしがれてずっと自宅療養の夫が、たまに笑っていると、ああ、まだ笑えると、ほっとしたもんだ。
(今は、元気に働いてます、いや、元気そうにかな)


彼女は、もう、腹が立つのを通り越して、顔も見たく無い、吐き気がすると言う。
こりゃ、ヤバイ、何か楽しみが無いと、おかしくなるよ。


犬、飼ったら、大変だけど、可愛いよ、癒しだよ。(元々知人が飼えなくなった犬を引き取って、4年前位に看取っている)
前の犬をあまりに可愛がったので、辛くて次を見られない、ペットショップにも近寄らない様にしているのだ。


それか、手芸的なことやるとか、大人の塗り絵やるとか、兎に角お家で、ご主人に影響がない趣味持ったら・・・
「ん、考えてみるね」と彼女。


当面、雪が降ってしまったら、もう、気晴らしにすることがない、お家でずっと向かい合っているのはキツイと言うので、
「困ったねぇ、じゃあさ、外に出て雪像でも作ったら、一人雪まつり」

冗談で言ったら、可笑しい、一人で雪像作って並べるの
「うん、皆んな凄いねぇって、見に来るよ、地元TVが取材に来るかもよ」

わはははははは、それ、面白いね、と、ゲラゲラ笑う。

「そうだ、かまくら作って、中でみかんとお酒とタバコと、一人酒盛りってどうよ」
いいね、いいね、面白いね、わはははははははっ。


ああ、こんなに笑ったの久しぶりだっ、彼女が呟いた。
もうさ、毎週でもいいよ、毎月でもいいし、もっと会おうか?


ん、そうだね、月イチにしようかな〜
いいよいいよ、と言ったが、多分彼女は、変わらずお家のことをするだろう、本当に心配である。


とても楽しく、ちょっと切ないランチであった、頑張れ友よ


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