シュレック ３

ブラックな笑いは薄れたものの、
やっぱり「シュレック」はおもしろい！！！

遠い遠い国の王様であるフィオナの父が亡くなった。
その座につきたくないシュレックは
もうひとりの王位継承者であるアーサーを探す旅に出る。
そんなとき、チャーミング王子が王座を奪還しようと
悪役たちをひきつれ遠い遠い国に乗り込んできた。

「シュレック」は、続編が出るたびに楽しめる作品だと思います。今回の３も２同様、１作目と比べると（１作目のブラックユーモアに満ち溢れたヒネリの効いたプロットは最高！）どうしても評価は下がってしまうけど、魅力的な新キャラは登場するわ、笑えるシーン盛りだくさんでおもしろかったです。（１と比べて評価が下がる理由は、プロットにヒネリがなくなってしまったからです。）今作、私は２より好きだな～。確かにキャラが増えすぎて、メインキャラクターの出番が減ってしまってるんだけど、それぞれのキャラクターがおもしろすぎるから私はそれでも許せちゃう。今回新たに登場した姫様軍団楽しすぎです。個人的に眠れる森の美女が最高でした（笑） ただ、「ラプンツェル」が「髪長姫」になっていたけど、「ラプンツェル」は「ラプンツェル」でよかったような…。あとツボにはまったのが、フィオナの母の頭突きシーンと、ウースターシャーの女学生たち。ここは思わず吹き出してしまいました（笑） 私は２から登場した長靴をはいた猫が苦手だったけど（皆から不思議がられますが）、今回ドンキーと入れ替わってしまう場面がありそこはかなりおもしろかったです。そのときだけは長靴をはいた猫が好きになりました。（いれかわった後の和訳が変だったけど…） シュレックやフィオナやドンキーメインで楽しみたい人にはおすすめできませんが、そうでない人には、笑えて泣けてとすごい楽しめる作品だと思います。あっ、アーサー役の声はキャメロン・ディアスの元彼ジャスティン・ティンバーレイクです。（２ではジャスティン王子として「絵」で登場してました）

SHREK THE THIRD （２００７ アメリカ）
監督・脚本（共同）：クリス・ミラー
声：マイク・マイヤーズ　キャメロン・ディアス　エディ・マーフィ　アントニオ・バンデラス
　　 ルパート・エヴェレット　ジャスティン・ティンバーレイク　ジュリー・アンドリュース

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