JabBee's note

キクチシゲルの日々の泡・・・

Culver City Dub Collective / DOS

2011-10-06 23:16:18 | 日々のこと
この時期。いつの間にか夏が終わり、朝とかちょっと空気が冷たく、昼間の間も空気が澄みだして、夜になると肌寒い。
俺は、夏が一年で一番好きな季節なのだが、この時期もとても好き。
これから晩秋にかけて、日に日に夕暮れが早くなり、夜が長くなっていく。
こんな季節に、俺はなぜかレゲエとかダブとか聴きたくなる事があるのだ。
それも、ゆったりしたやつが。

そんな夜に、このCulver City Dub Collectiveは最高なのだ。
揺ったりしたテンポの心地よいダブミックス。
アメリカのカリフォルニアを拠点とする、ごった煮ダブ集団。
全面的にドラムを叩いているのはジャックジョンソンのバンドのアダムトポル。
曲によってはベースにやはりジャックジョンソンバンドのmerloのクレジットも見つかる
他にもパーカッションにベンハーパーのバンドのleon mobleyの名前があったり、一曲ワイゼンボーンでベンハーパーの名前もある。
そうそう、一曲ジャックジョンソンもうたってギター弾いてる。

かなりのディレイの施されたトランペット、大々的なホーンセクション、多彩なパーカション、オーガスタパブロ的メロディカ、なぞのサンプル音や、エレクトロニカ的要素も散りばめられる。
半分くらいがインストもので、なんとも気持ちいい。
曲もほのぼのしたものから、ダークなもの、ポップなもの、はては中近東あたりを想起させるメロディーがあったり、これぞレゲエってのがあったり。
多彩だ。

そのグルーヴはゆったりしていながらも、実はタイトで、cooooooolだ。
全体的にカラッとしているのは、やはりカリフォルニア効果かな。

一度ライヴを見てみたいんだがなあ。
ミックスのセンスはやばいね。何気なく聴いていても耳を奪われてしまうシーンがたくさんある。
こういうダブもあるんだなあ。
2007年。LA。



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