あらかね(仮)

いつか(絶対)開くぞ着物カフェ
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台所で染め物

2013年05月16日 22時48分14秒 | ハンドメイド
ちょこ太でございます。最近着物を着てないのでそろそろ禁断症状が出そうな雰囲気です。
さて。
ところで皆様、半襟は白がお好きですか?それとも色柄物?このブログをお読みになって
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、私らコンビは白い半襟はあまり使いません。
どうも原因は子どもの頃に耽溺したNHKの人形劇「里見八犬伝」にあるのではないかと話
したことがあります。辻村ジュサブローさんの着物コーディネートがしっかり根を下ろしてい
ると申しましょうか。柄の半襟をたっぷり見せる着方が好きです。
とまあ、そんな事を言っておりますが、ワタクシの場合はそれに加えて「真っ白」は顔色が
悪く見えてしまうというのが一番の理由ですね。でも白に近い色の無地じゃないとイカンと
いうこともある。そういう時には自分で染めた半襟を使います。
よく使うのは「栗」。生栗の鬼皮を剥いて鍋で煮だし、その上に蒸し器をセットして実を加熱
すると、染液と蒸し栗が出来上がるという寸法です(笑)。栗が好きなので1シーズンに5回
位は染めますが、一枚を5回染め重ねるわけですね。
ほうれん草で染めたこともあります。要はおひたしのゆで汁です。漉して汚れを取り除き、人
肌程度に冷ました中に濡らして絞った半襟をどぼんと浸して一晩放置。2回程度のうっすら
そまった程度の色が使いやすいですね。あとよく染まるのはタマネギの皮。
染色も科学的にちゃんと布と水と染料の比率が出来ていますが、私は面倒臭いので適当です。
色止めも媒染も、気が向かなかったらやりません。
きっちりやりたい方は本も色々ありますので読んでみて下さい。結構楽しいですよ。

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