なお色の手紙

行ったり来たりのありふれた毎日が、
キラッと光る宝探し、
本能と煩悩のおもむくまま、
語り合えたらうれしいなあ。

思い出してごらん☆

2008-02-10 16:11:08 | Weblog
昨日TVで、「シュガー&スパイス」を見た。

なんだか、胸が、キュンとした。

うっ、恥ずかしい、おばさんなのに・・・

知らなかったが、山田詠美さんが、あの、
「ベッドタイムアイズ」で衝撃のデビューを飾ってから、
20周年の作品が、この「シュガー&スパイス」だったんですね。

デビュー作は、読んだ時、ドキドキしたのを覚えて居る。
ソウルの臭いがする女性だなあ~と。

この作品にも、アメリカの臭いが漂う。
勤めるスタンドも、何処の景色だろうと思う。
アメリカ的映像なのだが、スタンドの所長は、大泉洋なのだ(道産子)

キーパーソンの、グランマ(夏木マリ)は、ソウルフルな女性である。
曲は、オアシスなんだよねえ、これがまた良い~~~♪

恋心の、純粋さや、切なさ、すっかり忘れつつある思いに、嬉しく成った。
同時に、胸の痛く成る、恋心に、切なく成る。

この、若さが、羨ましく、愛しく思う。
既に、主人公は、私の息子や娘の世代だ。


しかし、自分だって、恋していたじゃないか。
あんなに沢山、あんなに激しく、今は、そんな想いは逆に怖い。
だって、失う物や、傷つける物が、あまりにも多いから。
すっかり、そんな感情とは、無縁に生きている。
そう、鈍感力を身につけてしまったのだ。

せいぜい、和哉で、疑似恋愛??いや、疑似片思い??

でも、今の夫にだって、恋したんだし、
帰って行く、バイクのテールランプ見つめて、泣いた事だってあるのさ。
一時も離れたく無かったからね・・・

ん~~~取り戻せないもんかねえ、その想い。

映画って、そんな思いを呼び覚ますから、見た方が良いよね。
コメント (2)
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