
ダッカのメンバーも明日の夜にはまたダッカに帰るので、うちのクルナ関連の全メンバーが集まっているうちに、たまには夕食会でもしようと呼びかけて一夕市内のきれいなレストランに7時半過ぎにおのおのリキシャやオートリキシャで集まった。こうして市内で会食するのは初めてだと言うことだ。
まず、アザットはここのボスなんだからと、ショートスピーチをやってとお願いしてスタートする。私は簡単に今日集まったわけと挨拶ですませてソフトドリンクで乾杯。にぎやかに食事が始まる。タイスープの辛さに懲りた日本人の学生が,料理の中のチリ(青唐辛子)にびくびくしてより分けているのをみんなではやしているが、「なに、パルフエス!お前の野菜煮込みだって皿の脇にみんなチリをよけているじゃあないか」と笑う。
ジニアは今日はめかしこんで来ていたけど、あまり食べようとはしないでもっぱら聞き役だ。この娘の関心はファッションかな?午前中仕事をして、昼に家へ帰って戻ってくると着ているものを換えていることが多い。
ファッションといえば、日本の青年はあさってのスラムの主要メンバーの兄弟の結婚式に地元のサイフと一緒に呼ばれており、そのためにさっき事務所からの帰りに急遽店に立ち寄って買った民族衣装を着てきたが、みんな大喜び。三日後の披露宴は新婦側の集まりだからスターになるだろう。スラムを丹念に歩き回る彼としたら、とてもいいチャンスだからみんなと沢山知り合うようにと言う。
数日後の新郎側の集まりには全員が呼ばれているが、昼食会なので、私はまあ、いつもよりすこしましな格好で行くことにしている。せめてサンダルはやめてスニーカーくらい履いていこう。みんなの意見だと、集まる人たちが期待しているのは、ジニアがきれいな服装をしていくことで、後のメンバーはおまけみたいなものだからテキトーで良いのだと笑う。まして私は旅先の外人だ。しかし、「ジニアの服装だけが美しいと聞こえるが?」と聞くと男たちはみんな慌てて、「もちろんメークアップして、飾り立てて、塗って、きれいにして」と大慌てで弁明しながら笑うが、弁明しながらもっと事態を悪くしているようにも思える「今夜は月が出ないかも知れないよ」と一応言っておく。
話はあちこちに飛び、何かの弾みに、「今日は高村さんはボスだから」とサイフが言うが、「もちろん私はボスモンキーである」と答えると、すぐに大慌てて「ノーノー」とみんなで否定する。ちょっと一呼吸ついて静かになってから、「でもお前は一瞬、イエスと言ったな、そう聞こえた」と言うと、みんなどっと笑ってサイフは両手を振り回して弁明に努める。
最後に写真を撮りあったりしてから、全員が短いスピーチをする。サイフとジニアはベンガル語で、後は英語で話す。アザットが話した後、
新しい工事を始めると色々なことが起こってきます、それには、今夜のようにみんなの気持ちが通い合って、フレンドリーで強い信頼があることが大切で、それが安全な工事に結びつきます、また明日から、この信頼を大切にしながら、私たちの初めての、このメンバーとしたら大きい工事に向かっていきましょうと話し散会した。
いろいろな話が出て、笑いが絶えない良い集まりだった。外に出るともう10時に近いというのににぎやかに人々が行き交い、帰る方面別に二人ずつリキシャで帰宅する。ホテルへ帰るパルフエスと私はリキシャ代10タカ(10円)で5タカづつ払う。ちなみに今夜のパーティ代は1700タカくらいで、私が払うと言っていたのでそのようにした。安くて気持ちの良いレストランだった。
まず、アザットはここのボスなんだからと、ショートスピーチをやってとお願いしてスタートする。私は簡単に今日集まったわけと挨拶ですませてソフトドリンクで乾杯。にぎやかに食事が始まる。タイスープの辛さに懲りた日本人の学生が,料理の中のチリ(青唐辛子)にびくびくしてより分けているのをみんなではやしているが、「なに、パルフエス!お前の野菜煮込みだって皿の脇にみんなチリをよけているじゃあないか」と笑う。
ジニアは今日はめかしこんで来ていたけど、あまり食べようとはしないでもっぱら聞き役だ。この娘の関心はファッションかな?午前中仕事をして、昼に家へ帰って戻ってくると着ているものを換えていることが多い。
ファッションといえば、日本の青年はあさってのスラムの主要メンバーの兄弟の結婚式に地元のサイフと一緒に呼ばれており、そのためにさっき事務所からの帰りに急遽店に立ち寄って買った民族衣装を着てきたが、みんな大喜び。三日後の披露宴は新婦側の集まりだからスターになるだろう。スラムを丹念に歩き回る彼としたら、とてもいいチャンスだからみんなと沢山知り合うようにと言う。
数日後の新郎側の集まりには全員が呼ばれているが、昼食会なので、私はまあ、いつもよりすこしましな格好で行くことにしている。せめてサンダルはやめてスニーカーくらい履いていこう。みんなの意見だと、集まる人たちが期待しているのは、ジニアがきれいな服装をしていくことで、後のメンバーはおまけみたいなものだからテキトーで良いのだと笑う。まして私は旅先の外人だ。しかし、「ジニアの服装だけが美しいと聞こえるが?」と聞くと男たちはみんな慌てて、「もちろんメークアップして、飾り立てて、塗って、きれいにして」と大慌てで弁明しながら笑うが、弁明しながらもっと事態を悪くしているようにも思える「今夜は月が出ないかも知れないよ」と一応言っておく。
話はあちこちに飛び、何かの弾みに、「今日は高村さんはボスだから」とサイフが言うが、「もちろん私はボスモンキーである」と答えると、すぐに大慌てて「ノーノー」とみんなで否定する。ちょっと一呼吸ついて静かになってから、「でもお前は一瞬、イエスと言ったな、そう聞こえた」と言うと、みんなどっと笑ってサイフは両手を振り回して弁明に努める。
最後に写真を撮りあったりしてから、全員が短いスピーチをする。サイフとジニアはベンガル語で、後は英語で話す。アザットが話した後、
新しい工事を始めると色々なことが起こってきます、それには、今夜のようにみんなの気持ちが通い合って、フレンドリーで強い信頼があることが大切で、それが安全な工事に結びつきます、また明日から、この信頼を大切にしながら、私たちの初めての、このメンバーとしたら大きい工事に向かっていきましょうと話し散会した。
いろいろな話が出て、笑いが絶えない良い集まりだった。外に出るともう10時に近いというのににぎやかに人々が行き交い、帰る方面別に二人ずつリキシャで帰宅する。ホテルへ帰るパルフエスと私はリキシャ代10タカ(10円)で5タカづつ払う。ちなみに今夜のパーティ代は1700タカくらいで、私が払うと言っていたのでそのようにした。安くて気持ちの良いレストランだった。
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